WSOPで世界に挑んだ日本人プレイヤーたち!歴代の有名プレイヤーと獲得賞金まとめ

WSOP 日本人

ポーカーの世界最高峰の舞台であるWSOPは、
世界中のトッププレイヤーが集結する大会として知られています。

近年では、WSOPブレスレットを獲得する日本人プレイヤーや、メインイベントで上位入賞を果たす選手も現れ、日本勢の活躍が目立つようになってきました。

この記事では歴代のブレスレットホルダーから近年WSOPで賞金を獲得したプレイヤーまで、
その戦績をまとめて紹介します。

目次

日本人WSOPブレスレットホルダー

WSOPで日本人として優勝したプレイヤーを、最新順にまとめました。

プレイヤー名
(敬称略)
トーナメント名
2025Ryutaro Suzuki
(2本目)
$3,000 T.O.R.S.E.
2025Shiina Okamoto
(2本目)
$1,000
Ladies Championship
2024Shiina Okamoto
(1本目)
$1,000
Ladies Championship
2023Masashi Oya$100,000 + 3,000 NLH –
Ultra High Roller
2023Satoshi Tanaka※$1,000 Tag Team
2023Ryutaro Suzuki
(1本目)
$3,000 Nine Game Mix
2022Shota Nakanishi$10,000 NLH 
Short Deck – 6-Handed
2021Motoyoshi
Okamura
$1,500 Mixed NLH/PLO
2015Takahiro Nakai$1,000 NLH
2012Naoya Kihara$5,000 PLO 6-Handed
※Satoshi Tanakaさんはタッグチームによる獲得

以下の記事では、本記事で紹介しきれない2025年WSOP全体の日本人入賞結果をまとめています。

Ryutaro Suzukiさん

Ryutaro Suzukiさん
Ryutaro Suzukiさん

Ryutaro SuzukiさんはMixゲーム(複数種目を組み合わせたフォーマット)を主戦場としているプロポーカープレイヤーで、その実力は日本トップクラスとも言われています。

Mixゲーム解説教材『Mix Poker Perfect Guide』をリリースしており、コーチングや実況・解説の活動も並行して行っています。

2025年、WSOP「$3,000 T.O.R.S.E.」で522名の参加者のなかから優勝を果たし、賞金約3,900万円を獲得しました。
この勝利により、日本人としては2人目となる「2本のブレスレットを獲得したプレイヤー」となりました。

【T.O.R.S.E.とは】

T.O.R.S.E.は5種目を一定時間ごとに順番にプレイするミックスゲームで、種目名の頭文字を取ったフォーマットです。

  • T:2-7 Triple Draw
    (数字の小さい役ほど強い
    「ローボール」のドローポーカー)
  • O:Omaha Hi-Lo(8 or Better)
  • R:Razz
    (役の弱さで競うスタッドポーカー)
  • S:Seven Card Stud
  • E:Eight or Better(Stud Hi-Lo)

ノーリミットホールデムと異なり、すべてフィックスドリミット(ベットやレイズ額が固定)で行われ、各種目の知識と戦略が等しく問われる総合力勝負となります。

ヘッズアップの様子を振り返る

13時間を超える長丁場となった最終日、イギリスの強豪Toby Lewis(トビー・ルイス)さんとの一騎打ちとなりました。

ヘッズアップ開始時のスタックはRyutaroさん約732万点、Lewisさん約1,357万点とLewisさん有利の状況からのスタートでしたが、ヘッズアップが始まると、両者の得意種目がはっきりと分かれる展開となります。

Toby Lewisさん
  • Ryutaroさんが優勢だった種目:
    2-7 Triple Draw

    「8ロー(8を頭とする5枚のローハンド)」を複数回完成させ、Lewisさんからチップを引き出しました。
  • Lewisさんが優勢だった種目:Stud系
    一方、Stud(セブンカードスタッド)のラウンドではLewisさんがポットを取り返し、一時はRyutaroさんを最大3対1のスタック差まで追い込みます。

種目が切り替わるたびに主導権が入れ替わる、両者の地力が拮抗した展開が続きました。

その後、Ryutaroさんは再び2-7 Triple Drawで「8ロー」を完成させてダブルアップに成功し、形勢を逆転します。

2-7 Triple Draw8ローとは

2-7 Triple Drawは「低い数字を作る特殊ルールのポーカー」で、「8ロー」とは、「一番高いカードが8のロー役」という意味。
例えば「8-5-4-3-2」のような手のこと。

  • 最終ハンドの決着

最終ハンドの種目はRazz(役の弱い順に強いスタッドポーカー)でした。

LewisさんのオールインにRyutaroさんがコールし、両者は最後の7枚目のカードを引く局面まで進みます。

Ryutaroさんは7枚目のカードで8ローを完成させ、Lewisさんの「9ロー」を上回って優勝が決定しました。

Ryutaro Suzukiさんが仲間と一緒にガッツポーズしている写真
  • インタビュー

PokerNewsの取材に対し、通訳を通じて
「結果が出てとても嬉しい。かなりタイトなスケジュールで疲れていたが、最後に目標を達成できた」と語っています。

取材記事はこちら▷

※なお、このトーナメントでは日本人プレイヤーのKoji Fujimotoさんが3位に入賞し、賞金約1,900万円を獲得しています。

WSOPでの主な成績

トーナメント名順位獲得賞金
2025$3,000 T.O.R.S.E.1位約3,900万円
2024$10,000 Dealers Choice
Championship
3位約2,100万円
2023$3,000 Nine Game Mix –
7-Handed
1位約3,200万円
その他のWSOPの成績
スクロールできます
トーナメント名順位獲得賞金
2025$10,000 WSOP Main Event World Championship1206位約250万円
2025$3,000 NLH – 6-Handed139位約90万円
2025$10,000 Limit Razz Championship10位約350万円
2025$1,500 Limit Razz60位約45万円
2025$1,500 Limit Badugi29位約68万円
2025$1,500 Limit Seven Card Stud12位約70万円
2025$1,500 Limit Omaha 8 or Better 8-Handed94位約44万円
2024$1,500 Limit Seven Card Stud Hi-Lo 8 or Better10位約130万円
2024$1,500 Limit 2-7 Triple Draw Lowball – 6-Handed24位約75万円
2024$1,500 NLH – 6-Handed214位約47万円
2023$1,500 NLH – Shootout40位約85万円
2023$10,000 No Limit 2-7 Draw Lowball Championship15位約290万円
2023$1,500 Limit 2-7 Triple Draw Lowball57位約39万円
2023$1,500 Mixed Games: Eight-Game Mix – 6-Handed69位約45万円
2022$400 Pot Limit Omaha – PLOSSUS ONLINE80位約24万円
2022$100 NLH – FLIP & GO ONLINE563位約8万円
2022$700 NLH – Million Dollar Bounty1755位約15万円
2021$400 NLH- COLOSSUS ONLINE721位約18万円
2020$100 NLH – WSOP Millions472位約13万円

Ryutaroさんは、WSOPブレスレットイベントの7人目の日本人優勝者です。
当時のレポートは、以下の記事で読むことができます。

Shiina Okamoto – 岡本詩菜さん

岡本詩菜さん
岡本詩菜さん

岡本詩菜さんは、世界中のポーカー大会で結果を残し続ける、日本人女性生涯獲得賞金ランキング首位のポーカープレイヤーです。

日本最大級のポーカー大会JOPT」の公式アンバサダー、ポーカートレーニングツールGTO Wizard」のチームプロにも就任しています。

2024年に「$1,000 NLH – Ladies Championship」で日本人女性初のブレスレットを獲得した翌2025年6月、再び同イベントを制し連覇を達成しました。
これにより、日本人として初めて2本目のWSOPブレスレットを獲得したプレイヤーとなりました。

【同時に成し遂げた2つの偉業】

  • 日本人初となる2本目のブレスレット獲得
  • WSOP 「Ladies Championship」史上
    3人目となる連覇

この快挙の裏には、2023年から続く3年間の歩みがあります。

2023年:準優勝という”忘れ物”

岡本詩菜さん

2023年、岡本さんはWSOP「$1,000 Ladies Championship」に初挑戦し、当時のイベント史上最多となる1,295名のエントリーを勝ち抜き、ファイナルテーブルへ進出しました。

ファイナルテーブルにはチップリーダーとして進出したものの、最終的にタマール・アブラハム(Tamar Abraham)さんにヘッズアップで敗れ、2位(賞金約1,800万円)となりました。

敗退直後、岡本さんはX(当時Twitter)に以下のような投稿をしています。

「こんなに分散の高いトナメで運良くここまで来れることは、人生でもう二度とないかもしれない。

メンタルコントロール含め実力不足を感じたけど、きっとみんな一度は通る道だと思って、もっと勉強して経験を積んでまたこの場に戻ってきたいです。

応援ありがとうございました。
これは第一章です

引用:岡本 詩菜さんX

2024年:去年の忘れ物を回収し、
日本人女性初のブレスレット獲得

岡本詩菜さん

翌2024年、岡本さんは再びWSOP「$1,000 Ladies Championship」にエントリーします。

大会Day 2通過の段階でSNSに去年の忘れ物を回収したいという趣旨の投稿を行っていた岡本さんは、1,245名のフィールドを勝ち抜きファイナルテーブルに進出します。

ヘッズアップでは、WSOPサーキットリングを2回獲得しているジェイミー・カーステッター(Jamie Kerstetter)さんとの戦いを制して見事優勝。
賞金約2,700万円を獲得し、日本人女性として初のWSOPブレスレットホルダーとなりました。

優勝直後のインタビューでは、「ヘッズになった時から、あまり気負わなければ優勝できると思っていたので、やっと優勝できたとほっとした気持ちでした」と振り返っています。

2024年優勝インタビューはこちら▷

また、岡本さんは当時、自身のXで以下のように投稿しています。

WSOP Ladies優勝!!
去年の忘れ物、回収させてもらいました。

優勝したらブレスレットはこう持つって
ずっと決めてたんだよね。

これは第二章です

引用:岡本 詩菜さんX投稿

2025年:史上初の連覇達成

岡本詩菜さん

2025年、岡本さんは同イベントで連覇を達成しました。
参加者数は前年を上回る1,368名で、「Ladies Championship」史上最多のフィールドとなります。

優勝賞金約2,900万円を獲得し、日本人として初めて2本目のWSOPブレスレットを獲得するとともに、2000年・2001年に同イベントで連覇を達成したナニ・ドリソン(Nani Dollison)さん以来約24年ぶり、史上3人目の連覇となりました。

ヘッズアップの様子を振り返る

ヘッズアップは、WSOPサーキットリングホルダーであるヘザー・アルコーン(Heather Alcorn)さんとの一戦となりました。

開始時のスタック差は、岡本さん約2,510万チップに対しアルコーンさん約227万チップと、岡本さんが約11倍のスタック差で有利な状況からのスタートでした。

  • 序盤からビッグポットが動く展開

しかし、1ハンド目でアルコーンさんが「Q♥9♠」でオールインを敢行。

岡本さんは「10♠7♣」でコールしたものの、フロップ「7♦2♣Q♠」でアルコーンさんが逆転し、ダブルアップを許す展開となります。

その後もアルコーンさんは細かくチップを取り戻していきましたが、岡本さんはスモールポットを積み重ね、徐々にリードを広げていきます。

岡本詩菜さん
  • ラストハンド

ラストハンドは、岡本さんがスモールブラインドから「9♠9♣」でリンプイン(レイズせずに最低額のベットで参加すること)したところから始まりました。

ビッグブラインドのアルコーンさんが「A♦2♠」でオールインを選択し、
岡本さんはスナップコール(即座にコールすること)。

岡本詩菜さん

開かれた3枚のフロップは「3♥10♠K♣」。
ターンは「J♥」でした。

アルコーンさんはストレートドローとなり、リバーで「A」か「Q」を引けば逆転という場面まで持ち込みます。

岡本詩菜さん

リバーカードに落ちたのは「3♣」でした。
岡本さんのポケット9がそのまま勝利を収め、優勝が決定しました。

※なお、このトーナメントではSumire Uenomachiさんが7位に入賞を果たしています。

岡本さんは、「Ladies Championship」での戦い方について、「相手のアクションから感情の動きやティルト(冷静さを失った状態)を推し量ることを意識している」とインタビューで明かしています。

2025年出場前インタビューはこちら▷

優勝後、岡本さんはX上で簡潔に
I defended.(訳:防衛しました。)」と投稿。
続けて「伝説作りました。第3章完結です。」と綴りました。

2023年の準優勝から始まった岡本さんの「Ladies Championship」における3年連続ファイナルテーブル進出が、2026年WSOPでも続いていくのか、注目が集まります。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2025$1,000 NLH –
Ladies Championship
1位約2,900万円
2024$1,000 NLH –
Ladies Championship
1位約2,700万円
2023$1,000 NLH –
Ladies Championship
2位約1,900万円
その他のWSOPの成績
スクロールできます
トーナメント名順位獲得賞金
2026€5,300 WSOPE Main Event37位約720万円
2025$800 NLH – Deep Stack196位約30万円
2025$1,979 NLH – Poker Hall of Fame Bounty107位約60万円
2025$1,500 NLH – Millionaire Maker1388位約50万円
2025$1,500 NLH – Monster Stack785位約50万円
2025$700 + 300 NLH – Mystery Millions2414位約20万円
2024$3,300 NLH – High Roller3位約340万円
2024$10,000 NLH – Main Event World Championship1407位約240万円
2024$600 NLH – Deep Stack World Championship618位約20万円
2024$1,500 NLH – Millionaire Maker622位約70万円
2023$1,000 NLH – Flip & GO122位約30万円
2023$10,000 NLH – Main Event1060位約270万円
2023$1,500 NLH – Millionaire Maker641位約60万円
2022$500 NLH – Ladies Championship ONLINE40位約10万円
2021$400 NLH – COLOSSUS953位約10万円
2021$500 NLH323位約10万円
2021$50 NLH – The Return ONLINE666位約5万円

WSOP 「Ladies Championship」連覇の詳細や、
現地での反応については、以下の記事で詳しく紹介しています。

Masashi Oyaさん

Masashi Oyaさん
Masashi Oyaさん

Masashi Oyaさんは、2021年末にライブトーナメントで初めて入賞を記録してから、わずか2年で日本人歴代最高のWSOP獲得賞金額を記録したプレイヤーです。

PokerGO Tourに継続的に参戦しているほか、
US Poker Openなどの北米ハイローラー大会にも出場経験があります。

2023年12月、バハマのAtlantis Resortで開催されたWSOP Paradiseの「$100,000 + 3,000 NLH – Ultra High Roller」で優勝し、約4.6億円を獲得しました。

ヘッズアップの様子を振り返る
Masashi Oyaさん

ファイナルテーブルではOyaさんがチップリードを維持しつつ、Leon Sturm(レオン・シュトゥルム)さんを飛ばし、Oyaさんはヘッズアップに進みました。

相手はGGPokerアンバサダーのJason Koon(ジェイソン・クーン)さん。
ヘッズアップ突入時点でOyaさんはKoonさんに対し、ほぼ3対1のチップリードを持っていました。

  • 最終ハンド

最終ハンドでは、KoonさんがQ♠6♥でボタンからリンプイン
OyaさんはT♣6♣持ちでチェックします。

フロップは9♦7♥5♦と、この時点では両者ともに6を持っており、ターンで8が落ちればストレート完成となる状況でした。

そしてターンに「8♣」が落ちたことで両者ともにストレートが完成しますが、Oyaさんが持つのは6〜Tの上位ストレート。
KoonさんのQ♠6♥による5〜9のストレートを上回る手で、Oyaさんが勝負を仕掛けます。

クーンさんは長考の末「チョップ(引き分け)だといいんだが」と語りながらコールしましたが、Oyaさんのストレートが勝利し、優勝が決まりました。

Oyaさんはインタビューの際、通訳を通じて「これほど規模の大きなトーナメントで初ブレスレットを獲得できたことを大変喜んでいる」と述べました。

この優勝によりOyaさんは、日本人プレイヤーとしては史上9枚目のブレスレット獲得となりました。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2024$25,000 NLH – High Roller –
6-Handed
6位約3,600万円
2023$100,000 + 3,000 NLH –
Ultra High Roller
1位約4.6億円
2022$100,000 NLH –
High Roller 8-Handed
8位約3,300万円
その他のWSOPの成績
スクロールできます
トーナメント名順位獲得賞金
2025$25,000 + 1,000 NLH – Super Main Event425位約790万円
2025$50,000 NLH – High Roller – 8-Handed14位約2,300万円
2024$10,000 + 400 Pot Limit Omaha – Paradise28位約330万円
2024$2,500 + 250 NLH – Mini Main Event75位約180万円
2023$740 + 60 NLH – Flip & Go6位約310万円
2023$50,000 + 2,000 NLH Super High Roller16位約1,500万円
2023$25,000 + 1,000 NLH – GGMillion$
High Rollers Championship
66位約720万円
2023£700 + 70 NLH -Monster Stack9位約100万円
2023$1,000 NLH – Flip & GO23位約100万円
2023$2,500 NLH192位約80万円
2023$50,000 NLH – High Roller – 8-Handed16位約1,400万円
2023$25,000 NLH – High Roller – 8-Handed41位約630万円
2022$210 NLH – Million Dollar Bounty ONLINE412位約30万円

この優勝の詳細、ファイナルテーブルでの各ハンドの展開やヘッズアップの詳細については、以下の記事で紹介しています。

Satoshi Tanakaさん

左:Michael Savakinas(マイケル・サヴァキナス)さん
右:Satoshi Tanakaさん

アメリカ・オハイオ州を中心に活動しているSatoshi Tanakaさんは、Michael Savakinas(マイケル・サヴァキナス)さんと組み、2023年のWSOP「1,000 NLH – Tag Team」で優勝しました。

同イベントとしては当時史上最多エントリーとなる1,282チームの中から勝ち抜き、
約3,000万円とブレスレットを獲得しています。

ヘッズアップの様子を振り返る
  • 激闘の攻防戦

ヘッズアップは、Vincent Moscati(ヴィンセント・モスカティ)さんとTanner Bibat(タナー・ビバット)さんペアとの勝負となりました。

Tanakaさんペアが4対1のチップリードを奪う場面もあれば、一時は8対1と大きくリードを許す場面もあるなど、激しい攻防が続きます。

その中でオールイン勝負に連続で勝利し、チップリードを取り戻しました。

  • 連続のダブルアップ

1ハンド目:
A♠K♦を持つTanakaさんは、フロップでストレートが完成し、Moscatiさんの10♥7♦(2ペア)を上回りダブルアップ。

2ハンド目:
TanakaさんがJ♥3♥のツーペアでMoscatiさんのQ♦4♦を退けダブルアップ。

  • 決定的な大勝負

TanakaさんがA♠K♦でオールインし、Moscatiさんは7♥7♦でコール。
ボードには4♣K♥K♣J♥10♣が落ち、Tanakaさんが「K」のトリップスで勝利しました。

この一撃でMoscatiさんペアの残りチップは約180万となりました。

  • ラストハンド

Bibatさんがボタンから残り250万チップをK♠3♠でオールインし、TanakaさんはK♥8♣︎でスナップコールしました。

フロップは8♠4♣A♥と落ち、この時点でTanakaさんペアはエイトのワンペア。
Bibatさんペアが逆転するには、ターンとリバーの2枚連続で「3」を引き当てる必要があり、逆転の可能性はほぼ消えた状況でした。

ターンの3♣でわずかに可能性が見えたものの、リバーはJ♦。
TanakaさんペアがK・8の2ペアで勝利し、優勝が決まりました。

Tanakaさんは勝利後のインタビューにおいて、勝因を2点挙げました。

【勝因】

  • ポーカー以外の場でも友人として気が合う関係性であり、チームとして互いに助け合えた
  • 交代のタイミングと頻度に関する戦略が優位性を生んだ

ファイナルテーブル開始時にレベルが上がるタイミングで交代するという戦略が、大会における大きなアドバンテージになったと説明しました。

インタビューはこちら▷

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2024$800 NLH – Deepstack18位約240万円
2023$1,000 NLH – Tag team1位約1,500万円
2020$400 NLH – Freezeout2位約1,100万円

Shota Nakanishiさん

Shota Nakanishiさん
Shota Nakanishiさん

Shota Nakanishiさんは、ABEMAが主催したPOKER INVITATIONALにも招待プレイヤーとしての出場実績もある、Short Deck(ショートデック)のスペシャリストです。

2022年のWSOP「$10,000 NLH – Short Deck – 6-Handed」を優勝し、賞金約4,400万円を獲得しました。

ショートデックとは

ショートデックとは、「2,3,4,5」のカードを抜いた36枚デッキで行う変則ホールデムのことを指します。

36枚デッキではフルハウスを作るのが相対的に簡単になるため、フラッシュとフルハウスの強さが逆転します。

また、2〜5のカードがないため「A,6,7,8,9」でストレートになります。

ヘッズアップの様子を振り返る

ヘッズアップ突入時、ShotaさんはアメリカのBen Lamb(ベン・ラム)さんに対してほぼ2対1のチップリードを持っていました。

Ben Lamb(ベン・ラム)さん
  • 決定的な大ポット

Lambさんがじわじわと追い上げ、Shotaさんのチップリードが約1.5倍となった時、大きく試合が動きました。

フロップK♠9♦6♥で両者チェック。ターンに9♥が落ちると、ラムさんが15万チップをベットしました。

Shotaさんはレイズし、ラムさんがさらに3ベット(100万チップ)のブラフを仕掛けましたが、Shotaさんはコール。

リバーにJ♠が落ちて両者チェックとなり、Shotaさんが9のトリップスを完成させて大きなポットを獲得し、チップリードを大きく広げました。

Shota Nakanishiさん
  • ラストハンド

ショートスタックとなったLambさんが約140万チップをA♥Q♦でオールイン
ShotaさんはA♦K♣でコールしました。

ボードは 7♦6♣6♦J♦8♥と展開し、両者とも役はできず、最後はShotaさんがキッカー勝負に勝ち、優勝が決まりました。

Shota Nakanishiさん

Shotaさんはその後も2024年のWSOP「$10,000 Super Turbo Bounty 8-Handed」で準優勝し、賞金約6,400万円を獲得しています。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2024$7,000 + 3,000 NLH –
Super Turbo Bounty
– 8-Handed – Freezeout
2位約6,400万円
2022$10,000 NLH – Short Deck
– 6-Handed
1位約4,400万円
2022$10,000 NLH –
Heads-Up Championship
4位約1,500万円

Shotaさんの入賞結果を振り返りたい方は、
以下の記事も合わせてご覧ください。

Motoyoshi Okamuraさん

Motoyoshi Okamuraさん
Motoyoshi Okamuraさん

「ふぁるこん」のニックネームで知られるMotoyoshi Okamuraさんは、芸能プロダクションでアイドルプロデュースを本業とするポーカープレイヤーで、コロナ禍にライブ活動が制限された期間にポーカーを開始しました。

2021年のWSOP「$1,500 NLH/Pot Limit Omaha – 8 Handed」で、Rafael Mota(ラファエル・モタ)さんとのヘッズアップを制し約3,300万円を獲得しました。

ヘッズアップの様子を振り返る

ヘッズアップ開始時点はほぼ互角のスタックで、両者とも慎重にレンジを探る展開でしたが、そこからMotaさんがPLOでエクイティの高い局面を積極的なベットにつなげ、徐々にポットを積み上げていきました。

小~中ポットを継続的に取り続けた結果、約40分ほどの間にスタックは約4対1まで広がり、Motaさんが圧倒的なリードを築きました。

転機となったのはNLHラウンドでの一連のハンドです。

Motaさんのボタンから42万のレイズにOkamuraさんがコール。

フロップが5♥5♣3♣でOkamuraさんはチェックし、Motaさんのベット30万にコールしました。

ターンは6♣で、両者チェック。
リバーは3♠で、Okamuraさんが先に70万をベット、Motaさんはフォールドし、Okamuraさんがポットをチップを奪い返し、逆転しました。

Motoyoshi Okamuraさん
左:Rafael Mota(ラファエル・モタ)さん
右:Motoyoshi Okamuraさん
  • ラストハンド

決着はPLOで訪れました。
MotaさんがボタンからA♥K♥K♦7♦でリンプインしOkamuraさんがQ♥10♦8♠5♣でチェック。
フロップは10♥4♥3♠でした。

Motaさんは310万超をオールインし、Okamuraさんのコールで両者のハンドが開かれました。

フロップ時点ではMotaさんが優勢でしたが、ターンにQ♦が落ちてOkamuraさんがクイーンのツーペアで逆転。
さらにリバーにQ♠が落ちたことでOkamuraさんはフルハウスを完成させ、ここで優勝が決まりました。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2024$10,000 Limit 2-7
Triple Draw Lowball
Championship- 6-Handed
17位約340万円
2023$10,000 Pot Limit Omaha
Championship- 8-Handed
64位約320万円
2021$1,500 NLH/Pot Limit Omaha –
8 Handed
1位約3,300万円

Takahiro Nakaiさん

Takahiro Nakaiさん

Takahiro Nakaiさんは、2015年のWSOP「$1,000 NLH」で優勝し、木原直哉さんに続く日本人史上2人目のブレスレット獲得者となった人物です。

ヘッズアップでは、1996年WSOP「$2,500 NLH」のブレスレットホルダーであるMel Wiener(メル・ウィーナー)さんを下し、賞金約6,300万円を獲得しました。

独立した個人投資家としても活動する一方で、ポーカーでは積極的なスチールを好むプレイスタイルを公言しています。

ヘッズアップの様子を振り返る

ヘッズアップでは、Nakaiさんは終始チップリードを保ちましたが、WienerさんもWSOPブレスレットホルダーとして粘り強く抵抗しました。

11レベルにわたる長時間の攻防の末、運営側の判断で翌日に持ち越しとなりました。

最終日はNakaiさんが約1,100万チップ、Wienerさんが約130万チップと、約8倍のチップリードを持った状態でスタートし、比較的短時間で決着する展開となりました。

Takahiro Nakaiさん
Takahiro Nakaiさん
  • ラストハンド

ラストハンドでは、WienerさんにA♠J♦が、NakaiさんはQ♠7♥が配られました。
プリフロップではNakaiさんがコールし、両者がフロップへ。

フロップはQ♥J♣6♠で開かれました。
この時点でWienerさんはJがヒットしたものの、NakaiさんはQのトップペアを完成させ、やや優勢な状況でした。

ターンではK♦、リバーで 9♣が落ち、そのままNakaiさんが勝利し、優勝とブレスレット獲得が確定しました。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2017$888 NLH – Crazy Eights413位約50万円
2015$1,000 NLH1位約6,300万円
2015$1,500 NLH Bounty196位約30万円

Naoya Kihara – 木原直哉さん

Naoya Kiharaさん
Naoya Kiharaさん

Naoya Kihara(木原直哉)さんは、日本人初のWSOPブレスレット獲得者として知られるプレイヤーです。

2012年6月には、WSOP「$5,000 Pot-Limit Omaha 6-Handed」で419名のエントリーを勝ち抜き、
Christopher DeMaci(クリストファー・デマシ)さんとのヘッズアップを制して優勝賞金約1億円を獲得しています。

ヘッズアップの様子を振り返る

Kiharaさんがチップリードを持った状態でヘッズアップが開始し、PLO特有のアクションの多い展開となりました。

ラストハンドは、フロップが2♥A♠J♥でDemaciさんがチェックレイズを返します。
木原さんがさらにレイズを重ねると、Demaciさんがオールイン。

木原さんはK♥J♠6♣Q♥でJのワンペア、一方のDemaciさんは5♣4♠3♣2♠で、ドロー寄りのハンドでコールし、逆転を狙う形となりました。

Naoya Kiharaさん
中央:Naoya Kiharaさん
右:Christopher DeMaci(クリストファー・デマシ)さん

ターン6♦、リバーは7♣で、De Maciさんは複数アウツを引けず、木原さんが日本人初となるWorld Series of Pokerブレスレット獲得を果たしました。

Kiharaさんは、ポーカーの世界大会での優勝と東京大学理学部卒業という実績を糧に、テレビ番組『クレイジージャーニー』や『激レアさんを連れてきた。』など地上波メディアに多数出演しました。

Naoya Kiharaさん
『クレイジージャーニー』に出演されたNaoya Kiharaさん

ポーカーの「競技としての魅力」をメディアなどを通じて発信したことで、ポーカーの国内での認知に大きく貢献したプレイヤーの1人と言われています。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2022$50,000 Poker Players
Championship – 6-Handed
3位約1億円
2022$10,000 Mixed Games –
Dealer’s Choice Championship
5位約1,200万円
2012$5,000 Pot Limit Omaha –
Six Handed
1位約8,000万円
その他のWSOP成績
スクロールできます
トーナメント名順位獲得賞金
2025$10,000 Mixed Games: Dealers Choice Championship16位約350万円
2025$1,500 Mixed Games:
Dealers Choice 6-Handed
41位約60万円
2024$1,500 NLH – The Closer459位約50万円
2024$777 NLH – Lucky 7’s – 7-Handed709位約20万円
2024$10,000 NLH – Main Event
World Championship
894位約350万円
2024$10,000 Limit Seven Card Stud Hi-Lo 8 or Better18位約310万円
2024$10,000 No Limit 2-7 Lowball Draw Championship12位約400万円
2024$2,500 NLH170位約90万円
2024$10,000 Pot Limit Omaha Championship 8-Handed121位約320万円
2024$1,000 Pot Limit Omaha – 8-Handed160位約40万円
2024$10,000 Big O – 5-Card PLO Hi-Lo 8+ Championship23位約400万円
2024$10,000 Limit 2-7 Triple Draw Lowball Championship15位約340万円
2024$1,500 Limit 2-7 Triple Draw Lowball –
6-Handed
85位約50万円
2024$10,000 Limit Omaha Hi-Lo 8 or Better Championship16位約340万円
2024$5,000 Pot Limit Omaha – 8-Handed9位約730万円
2023$2,500 Omaha Hi-Lo 8 /
Seven Card Stud Hi-Lo 8
55位約70万円
2023$3,000 Pot Limit Omaha – 6-Handed123位約80万円
2023$10,000 Pot Limit Omaha Hi-Lo 8 or Better Championship13位約470万円
2022$1,500 NLH – The Closer325位約40万円
2022$3,000 NLH – Freezeout97位約110万円
2022$2,500 Mixed Big Bet19位約100万円
2022$1,500 Mixed Games – Dealer’s Choice3位約820万円
2021$2,500 Nine Game Mix – 6 Handed28位約80万円
2021$1,500 Dealer’s Choice – 6 Handed8位約110万円
2020$1,111 Every 1 for Covid Relief70位約70万円
2019$1,500 Razz45位約40万円
2019$1,500 Dealers Choice – 6-Handed4位約620万円
2018$2,500 Mixed Big Bet18位約90万円
2017$1,500 Razz19位約60万円
2017$1,500 NLH/Pot Limit Omaha – 8 Handed120位約40万円
2017$2,500 Omaha Hi/Lo/Seven Card Stud Hi/Lo Mixed10位約210万円
2017$1,000 Pot Limit Omaha148位約20万円
2017$1,500 Eight Game Mix – 6 Handed43位約40万円
2017$1,500 No Limit 2-7 Lowball Draw13位約70万円
2017$2,500 Limit Mixed Triple Draw Lowball22位約80万円
2016$1,000 NLH Tag Team18位約20万円
2016$1,500 Seven Card Stud Hi-Lo 8 or Better73位約40万円
2016$888 NLH Crazy Eights 8-Handed265位約50万円
2016$1,500 Mixed PLO 8 or Better & Big O82位約40万円
2016$1,500 Seven Card Stud19位約50万円
2016$1,500 Mixed NLH/PLO84位約40万円
2016$3,000 Pot-Limit Omaha Six-Handed57位約80万円
2016$1,500 Omaha Hi-Low Split-
8 or Better
76位約40万円
2016$3,000 H.O.R.S.E.21位約110万円
2016$1,500 H.O.R.S.E.48位約60万円
2016$565 NLH Colossus II2376位約10万円
2015$1,500 Seven Card Stud Hi-Low-8 or Better34位約60万円
2015$1,500 NLH Draft Kings 50/50447位約20万円
2015$1,500 Ten Game Mix Six Handed21位約70万円
2015$1,500 2-7 Triple Draw Lowball (Limit)19位約70万円
2014$3,000 Omaha Hi/Lo54位約80万円
2014$10,000 Seven Card Razz7位約660万円
2014$1,500 Limit 2-7 Draw Lowball33位約40万円
2014$1,500 Seven Card Razz35位約40万円
2013$2,500 2-7 Triple Draw Lowball28位約70万円
2013$10,000 No Limit 2-7 Lowball12位約260万円
2013$2,500 NLH – 6 Handed49位約100万円
2012$10,000 Pot Limit Omaha25位約330万円
2011$10,000 NLH – WSOP Main Event653位約300万円

過去のWSOPで惜しくもブレスレット獲得には届かなかったものの、上位入賞や好成績を残してきた日本人プレイヤーを紹介します。

世界のヨコサワさん

世界のヨコサワさん
世界のヨコサワさん

YouTubeチャンネル世界のヨコサワで登録者数100万人を超える、日本でトップレベルに知名度の高いポーカープレイヤーです。

ポーカー界のアカデミー賞「Global Poker Awards」にて、「ベストパーソナリティ賞」を日本人として初めて受賞した経験もあり、国際的にも高い評価を得ています。

世界のヨコサワさんは、2025年6月10日にWSOP「$25,000 NLH High Roller – 8-Handed」で、
5位入賞を果たし、約6,500万円を獲得しました。

ラストハンドを確認する

ラストハンド、ショートスタックに追い込まれたヨコサワさんは、J♣5♠でオールインしました。

世界のヨコサワさん
画像:世界のヨコサワ YouTube

これに対し、チップリーダーであるAndrew Ostapchenko(アンドリュー・オスタプチェンコ)さんがQ♦3♠でコールしました。

プリフロップの時点では、わずかにQハイのOstapchenkoさんが優勢です。

世界のヨコサワさん ラストハンド
画像:世界のヨコサワ YouTube

フロップは7♣3♥4♣でOstapchenkoさんが「3」をヒット、ヨコサワさんは窮地に立たされます。

ターンは10♣、そしてリバーに10♥が落ち、ヨコサワさんのハイローラー制覇への挑戦はここで幕を閉じました。

世界のヨコサワさん
画像:世界のヨコサワ YouTube

この成績は、ヨコサワさんにとってWSOP自己ベストとなる結果です。

応援席には木原直哉さんも駆けつけ
配信中には日本語コメントが大量に投稿されるなど、日本のポーカーファンの関心を集める結果となりました。

このトーナメントで、Ostapchenkoさんは2位となり、優勝したのはChang Hwan Lee(イ・チャンファン)さんでした。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2025$25,000 NLH – High Roller –
8-Handed
5位約6,500万円
2025$100,000 + 6,000 NLH –
Triton NLHE Main Event
15位約5,100万円
2023$10,000 NLH –
WSOP
Main Event
45位約3,000万円
その他のWSOPの成績
スクロールできます
トーナメント名順位獲得賞金
2025$50,000 NLH – High Roller – 8-Handed26位約1,700万円
2025$10,000 NLH – WSOP Main Event
World Championship
884位約310万円
2025$7,000 + 3,000 NLH – Super Turbo Bounty120位約210万円
2025$300 NLH – Gladiators of Poker1590位約10万円
2025$2,000 NLH66位約110万円
2024$1,000 NLH – FLIP & GO Presented by GG Poker93位約30万円
2024$1,500 NLH – 6-Handed114位約60万円
2023$1,000 NLH – Flip & GO – Presented by GGPoker89位約30万円
2023$1,000 NLH – Tag Team47位約30万円
2023$3,000 NLH126位約100万円
2022$1,000 NLH – Tag Team71位約20万円
2022$1,500 NLH – Millionaire Maker549位約60万円
2022$1,000 NLH – Flip & Go Presented by GG Poker150位約30万円
2021$5,000 NLH – 8 Handed57位約140万円
2021$1,000 NLH – Mini Main Event391位約30万円
2021$1,000 NLH – Double Stack302位約30万円
2021$1,500 NLH – Monster Stack489位約40万円
2014$1,111 NLH – The Little One for One Drop460位約30万円
2014$1,500 NLH – Monster Stack516位約60万円
2014$1,500 NLH – Ante-Up67位約40万円
2014$3,000 NLH73位約110万円
2014$1,500 NLH – Six Handed151位約40万円
2014$1,000 NLH114位約40万円

世界のヨコサワさんは、2023年WSOPメインイベント45位入賞で賞金約3,000万円を獲得し、2025年には年間ライブキャッシュ約3.6円を記録するなど、世界で活躍を続けています。

世界のヨコサワさんの2025年シーズン全体の戦績や年間収支については、以下の記事で紹介しています。

Kei Tanaka – 田中圭さん

田中圭さん
田中圭さん

ドラマ『おっさんずラブ』(2018年)をはじめ、
数々の映画やドラマで活躍する俳優の田中圭さんは、近年ポーカープレイヤーとしても本格的に国際大会へ参戦しています。

2025年7月、WSOPの最終イベントとして開催された「$1,000 NLH – Super Turbo」に出場し、1,935名のフィールドで3位入賞を記録しました。

ラストハンドを確認する

ラストハンドは、ミッチェル・ハイナム(Mitchell Hynam)さんがUTGからオールインを仕掛けます。

田中圭さん

田中圭さんは、ボタンのポジションでコールを選択。

ショーダウンされた両者の手札は、
田中圭さんが K♦6♥、ハイナムさんが A♥Q♠でした。

プリフロップの時点では、田中圭さんは不利な状況です。

田中圭さん

フロップは10♠ 2♣ 3♦、ターン4♣、リバー8♠と展開し、田中圭さんは逆転できず、世界王者まであと一歩というところでの惜敗となりました。

WSOP参戦の経緯について「もともとポーカーは仲間内でしかやらなかったが、友人が海外でポーカープロになった」「普通に時間ができたから行ってきた」と本人がコメントしています。

WSOP 主要成績

大会順位賞金
2025$1,000 NLH – Super Turbo3位約1,700万円

また、2026年5月にはオーストラリアで開催されたAussie Millions「$25,000 Challenge」で、世界のヨコサワさんを飛ばしてファイナルテーブルに進出しました。

Day 2でチップリーダーまで上り詰めましたが、
最終的には7位でフィニッシュとなりました。

Ryuta Nakai – ナーツゴンニャー中井さん

ナーツゴンニャーさん
ナーツゴンニャー中井さん

Ryuta Nakaiさんは、「ナーツゴンニャー中井」のニックネームで知られる日本人プレイヤーです。

ポーカープレイヤーである前に、登録者60万人を超える競馬YouTubeチャンネル『ウマキんグ』を運営するトップ競馬インフルエンサーであることも知られています。

ナーツゴンニャーさん ウマキnグ

2025年WSOPでは、809名のエントリーが集まった「$7,000 + 3,000 NLH – Super Turbo Bounty」で3位入賞を果たし、約6,500万円を獲得しました。

ラストハンドを確認する

ラストハンドは、ボタンのYuya Aritoさんがフォールドした後、SBのNakaiさんがオールインしたことで動き出します。

BBのRainer Kempe(ライナー・ケンペ)さんはオールインにスナップコールします。

ショーダウンされた両者のハンドは、NakaiさんがA♦Q♦、KempeさんがAK♠でした。

ナーツゴンニャーさん
ナーツゴンニャー中井さん

プリフロップではAKのKempeさんが優勢で、Nakaiさんは「Q」を引き当てるしかない状況です。

フロップは8♠5♥6♥で、Nakaiさんにはヒットせず

ターンにK♣が落ちてKempeさんのがヒットし、Nakaiさんの逆転の可能性は消え、この時点で勝敗が確定します。

ナーツゴンニャーさん
ナーツゴンニャー中井さん

惜しくも3位敗退となりました。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2025$7,000 + 3,000 NLH –
スーパーターボバウンティ
3位約6,500万円
2025$25,000 + 1,000 NLH –
スーパーメインイベント
34位約4,200万円
2025$10,000 NLH –
WSOP メインイベント
ワールドチャンピオンシップ
157位約1,100万円
その他のWSOPの成績
スクロールできます
トーナメント名順位獲得賞金
2025$2,500 + 250 NLH – Farewell Hyper Turbo1位約650万円
2025$5,000 + 500 + 5,000 NLH –
Super Turbo Big Bounty
6位約430万円
2025$2,000 + 200 NLH – Daily Deepstack Turbo2位約990万円
2025$1,000 + 100 NLH – Daily Deepstack Hyper Turbo37位約40万円
2025$10,000 Limit Seven Card Stud Hi-Lo
8 or Better Championship
26位約320万円
2025$1,500 NLH – Millionaire Maker1244位約50万円
2025$3,000 NLH – 6-Handed60位約130万円
2025$1,500 NLH – Monster Stack827位約50万円
2025$1,500 Limit Hold’em – 8-Handed16位約80万円

Nakaiさんは、同年3月に韓国で開催されたTritonにも参戦しています。

Tritonで合計約8,700万円を獲得した直後の独占インタビュー記事では、世界トップ層のプレイヤーと対戦した心境や、実力を磨いた5つの方法が本人の言葉で語られています。

Jun Obara – みさわさん

みさわさん
みさわさん

Jun Obaraさんは岩手県盛岡市出身のプロポーカープレイヤーで、みさわ」のニックネームで知られています。

イケブクロギルドでポーカーを始め、2019年9月からは(株)DHPSとプロ契約を結び、海外トーナメントを主戦場に活動の幅を広げてきました

2025年WSOPで開催された「$50,000 NLH – High Roller – 8-Handed」では、4位入賞を果たし、
賞金約1億3,800万円を獲得しました。

ラストハンドを確認する

ラストハンドは、SBのコイ・レ・グエン(Khoi Le Nguyen)さんが、ショートスタックのみさわさんをカバーしている状況でオールインします。

みさわさん

BBのみさわさんはA♠7♥コールし、グエンさんはK♠10♣

プリフロップでは、Aハイのみさわさんが優勢でしたが、フロップには10♦9♣4♣が落ち、グエンさんの10がヒットしてペアとなりました。

みさわさんは一転して劣勢に立たされたものの、4枚目のターンで8♥が落ちたことでオープンエンドストレートドロー(6かJが落ちればストレート)になりました。

みさわさん

しかしリバーはQ♠。
惜しくも捲ることが出来ず、4位での敗退となりました。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2025$50,000 NLH – High Roller –
8-Handed
4位約1億3,800万円
2025$100,000 + 6,000 NLH –
Triton NLHE Main Event
12位約5,700万円
2025$150,000 + 7,500 NLH –
Triton 8-Handed
13位約3,600万円
その他のWSOPの成績
スクロールできます
トーナメント名順位獲得賞金
2025$25,000 + 1,000 NLH –
Super Main Event
169位約1,100万円
2025$5,000 + 300 NLH – Super Colossus16位約310万円
2025$1,250 + 250 + 1,250 NLH –
WSOP Super Circuit
Mystery Bounty
63位約100万円
2025$3,000 NLH302位約90万円
2025$1,500 NLH – Millionaire Maker399位約110万円
2025$1,500 Limit Razz39位約60万円
2025$2,500 NLH51位約170万円
2025$1,500 Limit Badugi49位約50万円
2025$7,000 + 3,000 NLH – Mystery Bounty 8-Handed45位約280万円
2025$5,000 NLH – 8-Handed31位約290万円
2024$400 NLH – COLOSSUS1750位約10万円
2024$3,000 NLH130位約100万円
2024$1,500 NLH – Millionaire Maker1400位約50万円
2024$2,000 NLH125位約70万円
2023$5,000 + 300 NLH –
Main Event
Championship
75位約350万円
2023$3,000 + 300 NLH – 6-Handed112位約80万円
2023$25,000 + 1,000 NLH – GGMillion$
High Roller Championship
15位約1,700万円
2023$1,000 NLH – Flip & GO68位約40万円
2023$10,000 NLH – 6-Handed Championship27位約540万円
2023$1,979 NLH – Poker Hall of Fame Bounty134位約60万円
2023$600 NLH – Ultra Stack1024位約20万円
2023$777 NLH – Lucky 7’s – 7-Handed221位約50万円
2023$7,000 + 3,000 NLH –
Super Turbo Bounty
38位約320万円
2023$5,000 NLH – 6-Handed80位約180万円
2023$1,500 NLH – Millionaire Maker436位約90万円
2022$10,000 NLH – WSOP Main Event994位約270万円
2022$800 NLH – Deep Stack276位約30万円
2022$1,000 NLH – Flip & Go130位約30万円
2022$3,000 NLH173位約80万円
2022$1,500 NLH – 6-Handed140位約60万円
2021$1,500 NLH – The Closer218位約40万円
2021$1,500 NLH92位約50万円
2021$1,000 NLH – Little One for One Drop371位約30万円
2021$1,000 NLH – Mini Main Event340位約30万円
2021$3,000 NLH – 6 Handed5位約1,600万円
2021$1,000 NLH – Double Stack300位約30万円
2021$1,000 NLH172位約30万円
2021$1,500 NLH – Millionaire Maker279位約70万円
2021$1,500 NLH – 6 Handed41位約120万円
2021$500 NLH – The Closer ONLINE127位約60万円
2021$210 NLH – WSOP Bounty
Double MILLION$ ONLINE
980位約20万円
2021$5,000 NLH – Main Event
ONLINE Championship
328位約200万円
2021$200 NLH – Flip & Go Flip ONLINE53位約60万円
2021$315 NLH – Bounty
Deepstack Online
114位約20万円
2021$1,500 NLH – Millionaire Maker ONLINE23位約260万円
2021$1,111 NLH –
Caesars Cares Charity Event ONLINE
100位約50万円
2017$10,000 NLH – Main Event Championship938位約250万円
2017$3,000 NLH65位約130万円

WSOPでの2度の大型入賞に続き、2025年9月には日本人初のTritonでの優勝を達成しています。

2025年の年間獲得賞金は約5.5億円に達し、WSOPからTritonまで世界の舞台で結果を残し続けた一年となりました。
詳細は以下の記事で紹介しています。

Kyosuke Nagamiさん

Kyosuke Nagamiさん
Kyosuke Nagamiさん

Kyosuke Nagamiさんは、2024年WSOPメインイベントで日本人として上位入賞を果たしたプレイヤーです。

10,112名のエントリーが集まった世界最大規模とされるメインイベントの舞台で21位の入賞を果たし、約5,500万円を獲得しました。

プレイスタイルにおいては、GTOの枠にとどまらない、徹底した観察に基づくエクスプロイト(相手の弱点を突くプレイ)を強みとしています。

Nagamiさんは、Malcolm Franchi(マルコム・フランキ)さんとの対決で、A♥9♦を持ちオールイン。
FranchiさんのA♣K♠に敗れ、21位で敗退しました。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2025$10,000 NLH – Mail Event
World Championship
170位約940万円
2025$5,000 NLH – 8-Handed27位約290万円
2024$10,000 NLH – Mail Event
World Championship
21位約5,500万円

Kyosuke Nagamiさんの具体的な勉強法や、トーナメントで勝つためのマインドセットを知りたい方は、以下のインタビュー記事もご覧ください。

Yuya Aritoさん

Yuya Aritoさん
Yuya Aritoさん

Yuya Aritoさんは、2025年のWSOP「$10,000 Super Turbo Bounty」で2位入賞を果たし、
賞金約9,300万円を獲得したプレイヤーです。

同イベントでは、前述したNakaiさん(3位)とともに日本人2名が同時にファイナルテーブル進出という結果を残しました。

ラストハンドを振り返る

ナーツゴンニャー中井さんが3位で敗退した後、ヘッズアップへ突入しました。

Kempeさんが約3,700万チップ、Aritoさんが約1,130万チップと、Kempeさんが約3対1のチップリードを持つ状態でした。

優勝したRainer Kempe(ライナー・ケンペ)さん
  • ラストハンド

Rainer Kempe(ライナー・ケンペ)さんがJ♠5♣でボタンからリンプインし、8♦4♥のAritoさんはBBでチェック。

フロップは4♠9♦5♥で、AritoさんがチェックするとKempeさんが120万をベット。
Aritoさんはここで1,060万チップをオールインしました。

Aritoさんは4のボトムペアで、Kempeさんの5のペアに勝つにはターンかリバーで逆転する必要がありました。

ターンに7♦が落ちてAritoさんがガットショットストレートドロー(6が出ればストレート)となりましたが、リバーは2♠。

Kempeさんの5ペアが勝利し、AritoさんはKempeさんに敗れて2位となりました。

WSOP 主要成績

トーナメント名順位獲得賞金
2025$7,000 + 3,000 NLH –
Super Turbo Bounty
2位約9,300万円
2025$3,000 NLH – Mid-Stakes
Championship
91位約190万円
2025$3,000 NLH293位約90万円

まとめ|WSOPで活躍する
日本人プレイヤーは毎年増加している

WSOPは世界中のプレイヤーが集う大会ですが、
日本人のブレスレット獲得者は8名に達しました(オンラインを除く)。

特に近年は、岡本詩菜さん・Ryutaro Suzukiさんの2本目ブレスレット獲得、ナーツゴンニャー中井さんのファイナルテーブル進出など、日本人プレイヤーが世界の舞台で結果を残しています。

WSOPで実績を残してきたプレイヤーから、
近年活躍しているプレイヤーまで、
最新の賞金ランキングが知りたい方は以下の記事もご覧ください。

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この記事を書いた人

元アミューズメントカジノディーラー。イベント企画会社で培った進行・段取り力を活かし、現在はライトスリー編集部のライターとして活動中。ディーラーとして通算数万ハンドの進行に携わった経験から、ルール適用やテーブルマナー、初心者へのレクチャーに精通。プレイヤーとしても実戦と研究を重ねており、現場の実務知と打ち手としての視点を融合させた「リアルで再現性の高い情報」を届けている。

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