2026年7月に韓国・済州島で開催された「RDPT Plus Jeju Summer 2026」で、じぇいそるさんは5イベントに入賞、4度のファイナルテーブル進出と1優勝を記録し、シリーズ獲得賞金は合計約1,380万円となりました。
約15年間のキャッシュゲーム専業を経て、現在は国内外のトーナメントを中心に活動するじぇいそるさん。
プレイヤーとして第一線に立ちながら、NIPPON SERIESのオーガナイザーや店舗プロデューサーとしてもポーカーに関わっています。
今回は、RDPTへ出場した理由や記憶に残ったハンド、トーナメントへ軸足を移した転機、長年続けてきた勉強法、NIPPON SERIESと店舗事業、そして今後目指す舞台まで伺いました。
じぇいそるさんのプロフィール
じぇいそるさんは、約20年にわたってポーカーを続けてきたプロポーカープレイヤーです。
現在は国内外のトーナメントへ参戦し、サミー株式会社の契約プロとして活動しています。
YouTubeでは、海外大会でのプレイやポーカーを取り巻く世界を発信しています。
プレイヤー活動と並行して、ASPTやNIPPON SERIESのオーガナイザーを務めるほか、2026年4月には自身がプロデュースする「JAYSOL POKER CAFE 富山店」をオープンしました。
| 活動名 | じぇいそる(JAYSOL) |
|---|---|
| 本名 | Takashi Yagura(矢倉高士) |
| 出身 | 三重県 |
| 主な活動 | ・プロポーカープレイヤー ・YouTuber ・NIPPON SERIESオーガナイザー |
| 所属 | サミー株式会社 契約プロ |
主な戦績
じぇいそるさんは、キャッシュゲームを主戦場としていた時期からトーナメントでも結果を残しています。
| 時期 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 2014.06 | WSOP Event #39: $3,000 No-Limit Hold’em | 992エントリー中8位 |
| 2021.11 | WSOP MAIN EVENT | 6,650エントリー中196位 |
| 2025.09 | Triton ONE Jeju Main Event | 1,046エントリー中16位 |
| 2026.01 | ASPT KOREA #19 Single Day High Roller | 優勝 |
| 2026.07 | RDPT Plus Jeju Summer 2026 #79 NLH HYPER TURBO HIGH ROLLER | 優勝 |
2014年WSOPでファイナルテーブルへ

2014年にはWSOPに初参加にもかかわらず、「$3,000 No-Limit Hold’em」でファイナルテーブルへ進出。
992エントリー中8位に入り、約529万円の賞金を獲得しました。
当時はキャッシュゲームを活動の中心に置いていましたが、世界最大級のポーカーシリーズでも早い時期から結果を残していたことが分かります。
RDPT Plus Jeju Summer 2026での
活躍

引用: Red Dragon Poker Tour公式Flickr
RDPT Plus Jeju Summer 2026で、大会初日のターボイベントで3位入賞すると、その後もハイローラーを中心に計5つのイベントで入賞しました。
| 日程 | イベント | 順位 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 07.08(水) | #5 NLH HYPER TURBO | 3位 | 約31万円 |
| 07.11(土)〜13(月) | #25 RED DRAGON PRESTIGE HIGH ROLLER | 16位 | 約181万円 |
| 07.13(月)〜14(火) | #43 SUPER U CHALLENGE | 3位 | 約869万円 |
| 07.15(水) | #63 NLH HYPER TURBO HIGH ROLLER | 2位 | 約89万円 |
| 07.17(金) | #79 NLH HYPER TURBO HIGH ROLLER | 優勝 | 約215万円 |
参照:RDPT Plus Jeju Summer 2026リザルト
約20年前のマカオで出会った
「Red Dragon」

改めて、RDPTでの優勝おめでとうございます。
まず、今回RDPTへ出場しようと思ったきっかけから教えてください。

ありがとうございます。
僕は20年くらい前にマカオに住んでいた時期があって、その頃に「Macau Poker Cup」というトーナメントシリーズがありました。
そこに「Red Dragon」というトーナメントがあり、僕にとって思い入れのあるトーナメントだったんです。
一度なくなったあと、別の団体が新しくRed Dragonを始めたと聞いて、気になっていました。

以前から思い入れがあり、復活後の大会も気にかけていたのですね。
実際に参加する決め手は何だったのでしょうか。

実は前々回の大会で、運営側から「遊びに来ませんか」とお誘いをいただいていたんです。
最近はビザの関係でアメリカへの渡航が難しく、活動の中心をアジアに置いていたこともあり、参加してみようと思いました。
RDPT Plusになって高額なイベントも増え、自分にとってプレイしやすい価格帯と環境だったことも理由のひとつです。
中国語を話せるからこその強み

今回のRDPT Plusはどんなプレイヤーが多かったですか?

プレイヤーの7〜8割が中国人でした。
中国人プレイヤーと同卓することが好きだった点も参加した理由です。

中国人プレイヤーとの対戦では、どのような特徴を感じますか?

中国では経済的に余裕のある方が多く、レクリエーションプレイヤーでもハイローラーイベントに参加する割合が高くなっている印象です。
アグレッションが高いプレイヤーも多いので、僕にとっては一緒にプレイしていて楽しいですし、結果にもつながりやすいと感じています。

逆に日本人は戦略を熱心に学ぶ人が多く、強いプレイヤーが多い印象ですが、楽しみたいプレイヤーもまだ一定数いる印象です。

ポーカーをプレイする上で、中国の方との相性が良かったんですね。

はい。
僕は中国語を話せますし、中国人の人柄も好きなので、同じテーブルでプレイすること自体が楽しいんです。
向こうは僕が中国語を理解できると思っていないので、仲間同士で僕のことを話しているのが聞こえる場面もあって。
中国語を話せるとは言わず、聞き耳を立てながらプレイするのも面白いですね(笑)。
今大会で記憶に残った3つのハンド

今回のRDPTで、特に記憶に残っているハンドはありますか?
AJ vs K4

三つあって、まず一つ目は、「SUPER U CHALLENGE」でのAJoとK4sのオールイン対決ですね。

ファイナルテーブル残り4人の状況で、SBでAJoが入り3BB近くのオープンをしたところ、BBから約14.5BBのオールインが返ってきました。
残り4人ということもあり悩みましたが、コールしました。

相手のK4sで、プリフロップの勝率は60%でしたね。

そうですね。落としたときはかなり痛かったですね。
【続報】じぇいそるさん、直後のオールイン勝負は惜しくも敗れる
— ポーカーマガジン ~ LightTHREE ~ ライトスリー (@PokerMedia_L3) July 14, 2026
現在、韓国・済州で開催中のRed Dragon Poker Tour Plus Jeju Summer 2026「SUPER U CHALLENGE」
FTに進出しているTakashi Yagura / じぇいそる(@jaysol_brothers)さんが、残り4名の状況でチップリーダーに浮上した直後のワンハンド。… pic.twitter.com/MBhROJwdHR
AKフォールド

二つ目は、どのような状況だったのでしょうか。

残り7〜8人で、僕がチップリーダーでした。

僕がAKでレイズしたところ、HJから3ベットが入り、さらにBBのセカンドチップリーダーがオールインしてきたんです。
AKはかなり強いハンドですが、相手も大きなスタックを持っていました。

ここで負けた場合の影響とプライズジャンプを考えて、最終的にはフォールドしました。
最近はプリフロップでAKを降りる場面がなかなかなかったので、久しぶりの判断でしたね。
配信映像では、HJが99、BBがAQだったことが確認できます。
【AKフォールド時の賞金状況】
じぇいそるさんが判断材料に挙げた「プライズジャンプ」とは、順位が上がることで受け取れる賞金額が増えること。
SUPER U CHALLENGEでは、8位約296万円、7位約315万円、6位約369万円、5位約463万円、4位約616万円、3位約869万円となっていました。
AA vs 22 vs AQ

三つ目は、残り4人で迎えた最後のハンドですね。

SUPER U CHALLENGEのFTで、最後のハンドになった場面ですね。

そうですね。
僕がAAで、SBが22、BBがAQでした。
僕は残り約13BBで、BTNからオープンしました。
するとSBがオールインし、さらにBBもオールイン。
僕はSBにカバーされている状態だったのですが、コールして3Wayオールインになりました。

フロップで2が落ちて、SBにセットを作られたんです。
そのまま逆転できず、僕は3位で大会を終えました。
優勝も見えていた場面だったので、あのハンドはやっぱり悔しかったですね。
【速報】じぇいそるさんにAA。なんと衝撃の結末が…
— ポーカーマガジン ~ LightTHREE ~ ライトスリー (@PokerMedia_L3) July 14, 2026
現在、韓国・済州で開催中のRed Dragon Poker Tour Plus Jeju Summer 2026で開催されている、優勝賞金約2,000万円「SUPER U CHALLENGE」
ファイナルテーブルへ進出しているTakashi Yagura / じぇいそる(@jaysol_brothers)さん。… pic.twitter.com/Gg8ff2czeU
15年間のキャッシュゲーム生活から、
トーナメントへ

現在は海外トーナメントでの活躍が広く知られていますが、じぇいそるさんは長い間、キャッシュゲームを中心に活動していました。
トーナメントは「自分へのご褒美」だった

じぇいそるさんは、長い間キャッシュゲームメインで活動を続けていましたよね。
キャッシュゲーム専業だった理由はあるんでしょうか?

そうですね。
ポーカーで生活する以上、収支を安定させるには、キャッシュゲームに座り続ける方が現実的でした。

トーナメントに頻繁に出場すると、バンクロールが追いつかなくなることも分かっていました。
だから僕にとってトーナメントは、年に数回だけ参加する「自分へのご褒美」のようなものだったんです。

なるほど。
にもかかわらず、キャッシュゲーム専業から、トーナメントへ軸足を移したきっかけは何だったのでしょうか。

キャッシュゲームを長く続ける中で多少の飽きもありましたし、YouTubeを通じて視聴者の方に挑戦を見てもらえるようになったことも大きかったです。
ポーカーは自分の人生から切り離せないものなので、新しい形で向き合おうとトーナメントへ転向しました。

視聴者に挑戦を見てもらえる環境ができたことも、転向を後押ししたのですね。
バンクロールとは?
ポーカーを継続するために管理する資金のこと。
トーナメントは入賞できなければ参加費が戻らないため、短期的な結果に左右されず挑戦を続けるには、参加費に対して十分な資金を確保する必要があります。
365日続くキャッシュより
シリーズに集中する方が合っていた

キャッシュゲームとトーナメントでは、戦い方以外にも明確な違いを感じますか?

僕にとって大きいのはメンタルです。
キャッシュゲームをしていた頃は、365日、平均すると1日10時間ほどプレイしていました。
WSOPの時期のように人が多い時だけではなく、WSOPが終わってポーカールームが空いている時期もプレイし続ける。
1年を通して勝つためのメンタルを維持するのは、本当に難しかったです。

その点、トーナメントではどうですか?

トーナメントは、1〜2週間のシリーズに集中できて、シリーズが終われば、そこでいったん区切りがつきます。
キャッシュゲームには明確な終わりがありませんが、トーナメントは「この期間を頑張る」と決められる。
僕にとっては、トーナメントの方がメンタルをコントロールしやすく、苦しい部分が少ないんです。
今はトーナメントの方が楽しいですね。
海外でも、ハイレートほど戦略差は小さくなる

日本国内と海外では、プレイヤーの戦い方に違いを感じますか?

性格的な部分には、国ごとの違いを感じます。
日本では滅多にないと思いますが、たとえばアメリカでは、何気ない会話から熱くなり、口論へ発展する場面もあります。
テーブルの雰囲気や感情の出し方はかなり違いますね。

ただ、戦略面ではレートが上がるほど、国による戦略の差は小さくなっていると感じます。
勉強ツールが世界的に普及しているのがやはり大きいんでしょうね。
性格や場の空気は違っても、強いプレイヤーが学んでいる理論は近づいています。

国民性がテーブルの雰囲気に表れても、戦略面では世界的に共通化が進んでいるということですね。
信頼できる仲間との対話で
磨いてきたポーカー
すべてのハンドを記憶して、
家へ持ち帰った20年前

先ほど、勉強ツールの普及によって国ごとの戦略の差は小さくなっているとおっしゃっていましたが、現在は本当に色々な勉強ツールや勉強方法がありますよね。
じぇいそるさんは、どのように勉強を続けてきたのでしょうか。

僕は、少人数のポーカー仲間のコミュニティを常に作っています。
ポーカーを始めた20年ほど前は、勉強ツールがほとんどありませんでした。
自分のハンドや相手のベット額を覚えて、家に持ち帰り、仲間と話し合うところから始めました。

当時の勉強方法は、現在も続いていますか?

今も基本は同じです。
分からなかったハンドを、信頼している友人に「君ならどうする?」と聞きます。
非常に上手な人へ聞いても、自分には理解できないことがあります。
そのため、自分と感覚が近く、話を理解し合える相手に聞くようにしています。

では、ご自身は解析ツールを使用していないのですか?

自分でツールを使用するのではなくて、ツールへ慣れた若い仲間の力を借り、結果を一緒に考えるといった感じで、今の環境を自分なりの方法で取り入れています。

ツールそのものに頼るというより、昔から続けてきた「仲間と考える」というスタイルの中に、今の解析環境も取り入れているんですね。
基礎に忠実なプレイから
トム・ドワンの華に憧れて

ポーカーにハマったきっかけや、始めた頃に影響を受けたものはありますか?

海外に住んでいる時にポーカーを始めたので、その時は、「High Stakes Poker」や「Poker After Dark」といったアメリカの番組を見て、ポーカープレイヤーとして育ってきましたね。

最初はABCポーカーというか、本当に基礎に忠実でした。
プリフロップはタイトで、メンタルコントロールの意味でもブラフはあまりしない。
当時は21歳くらいで、海外で生活しながらプレイしていたので、大きく負けたくなかったんです。
その気持ちが強かったので、少しずつバンクロールを作っていきました。

憧れていたプレイヤーはいましたか?

トム・ドワン(Tom Dwan)さんには、強く憧れていました。
キャッシュゲーマーとして3〜4年プレイした頃は、High Stakes Pokerを見ながら、トム・ドワンさんのような華のあるプレイで駆け上がりたいと思っていました。

先日、トム・ドワンさんと一緒に写真を撮っていましたね。

そうですね。
やはり、うれしかったですね。

長年憧れていた本人と実際に会い、写真を撮れたのは、やはりうれしい出来事だったのですね。
じぇいそるさんは、トム・ドワンさんと撮影した写真を自身のXで公開し、「自分にとってのレジェンド」と紹介しています。
自分にとってのレジェンド。
— じぇいそる Jaysol (@jaysol_brothers) July 11, 2026
Team Full Tiltを知ってる人ってどれくらいいるんだろう。 pic.twitter.com/Pa4M5GNqsL
トム・ドワンさんの経歴やプレイスタイルは、以下の記事で紹介しています。

じぇいそるさんの強みは
相手と場所を選ぶ「アジャスト力」

現在のご自身の強みを、どのように捉えていますか?

キャッシュゲームではテーブル選び、トーナメントではシリーズ選びが得意だと思っています。
どの大会に自分のバンクロールを使うかを考えることも含めて、プレイヤーや環境へアジャストする力は高い方だと思います。

狙うべき相手がいれば徹底して狙い、難しいテーブルならタイトにする。
自分のスタイルを押し通すのではなく、相手と環境に合わせて変えることが大切だと考えています。

キャッシュゲームとトーナメントで、プレイスタイルも変わりますか?

キャッシュゲームでは、基本的にタイトにプレイすることが多いです。
一方、トーナメントではアグレッシブにプレイしがちですね。
そのゲームの形式も、スタックも、相手も違うので、同じスタイルに固定することはありません。

「自分はこの型」と決めるのではなく、相手やゲームに合わせて変えられることが強みなのですね。
ポーカーにおけるアジャストとは?
対戦相手の傾向、テーブルの状況、残り人数、賞金差などに応じて戦略を調整すること。
理論上の基準を知るだけでなく、目の前の状況へ対応する力が求められます。
MBTI診断結果は「エンターテイナー(ESFP-T)」

インタビュー時点では、MBTI診断を受けたことがなかったじぇいそるさん。
後日、16Personalitiesの性格診断を受けていただいたところ、結果は「エンターテイナー(ESFP-T)」でした。
| 診断項目 | 結果 |
|---|---|
| エネルギー | 54% 外向型 |
| 意識 | 51% 現実型 |
| 性質 | 72% 感情型 |
| 戦術 | 62% 探索型 |
| アイデンティティ | 57% 激動型 |
今回の診断では、外向型54%・感情型72%・探索型62%という結果が出ています。
MBTIとポーカーの強さを直接結びつけることはできませんが、じぇいそるさんが語った、相手や環境に合わせて戦い方を変える「アジャスト力」と重なる傾向が見られます。
NIPPON SERIESで
地方開催に力を入れる理由

引用: NIPPON SERIES公式サイト
じぇいそるさんはプレイヤーとして活動する一方、NIPPON SERIESのオーガナイザーとして大会を広げる側にも立っています。
地方都市で展開する「GO by NIPPON SERIES」は、鹿児島、富山、長野、奈良などで開催されてきました。
プレイヤーの声から始まった
GO SERIES

NIPPON SERIESでは、地方都市での開催にも力を入れています。
なぜ地方へ広げようと考えたのでしょうか。

NIPPON SERIESを始めてから3年ほどになりますが、最初は東京、大阪、福岡など、都市部を中心に開催していました。
サミーさんと仕事をするなかで、m HOLD’EMのアクセスも都市部に集まっていると聞き、都心までなかなか行けない方もいると感じていました。

そんな中、地方都市でも開催してほしいというプレイヤーの声を耳にするようになったのをきっかけに、鹿児島をはじめ様々な都市で開催することにしました。

地方開催と大会規模の関係を、どのように考えていますか?

僕たちの大会は、非常に大きなプライズを掲げる形ではありません。
その規模感と地方都市での開催がうまく合っていた部分もあると思います。
実際に開催した地域のプレイヤーが喜んでくださったので、やって良かったなと思いましたね。

地方での開催を求める声があり、実際に大会を開いた際の反応も良かったことが、現在の展開につながっているのですね。
表に立つオーガナイザーとして
大切にすること
引用: じぇいそるさん公式X

地方開催には、集客や運営面でさまざまなハードルもあると思います。
NIPPON SERIESでは、じぇいそるさんはどのような役割を担当しているのでしょうか?

僕は細かな大会運営を担当しているわけではなく、オーガナイザーです。
表に立ってイベントを発信する役割ですね。

大会を外へ発信する立場として、大切にしていることはありますか?

NIPPON SERIESは明確に、クリーンに取り組むことを大切にしています。
「NIPPON SERIESだったら安心」と思ってもらえるような信頼は、自分たちが最も気をつけている部分ですね。

ありがとうございます。
市長への表敬訪問も、オーガナイザーとして大会を地域に知ってもらう活動の一つなんですね。

はい。
それから、一緒に取り組んでいるメンバーには木原直哉さんもいらっしゃって。
僕は木原さんをポーカー界の顔のような存在だと思っていますし、同じチームでNIPPON SERIESというブランドに携われることを誇りに感じています。
二つのコンセプトで始まった
JAYSOLさんのポーカールーム構想

2026年1月31日、じぇいそるさんは自身のYouTubeチャンネルで、コンセプトの異なる二つのアミューズメントポーカー店舗を展開すると発表しました。
【二つのコンセプト】
- JAYSOL POKER ROOM(JPR)
ラスベガスの重厚な空気感を再現し、競技としてポーカーの上達を目指す - JAYSOL POKER CAFE(JPC)
明るく清潔感のある空間で、初心者もカフェに立ち寄る感覚で楽しめる
1月の発表から約2か月、2026年4月9日には、富山市に「JAYSOL POKER CAFE 富山店(JPC富山店)」がグランドオープン。
「JAYSOL POKER ROOM(JPR)」は、引き続き構想中です。
海外転戦の生活から、
日本に拠点を移して

ポーカールームのプロデュースを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

ポーカールームの事業は、ずっとやりたいと思っていました。
ただ、マカオやラスベガスに住み、現地で戦うプレイヤーだったので、日本に拠点がないままビジネスをするのは難しいと考えていたんです。
なので、昔から「一緒にポーカールームをやろう」と何度も声をかけていただきましたが、すべて断っていました。

でも、自分が日本に戻ったとき、「こんなにもポーカーが流行っているんだ」と思ったんですよね。
街中で声をかけてもらうこともあり、ポーカーが日本でも広がっているんだなって。

たしかに、ここ数年でプレイヤーがかなり増えて、ポーカーという競技が普及しましたよね。

それを強く実感しましたね。
キャッシュゲーマーとして一区切りつき、日本にいる期間も増えたので、今までやりたかったけれどできなかったことをやろうと思い、店づくりを始めました。
日本でポーカーが流行っているのを実感したことと、トーナメントプレイヤーに転向したことによって日本にいる期間が増えたことで、ずっとやりたかったポーカールームの事業を始めたとのことです。
JAYSOL POKER CAFE
|第1号店に富山を選んだ理由

引用: 公式X

最初の店舗に富山を選んだ理由を伺いたいです。
やはりNIPPON SERIES同様、地域創生の一環もあったのでしょうか。

そういう意図はなくて、富山にオープンしたのはたまたまでした。
NIPPON SERIESで富山へ行ったときにご飯がおいしかったことと、最初に良い物件と出会えたのが富山だった、という感覚です。

最初から富山への出店計画があったのではなく、大会で足を運んだことから縁が生まれたのですね。

今後、2号店を出す予定はありますか?

あります。
もう一つの「JAYSOL POKER ROOM」も含め、今後、いろんなところにお店を出していければなと思っています。
JPCとJPR。
二つのブランドのコンセプト

JPCとJPRでは、どのようにコンセプトを分けているのでしょうか。

僕の中で、ポーカーには二つのイメージがあります。
一つはスポーティーで爽やかなイメージ。
もう一つは、海外のポーカールームのような重厚感のあるイメージです。

二つを無理に混ぜると、どちらの魅力も中途半端になると思いました。
そこで、一つはカフェをコンセプトにした明るい空間、もう一つはアメリカのポーカールームを再現するようなかっこいい空間として、ブランドを分けたいと考えたんです。

たしかに、日本のポーカールームでも、明るい雰囲気でカジュアルな店舗からカジノのような煌びやかな空間の店舗まで、色々なコンセプトがありますよね。

今後は、この二つのブランドをどのように広げていきたいですか?

日本全国というと少し大げさかもしれませんが、いろいろな場所へ出していきたいです。
僕にゆかりがある地域だけに限定せず、良い物件が見つかり、必要としてくれる人がいる場所で展開したいと思っています。
JAYSOL POKER CAFE 富山店の営業時間や料金、初心者講習については、以下の記事で紹介しています。

目指すはWSOPメインイベント
|じぇいそるさんの次なる挑戦
プレイヤー、YouTuber、オーガナイザー、店舗プロデューサー。
複数の立場でポーカーに関わる現在も、じぇいそるさんの中心にはプレイヤーとしての目標があります。
昔から憧れてきた
WSOPメインイベント

じぇいそるさんはトーナメントでは好成績を残していますよね。
ご自身ではどのように振り返っていますか?

そうですね。
実はここ3年くらい、毎年成績がプラスなんです。
2024年、2025年、2026年と、安定して結果は出せています。

僕はシリーズへ行くと、基本的に最初から最後まで参加します。
1大会ごとに数百万円から1,000万円ほどプラスになることもあり、それを積み重ねて長く続けてきました。
成績は安定している一方で、自分の中では「大きな1位」をまだ取れていないという感覚があります。

その「大きな1位」として、次に取りたいタイトルや目指している舞台はありますか?

一番取りたいのは、やはりWSOPのメインイベントです。
昔から憧れてきた舞台で、そこは変わりません。

今はビザの関係でアメリカへ行きづらい状況ですが、行けるようになれば毎年挑戦したいと思っています。
僕はやはりノーリミットホールデムが好きなので、WSOPに限らず、各大会のメインイベントには挑戦していきたいですね。

大きなタイトルを取れば、活躍する姿を多くの方に見てもらえますし、賞金も大きいですし。
ポーカーには夢がありますから。
YouTubeで自身の活動を発信|
ポーカーの世界を広めたい
引用: じぇいそるさん公式X

じぇいそるさんはYouTubeでも活動されていますが、YouTubeを今後どのように活用していきたいか、ビジョンはありますか?

YouTubeを今後どう使っていきたいかというのは、あまりありません。
ビジネスにつなげようという考えもなかったです。
単純に、映像を作ること自体が楽しかったんです。

動画発信について、どのような思いで続けていますか?

「こういう世界があるんだよ」と見てもらえるだけでも、自分としてはうれしいですし、喜んでくださる視聴者の方もいます。
YouTubeを何かに使いたいというより、こういう世界を知ってもらいたいという思いで続けています。
「大きな舞台で一緒にポーカーを」
ファンへのメッセージ

じぇいそるさんにとって、ポーカーとはなんでしょうか。

ポーカーは、僕の人生を彩ってくれたものです。
運の要素がありながら、実力も反映される。
勉強する面白さと、勝負としての面白さの両方があります。
その両方があるからこそ、本当に面白いゲームだと思います。

勝負心をくすぐるところもありますし、世界へ出れば国籍も世代も違う人と同じテーブルで戦えます。
観客として見るだけではなく、自分自身が大きな大会へ参加できることも、ポーカーの魅力です。

最後に、じぇいそるさんを応援している方、じぇいそるさんに憧れてポーカーを始める方や、プロを目指す読者へメッセージをお願いします。

応援してくださっている方や、ポーカープロを目指して勉強している方と、いつか大きな舞台で一緒にポーカーができる日を楽しみにしています。

約20年続けてきたじぇいそるさんの言葉だからこそ、ポーカーが一時的な勝敗だけではなく、人生を通じて関われるゲームだと伝わります。
本日はありがとうございました。
じぇいそるさんの20年は
「続けられる形」を選んだ積み重ね
約15年間のキャッシュゲーム専業を経て、トーナメントへ活動の軸を移したじぇいそるさん。
長く続けてきた仲間とのハンド検討と、相手や環境に応じて戦い方を変えるアジャスト力が、現在のプレイを支えています。
今は、自分に合うシリーズや相手を見極め、集中できる環境を選びながら、国内外のトーナメントへ挑戦しています。
じぇいそるさんはインタビューの中で、「自分が誇れることのひとつは”日本でポーカー専業を始めた第一人者のひとり”だと自負していること」と語りました。
約20年間、第一線のプレイヤーであり続けながら、仲間とともにポーカーの入口を広げていく。
その先で目指すのは、長年変わらない夢であるWSOPメインイベントのタイトルです。
RDPTで優勝を飾った今も、じぇいそるさんの視線は次のタイトルへ向いています。
今後、どの舞台でファイナルテーブルへ進むのか、その挑戦にも注目です。
じぇいそるさんの今後の活動や動画は、公式XとYouTubeで確認できます。


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