JOPT Gamesの2MAXは、1テーブル2名で対戦するトーナメントです。
勝者は増やしたスタックを持ち越し、次の相手と戦います。
攻略の軸は、リークを特定し、同じ場面で得たチップを次戦へ持ち越すことです。
速さだけを求めて勝負を急がず、期待値のある場面でスタックを増やします。
この記事では、2MAXの形式、9MAX・6MAXとの違い、プリフロップ、ポストフロップ、スタック差の使い方を図解で整理します。
※大会形式と開催情報は(2026年8月22日時点)のJOPT Games公式ページをもとにしています。
戦略部分はNLHを想定しており、参加条件・ブラインド・持ち時間・プライズは開催回ごとの案内が優先されます。
実際のレンジとベットサイズは、有効スタックと相手の傾向に合わせて調整する必要があります。
JOPT Gamesの2MAXとは?
現行開催情報とラウンド制との違い

引用: JOPT HP
2MAXは、1テーブルへ参加できる人数を2名までとする形式です。
JOPT Gamesでは、勝者がスタックを持ち越し、次の相手と順次対戦する方式が採用されています。
公式リーダーボード案内では、2026年7月15日〜9月30日の対象期間中、「NLH Heads-up(2max)」を水曜・日曜18:00に開催すると掲載されています。
Trial Stageで実施され、特典はSatellite Ticketです。
| 現行リーダーボード対象期間中の2MAX掲載内容 | |
|---|---|
| 対象期間 | 2026年7月15日〜9月30日 |
| 名称 | NLH Heads-up(2max) |
| 開催日時 | 水曜・日曜 18:00 |
| ステージ | Trial Stage |
| 特典 | Satellite Ticket |
| 集計 | Weekly / Monthly Leaderboardの対象 |
対象期間や特典は変更される可能性があります。
参加前に公式リーダーボード案内とアプリ内のトーナメント詳細を照合すると、受付状況や当日の条件に合わせて準備できます。
ラウンド終了を待たず
保有スタックのまま次戦へ進む
同じラウンドの全対戦が終了してから次へ進む
ラウンド終了を待たず、保有スタックのまま次戦へ進む
前戦の保有スタックを引き継ぐ
途中参加や対戦時間の違いで差が生じる
公式案内では、途中参加や対戦時間の違いにより、消化した試合数の異なるプレイヤー同士が対戦する場合があります。
双方が前戦のスタックを引き継ぐため、保有スタックに差がある状態で次戦が始まる可能性があります。
JOPT Gamesのステージやチケット、基本的な参加方法は以下の記事で確認できます。

2MAX攻略の起点|
相手のリークを先に特定する
ヘッズアップでは、同じ相手とプリフロップから何度も対戦します。
サイズやボードが異なる場面を一括りにせず、条件が近い場面で繰り返された反応から攻めることが重要です。
序盤は3つの反応から仮説を作る
フォールド・コール・3ベットのどれが多いか
約1/3ポットのCBへどう対応するか
リンプ・レイズ・コールに何を含めていたか
相手の傾向は、条件が近い場面の反応が重なるほど判断しやすくなります。
ハンド数を固定せず、最初は仮説として扱い、公開されたハンドで修正するのが基準です。
1回のフォールドやレイズだけで相手タイプを決めず、判断材料が少ない間は調整幅を小さくします。
よくある4つの反応に合わせて攻め方を変える
同じオープンサイズへ頻繁にフォールドする
ドライボードの約1/3ポットCBへ頻繁にフォールドする
ベットサイズに対して必要以上に広くコールする
3ベットやチェックレイズが多い
1回のアクションだけでは、配られたハンドに左右された可能性があります。
同じ条件で反応が重なったら調整幅を広げると、少ない情報から決めつけるミスを抑えられます。
対戦後にハンドを振り返る場合は、ポーカークラフトの使い方も参考になります。

9MAX・6MAX・2MAXの違い|
ハンドの価値はどう変わる?
プリフロップの参加レンジは相対的にタイトになる
9MAXよりスチールとブラインドディフェンスが増える
広いレンジ同士になり、Aハイやワンペアの価値が上がる
2MAXでは相手が1人しかいないため、プリフロップの参加レンジが広がります。
その結果、相手のレンジにもノーメイドが多く残り、ワンペアやAハイでショーダウンを目指せる場面が増えます。
2MAXでは弱いワンペアにも
ショーダウンバリューがある
マルチウェイではワンペアの価値が下がる
9MAXより広いレンジ同士で戦いやすい
ボードと相手のレンジを見てショーダウンを目指す
テーブルの最大人数だけで、ポストフロップのハンド価値が決まるわけではありません。
実際の参加人数、ボード、アクションを確認し、2MAXではAハイやセカンドペアをすぐブラフへ変えず、相手の弱いレンジを残したままショーダウンを目指す判断も使います。
2MAXのプリフロップ攻略|
BTNとBBで狙いを変える
フロップ以降は後からアクションできる
フロップ以降は先にアクションする
ヘッズアップではBTNがSBを兼ね、プリフロップでは先、フロップ以降は後からアクションします。
BTN / SBではレイズ・リンプ・フォールドを選べるため、有効スタックとBBの反応を見て参加方法を変えることが重要です。
BTNはBBの反応でレイズとリンプを変える
弱めのハンドでもブラインドを狙う
リンプを使うならプレミアハンドも一部混ぜる
サイズを上げてもコールすることを確認して使う
リンプを増やすことは、3ベットが多い相手への対策の1つです。
オープンレンジや4ベットも含め、BBがどのサイズとハンドへ3ベットしているかを見て調整します。
BBはオープンサイズと
推定レンジをセットで見る
相手のオープンレンジを見てコールと3ベットを選ぶ
サイズだけでなく相手のオープンレンジも確認する
大きいポットを作る価値とリンプフォールドを見込めるかで選ぶ
同じ相手のレンジを想定するなら、オープンサイズが大きいほどコールに必要な勝率は上がります。
ただし、大きいサイズで広くオープンする相手もいるため、サイズだけでなく公開ハンドから推定したレンジも確認する必要があります。
プレミアハンドは相手に合わせて
プリフロップからバリューを取る
大きいサイズにも広くコールする相手から多くバリューを取る
小さいオープンや、リンプを使う戦略なら一部のリンプへ混ぜる
この記事では、「AA」・「KK」だけでなく、相手の続行レンジに対して明確に優位を持ち、バリュー目的でチップを入れられる上位ハンドをプレミアハンドと表記します。
相手がコールしすぎるのか、レイズしすぎるのかを見て、プレミアハンドから得られるバリューが大きくなるラインを選ぶことが重要です。
ヘッズアップ特有のアクション順を確認したい方は、ポジションの解説記事も参考になります。

2MAXのポストフロップ攻略|
フロップからリバーまで判断する
レイザー側が強いKxを多く持ちやすい
BBのコールレンジがペアやドローを作りやすい
レンジ優位を使いつつ、BBの4xには注意する
CBは、プリフロップでレイズしたから自動的に打つものではありません。
両者のレンジ、ナッツ級ハンドの割合、自分のハンドとスートを見て、チェックとベットを選びます。
K72は小さく打ち、876はチェックを増やす
ドライか連結か
強い役とドローをどちらが多く持つか
バリュー・ブラフ・ショーダウンのどれか
K72レインボーでは、レイザー側が強いKxを多く持ちやすいため、約1/3ポットのCBを使える場面があります。
一方、8♠7♠6♦ではBB側にペアやドローが多く残るため、A♥J♣のように強いドローを持たないハンドはチェックを増やす候補です。
相手タイプでバリューとブラフの比率を変える
弱いワンペアにコールされるハンドまで対象にする
ドライボードを中心に攻める
相手のベットとレイズを受ける
2MAXではワンペアでショーダウンを目指せる場面が増えます。
ただし、Aハイや弱いワンペアでコールした事実だけではコール過多と決めず、ボードとベットサイズに対して必要以上に広く残っているかで判断します。
ターンとリバーは
「何にコールされるか」で決める
相手のワンペアやドローが残るサイズを選ぶ
相手の強い続行レンジが増えるカードでは無理に打たない
自分が勝っている相手のハンドをすべて降ろすベットは避ける
フロップでCBを打ったことだけを理由に、ターンとリバーまで自動的にベットする必要はありません。
バリューでは弱いハンドにコールされるか、ブラフでは強いハンドを降ろせるかを分け、目的を説明できないベットはチェックへ戻すのが基準です。
JOPT Games 2MAX特有の攻略|
スタック差と有効スタックを分ける
勝てば敗退させ、負けてもスタック差が残る
ダブルアップしても差が縮まるだけの場面がある
1ハンドで両者が失い得る最大額は少ない側で決まる
相手より保有チップが少ないことと、ショートスタックであることは別です。
有効スタックとは両者のうち少ない側のスタックであり、相対的なスタック差とブラインドに対する深さを分けて判断する必要があります。
カバー側は勝てば敗退させ
負けてもスタック差が残る
相手の25をカバーしている
オールインに勝てば相手を敗退させる
オールインに負けても50が残り、対戦が続く
勝てば敗退させ、負けても差額が残る
レイズやオールインなら相手のフォールドでも取れる
カバーしている事実だけでコールを広げない
自分75・相手25の状態で相手の25点オールインをコールした場合、勝てば100対0、負ければ50対50です。
一方、ファーストインの利点は、相手のフォールドでもポットを取れることにあります。
カバーの利点、ファーストインのフォールドエクイティ、コール判断を混同しないことが重要です。
カバーされていても
有効スタックがディープなら勝負を急がない
リンプ・レイズ・ポストフロップの選択肢を残す
ファーストインのオールインや3ベットオールインが候補に増える
チップリードだけを理由に大きなポットを作らない
相手よりスタックが少なくても、有効スタックがディープならショートスタック戦略へ切り替える必要はありません。
オールインの比率を上げる基準は、相対的なチップ差ではなくショートスタックかどうかです。
カバーされている側は
先手と受けを分けて判断する
ハンドと相手のフォールド傾向で選ぶ
ショートスタックならオールインも候補に加える
サイズ・推定レンジ・有効スタックで選ぶ
相手のレンジとポットオッズで判断する
ショートスタックになるほど、BTN / SBからのオールインやBBからの3ベットオールインを使う場面は増えます。
ただし、相手のオールインをコールする場面では相手をフォールドさせられません。
先にオールインする判断と、オールインを受ける判断を分けることが、カバーされている側の基本です。
2MAXを勝ち切る
4ステップ実戦プラン
4ステップは、一度だけ実行する順番ではありません。
最初から大きくレンジを変えず、1つの調整が通るかを見て、公開ハンドと相手の対応から次の調整幅を決める流れを繰り返します。
相手タイプごとに最初の攻め方を絞る
3ベットが増えたら再調整する
ブラフを減らし、弱いハンドにコールされるサイズを選ぶ
リンプを使うなら一部を混ぜ、ポストフロップではチェックも使う
相手が対応を変えたら、最初の読みも更新します。
フォールド減少、3ベット増加、チェックレイズ増加を別々に記録すると、どの攻め方へ対応されたかを判断できます。
2MAXで避けたい5つのミス
相手が1人でも参加レンジを広げない
サイズと頻度を調整しない
レンジと自分のハンドを見ずに打つ
レンジとポットオッズを無視する
強いハンドがない
リンプレンジが弱いと読まれる
5つのミスに共通するのは、相手、ボード、有効スタックを分けずに同じアクションを続けることです。
変える理由と変えない理由を、レンジ・サイズ・有効スタックで説明できる状態を目指します。
JOPT Games 2MAXの
よくある質問
- 早く次戦へ進むために、オールインを増やした方がよい?
-
速さだけを理由にオールインを増やす必要はありません。
期待値のある場面でオールインを選ぶ結果として、スタック差ができ、対戦が早く終わる場合があります。 - 対戦相手は勝ち残ったプレイヤーだけ?
-
同じラウンドの勝者全員がそろうまで待つ形式ではありません。
公式案内では、途中参加や対戦時間の違いにより、消化した試合数の異なるプレイヤー同士が対戦する場合があると説明されています。 - 相手にカバーされていたらオールインを増やした方がよい?
-
相手より保有チップが少ないことだけでは、オールインを増やす理由になりません。
ショートスタックではファーストインのオールインを増やすことはありますが、相手のオールインを受ける場合はレンジとポットオッズで判断します。 - 次の相手が決まるとスタックは戻る?
-
初期スタックには戻りません。
前戦で獲得したチップを保有したまま次戦が始まるのが公式案内の形式です。 - 開催日や参加条件はどこで確認できる?
-
公式リーダーボード案内とアプリ内のトーナメント詳細で確認できます。
(2026年8月22日時点)は水曜・日曜18:00のTrial Stageとして掲載されていますが、参加前はアプリ内の当日表示を優先します。
まとめ|JOPT Gamesの2MAXは
獲得したチップを次戦へ持ち越す
サイズ・ボード・位置を分ける
相手が続行するラインを選ぶ
勝てば敗退・負けても差額が残る
相対的なチップ差と分ける
JOPT Gamesの2MAXは、勝者がスタックを引き継いで次の相手と戦う形式です。
相手のリークを突いて獲得したチップを、次戦へ持ち越すことが攻略の軸になります。
- ハンド数を固定せず、条件が近い場面の反応を比較する
- 2MAXではボードとレンジ次第で、ワンペアやAハイでもショーダウンを目指す
- 両者のレンジと自分のハンドを見て、フロップからリバーまでベット目的を決める
- カバーの利点とファーストインのフォールドエクイティを分け、コールはレンジとポットオッズで決める
- カバーされている状態とショートスタックを区別し、有効スタックでオールイン頻度を変える
- 途中参加や対戦時間の違いにより、消化試合数と保有スタックが異なる相手との対戦を想定する
LightTHREE編集部では、速さだけを理由に勝負を急がず、確認できたリークへ調整を重ねた結果としてスタックを増やす考え方が実戦的だと考えます。
JOPT Gamesで実戦経験を積みたい方は、LightTHREE Friday Nightの開催概要も確認できます。

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