WSOPの$50,000 Poker Players Championship(PPC)が開催されています。
正式名称は「$50,000 Poker Players Championship(PPC)」で、複数種目のポーカーをプレイするため、幅広い対応力が求められる高額イベントです。
国内にもJOPTのPPCがありますが、WSOP PPCとは採用されているゲーム形式が異なります。
JOPTはNLHイベント、WSOPは9ゲームMIXで行われます。
日本人プレイヤーは、分かっている範囲で3人が参加しており、Day 2終盤時点でチップを持って残っているのはYosuke Mikiさんです。
【この記事で分かること】
WSOPのPPCとは?9ゲームで競う大会
9ゲームで総合力を競うMIXゲーム
PPCは「Poker Players Championship」の略称で、WSOPのPPCは9ゲームMIXです。
これにはNLHだけでなく、オマハ、スタッド、ラズや2-7ローボールなども含まれます。
1種目だけの強さでは勝ち切りにくいため、苦手種目で減らしすぎず、得意種目でしっかり伸ばすことが求められます。
| ゲームと概要 |
|---|
| No-Limit Hold’em 2枚の手札と、場に出る5枚の共通カードで役を作るゲームです。 ベット額に上限がありません。 |
| Limit Hold’em 使うカードはNo-Limit Hold’emと同じです。 ただし、ベット額が決められています。 |
| Pot-Limit Omaha 4枚の手札から必ず2枚、共通カードから必ず3枚を使います。 ベットはポット額まで可能です。 |
| Limit Omaha Hi-Lo 8 or Better 4枚の手札から2枚、共通カードから3枚を使います。 強い役と、8以下の弱い役でポットを分け合います。 |
| Seven Card Stud 各プレイヤーに配られる7枚のカードから5枚の役を作ります。 共通カードは使わず、自分に配られたカードだけで勝負します。 |
| Seven Card Stud Hi-Lo 8 or Better Seven Card Studと同じく、7枚から5枚の役を作ります。 強い役と、8以下の弱い役でポットを分け合います。 |
| Razz 各プレイヤーに配られる7枚のカードから、最も弱い5枚の役を作ります。 一番弱い役を作ったプレイヤーが勝ちます。 |
| No-Limit 2-7 Lowball Draw 5枚の手札を交換しながら、最も弱い役を目指すゲームです。 ベット額に上限がありません。 |
| Limit 2-7 Lowball Triple Draw 5枚の手札を最大3回交換し、最も弱い役を目指します。 ベット額が決められています。 |
2026年大会の基本情報
2026年大会はラスベガス時間の6月21日から25日まで開催されます。
| 2026年大会の基本情報 |
|---|
| 大会名 $50,000 Poker Players Championship |
| 開催期間 ラスベガス時間 2026年6月21日~25日 |
| 会場 Horseshoe and Paris Las Vegas |
| 形式 9ゲームMIX / 7人テーブル |
| 総エントリー 108 |
| 賞金総額 約8.3億円 |
| スタートスタック 300,000点 |
| レベル 100分 |
| レイトレジスト Day 2 Level 10開始まで |
| リエントリー なし |
JOPT PPCとの違い
PPCと一口に言っても、JOPTとWSOPでは中身が違います。
JOPTのPPCはNLH Poker Players Championship、WSOPのPPCは9ゲームMIXで行われます。
| WSOP PPCとJOPT PPCの違い |
|---|
| 正式名称 WSOP: $50,000 Poker Players Championship JOPT: NLH Poker Players Championship |
| 主なゲーム WSOP: 9ゲームMIX JOPT: NLH |
| 参加費 WSOP: $50,000 JOPT: 40,000円 |
| スタック WSOP: 300,000点 JOPT: 50,000点 |
| 大会の性格 WSOP: 少人数寄りの高額MIXゲーム JOPT: 参加人数数千人規模の人気NLHイベント |
| 勝ち切るための軸 WSOP: 複数ゲームを横断する安定感 JOPT: 大規模NLHフィールドでの対応 |
JOPTはNLHの大型タイトル、WSOPはMIXゲームの総合タイトルで、同じPPCでも、求められるスキルや戦い方には大きな違いがあります。
JOPT GamesではNLH以外のゲームも遊べます。
PLOや6+など、アプリ内でいろいろな種目に触れたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

日本勢は?Yosuke Mikiさんが残る
日本人プレイヤーは、分かっている範囲で3人が参加しました。
参加が確認できているのはYosuke Mikiさん、木原直哉さん、ナーツゴンニャー中井さんで、Day 2終盤時点で残っている日本人プレイヤーはYosuke Mikiさんです。
| 日本勢の状況 |
|---|
| Yosuke Mikiさん Day 2でチップを持って残っており、PokerNewsのチップカウントでは1,425,000点、5位に掲載されています。 |
| 木原直哉(Naoya Kihara)さん 2026年PPCに参加。2022年PPCでは3位に入賞しています。 |
| ナーツゴンニャー中井(Ryuta Nakai)さん 2026年PPCに参加。海外イベントでも結果を残しています。 |
Yosuke Mikiさん

Yosuke Mikiさんは、Day 2終盤時点でチップを持って残っている日本人プレイヤーで、PokerNewsのチップカウントでは1,425,000点の5位に入っています。
スタートスタックの300,000点から大きく上積みしており、上位争いに残っています。
PPCでは、チップを増やす場面だけでなく、苦手種目で大きく失わない対応力も重要になります。
ホールデムだけでなく、オマハ、スタッド、ラズや2-7ローボールなども回ってくるため、種目ごとの対応力が問われます。
ナーツゴンニャー中井さん

ナーツゴンニャー中井さんも2026年PPCに参加した日本人プレイヤーの一人で、海外イベントでも結果を残しています。

木原直哉さん

画像:PokerNews
木原直哉さんも2026年PPCに参加した日本人プレイヤーの一人で、PPCと相性のいいMIXゲームの名手です。
今年のWSOPでも、すでに複数種目で大きな結果を残しています。
木原さんはWSOPブレスレットを3本持っており、2022年のPPCでは3位に入賞しています。
2026年WSOPでは、No-Limit 2-7 Lowball DrawとSeven Card Studを制しています。
PPCにはローボール、スタッド、オマハ系が入るため、木原さんの得意分野と重なる部分が多い大会です。


PPCが権威あるタイトルである理由
チップ・リースの名前を冠したトロフィー
PPCの歴史で外せない名前が、デビッド・”チップ”・リース(David “Chip” Reese)です。
リースは2006年WSOPの$50,000 H.O.R.S.E.を制した人物で、死去後、このイベントの流れをくむトロフィーにその名が刻まれました。
ネグラヌとミズラキの優勝が示す
大会の重み

2024年のPPCは、ダニエル・ネグラヌが制しました。
ネグラヌにとって7本目のWSOPブレスレットで、2013年以来となるWSOPタイトル獲得でした。

2025年はマイケル・ミズラキが勝ち、PPC通算4勝目を果たしました。
ミズラキは2010年、2012年、2018年にもPPCを制しています。
歴代優勝者には、ネグラヌ、ミズラキ、ブライアン・ラスト、フィル・ヒューイなどが並びます。
日本勢はどこまで戦えるのか
PPCは、派手なオールインや大規模フィールドの熱狂とは少し違う大会です。
種目が替わるたびに有利不利が入れ替わり、NLHだけでは見えにくい総合力の差が、少しずつチップに表れます。
だからこそ、PPCで結果を残すことは、幅広い種目に対応できるプレイヤーとしての評価につながります。
日本勢がどこまで戦えるのか、そして世界のMIXゲーム巧者たちがどの種目で差をつけるのか。
2026年のPPCは、結果だけでなくチップ推移や種目ごとの攻防にも注目したいイベントです。


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