世界中のポーカープレイヤーが注目する「WSOP(World Series of Poker / ワールドシリーズオブポーカー)」。
2026年のラスベガスシリーズはすべての日程を終え、メインイベントの世界王者も決定しました。
ラスベガスシリーズは終了していますが、12月3日(木)~17日(木)にはバハマのバハ・マールで「WSOP Paradise 2026」が開催されます。
この記事では、WSOP 2026の最新結果、ファイナルテーブル最終順位、開催概要、日本勢の活躍、今後WSOPを目指す人に向けた参加方法をまとめて解説します。
【この記事で分かること】
WSOPとは?—
世界最高峰のポーカーシリーズ

WSOPは、1970年に創設された世界で最も有名なポーカーシリーズの一つです。
ノーリミットホールデムだけでなく、ポットリミットオマハ、セブンカードスタッド、ドローポーカー、ミックスゲームなど、幅広い種目で世界王者が決まります。
各ブレスレットイベントの優勝者に贈られる「ゴールドブレスレット」は、ポーカープレイヤーにとって最高峰の栄誉です。
なかでも参加費約160万円のメインイベントは、その年の「ポーカー世界王者」を決めるWSOP最大のトーナメントとして知られています。
賞金総額は約700億円規模に及び、その世界的な権威と注目度から、プレイヤーの間では”ポーカー界のオリンピック”とも呼ばれています。
WSOP 2026の開催概要
| World Series of Poker | |
|---|---|
| 開催場所 | 開催地:アメリカ・ネバダ州ラスベガス 会 場:Horseshoe Las Vegas / Paris Las Vegas |
| 大会日程 | 2026.05.26(火)〜07.15(水) メインイベント決勝 08.03(月)~08.05(水) |
| 賞金総額 | 約752億円 |
| メインイベント 賞金総額 | 約137億円規模 ※2026年は9,208エントリー |
| メインイベント 参加費 | 約160万円 (10,000ドル) |
| 公式サイト | 公式HPはこちら▷ |
2026年は100のライブブレスレットイベントに合計251,899エントリーが集まり、単一シリーズとして過去最多を更新しました。賞金総額は約741.5億円で、149の国・地域からプレイヤーが参加しています。
メインイベントだけでも111の国・地域から9,208エントリーが集まり、歴代4番目の規模となりました。
シリーズ全体では41件の約1.5億円以上の賞金が生まれ、「$1,000 Mystery Millions」や「$1,000 Mini Main Event」など複数のイベントが過去最多の参加数を記録しています。
メインイベントスケジュール
2026年のメインイベントはEvent #82として開催されました。Day 1は4フライトに分かれ、Day 2以降はフィールドを統合。Day 8で9名まで絞られたあと、8月のファイナルテーブルで世界王者が決まりました。
| 日程 | 内容 | 結果 |
|---|---|---|
| 7月2日~5日 | Day 1A~1D | 4つのスタートフライトを実施 |
| 7月6日~7日 | Day 2 | Day 2ABC/Day 2D |
| 7月8日~13日 | Day 3~Day 8 | ファイナルテーブル9名が決定 |
| 8月3日 | Final Table Day 1 | 9名から6名へ |
| 8月4日 | Final Table Day 2 | 6名から3名へ |
| 8月5日 | Final Table Day 3 | Lucas Jumalonさんが優勝 |
スタートスタックは60,000点、ブラインドは1レベル120分、再エントリーのできないフリーズアウト形式です。Day 1から勝ち上がる場合は長期間の滞在が必要になります。
サイドイベントスケジュール
2026年は、メインイベントを含む100のライブブレスレットイベントが5月26日から7月15日まで開催されました。参加費300ドルの「Gladiators of Poker」から、25万ドルの「Super High Roller」まで幅広い大会が用意されています。
初心者や初遠征のプレイヤーにも検討しやすい500~1,500ドル台のイベントがある一方、各種目の世界王者を決める10,000ドルのチャンピオンシップや、数万ドル以上のハイローラーも開催されました。
100イベントの全日程と結果は、以下のWSOP公式大会ページで確認できます。
WSOP 2026最新結果 |
Lucas Jumalonさんがメインイベント優勝

メインイベントは2026年7月2日に開幕し、7月13日のDay 8でファイナルテーブル進出者9名が決定し、約3週間の中断を挟み、現地時間8月3日から5日にかけて決勝が行われました。
優勝したのは、ワシントン州スポケーン出身のルーカス・ジュマロン(Lucas Jumalon)さんです。
ジュマロンさんは1億9,400万点の圧倒的なチップリーダカダしてファイナルテーブルを開始。
最後はフィンランドのラウリ・サースキラティ(Lauri Saaskilahti)さんとのヘッズアップを制し、22歳で世界王者となりました。
優勝賞金は1,000万ドルです。ジュマロンさんはメインイベントのゴールドブレスレットとともに、ポーカー史へ名前を刻みました。
21歳で優勝した2009年王者(ジョー・カダ)Joe Cadaさんに近い、歴代でも特に若いメインイベント王者の一人です。
| 順位 | プレイヤー | 国 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 1位 | Lucas Jumalon | アメリカ | $10,000,000 |
| 2位 | Lauri Saaskilahti | フィンランド | $6,000,000 |
| 3位 | Greg Mueller | カナダ | $3,750,000 |
| 4位 | Michael Gagliano | アメリカ | $2,750,000 |
| 5位 | Han Feng | アメリカ | $2,250,000 |
| 6位 | Rami Hammoud | カナダ | $1,750,000 |
| 7位 | Jamie Shaevel | アメリカ | $1,500,000 |
| 8位 | Mario Boos | フランス | $1,250,000 |
| 9位 | Evagoras Evagorou | キプロス | $1,000,000 |
ファイナルテーブルへ進出した9名は、全員が100万ドル以上の賞金を手にしています。
2026年は日本勢が過去最高の活躍!
4つのブレスレットを獲得
2026年のWSOPでは、日本登録プレイヤーが合計4つのゴールドブレスレットを獲得しました。日本勢にとって、ラスベガス開催のWSOPで過去最高の成績です。
| プレイヤー | 優勝イベント |
|---|---|
| Naoya Kiharaさん | $10,000 Seven Card Stud Championship |
| Naoya Kiharaさん | $10,000 No-Limit 2-7 Lowball Draw Championship |
| Koji Fujimotoさん | $10,000 Limit 2-7 Lowball Triple Draw Championship |
| Daisuke Ogitaさん | $1,000 Mini Main Event |
木原直哉さんは同じシリーズで2勝を挙げ、WSOPブレスレットの通算獲得数を3個に伸ばしました。
2026年8月8日時点のWSOP Player of the Yearランキングでは、3,410ポイントのShaun Deebさんに続き、木原さんが3,388ポイントで2位につけています。
メインイベントには日本登録の222人が挑戦し、36人が入賞しました。
日本勢トップは長見恭輔さんの23位で、賞金約5,200万円を獲得しています。
日本勢のメインイベントでの戦いは、以下の記事で詳しく紹介しています。

WSOPの参加方法は3種類
2026年大会の受付はすでに終了していますが、今後ラスベガスのWSOPを目指す方法は、大きく分けて次の3種類です。
- 参加費を直接支払う「ダイレクトバイイン」
- 現地予選を勝ち抜く「ライブサテライト」
- オンライン予選から出場権を得る「オンラインサテライト」
詳細は以下をご覧ください。
WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)の参加方法

WSOPに参加するには、ポーカーの腕前だけでなく、渡航に向けた事前準備が欠かせません。
プレイヤーがまずクリアすべき、基本的な道筋を紹介します。
必須の参加条件と入国準備
WSOPの参加には「21歳以上であること」が絶対条件に掲げられています。
この本人確認のために、「有効なパスポート」が必須です。
加えて、絶対に忘れてはならないのが、アメリカ
入国に必須となるESTA(エスタ)の申請です。
ESTAの申請費用は約6,000円(40ドル)〜です。
以前よりも審査に時間がかかる傾向があり、
承認まで最大72時間を要する場合があります。
WSOPの参加方法は3種類
WSOP出場を目指す方法は、参加費を直接支払う「ダイレクトバイイン」、現地予選を勝ち抜く「ライブサテライト」、オンライン予選から出場権を獲得する「オンラインサテライト」の3種類です。
【参加方法】
ダイレクトバイイン

約150万円(10,000ドル)の参加費を支払って、
確実にトーナメントの席を確保する方法です。
まずは会場内にある「Caesars Rewards」カウンターへ向かいます。
プレイヤー登録を行い、カードを発行してもらいます。
インストールと登録

現代のWSOP参戦において、スマホアプリ「WSOP LIVE」は事実上の必須ツールです。
アプリをダウンロードし、Rewardsカードの
番号を連携させます。
自分のスマホから出たいイベントを選ぶことで、トーナメントクロック、残り人数などを確認できます。
| App Store | Google Play |
|---|---|
| ダウンロードはこちら▷ | ダウンロードはこちら▷ |
オンラインやアプリでバイイン(参加費支払い)を行う場合でも、「最初の1回」だけは
現地の専用窓口で本人確認が必要です。
会場の「Verification(本人確認)」列に並び、
パスポートとRewardsカードを提示します。
大会開幕直後は申請が集中し、承認までに予想以上の時間を要したケースもあったようです。
早朝や夜間など、余裕のある時間帯に事前に
認証を済ませておくことをおすすめします。
アプリ上で決済するか、会場のキオスク(自動券売機)でチケットを発行します。
チケットには「Table(テーブル番号)」と「Seat(座席番号)」が記載されています。
広い会場内から自分の番号を探して座り、
ディーラーにチケットを渡せば、あなたの前にチップが置かれ、勝負が始まります。
ライブサテライト

ラスベガスの会場で毎日開催されている「予選」に参加し、メインイベント出場を目指す方法です。
メインイベントの出場権利を懸けた「サテライトトーナメント」に勝利することで高額な参加費を
支払わずに本戦へ出場できます。
低予算からでも15億円を目指せることこそ、
現地サテライトの大きな魅力です。
こうした「予選からの下剋上」は、決して夢物語ではありません。
過去にはトム・マクヴォイさんが、約6,000円のサテライトを勝ち抜き、そのままメインイベント優勝を果たしています。
オンラインサテライト

WSOPへの参加権は、JOPT公式アプリ『JOPT Games』のオンラインサテライトからも目指せます。
仕事終わりや休日のリラックスタイムなど、あなたの好きな場所・好きなタイミングで、国内外のイベントへの挑戦できます。
【ポイント】
- 国内外のイベントに挑戦可能
- 0円からサテライト権利獲得も目指せる
- お得なキャンペーンも多数開催
オンラインサテライト
対象イベントはこちら
WSOPへの参加権以外にも、以下の複数のサテライトイベントの開催が予定されています。
オンラインサテライトの流れ&費用

トライアルステージ、サテライトステージ、ファイナルステージ全てを勝ち進むことで、現地でのオフラインDay 1に進出できます。
さらに無料で挑戦できるフリーロールから、 本戦に挑戦することも可能です。
参加するためのチケット価格は以下の通りです。

アプリ内のサテライトなら、最小限のコストでWSOPの参加権利に挑戦できます。
あなたの「実力」で本戦のシートを勝ち取ってみませんか?

以下からポーカーアプリ『JOPT Games』のダウンロードが可能です。

【WSOPの象徴】ゴールドブレスレット

WSOPを象徴する「ゴールドブレスレット」は優勝者に贈られる栄誉であり、多くのポーカープレイヤーにとって最大の目標の一つとされています。
2025年大会のブレスレットは、10カラットイエローゴールド367gにダイヤモンド2,256個をあしらった豪華な造りで、推定価値は約7,500万円以上とされています。
夏のラスベガス本戦だけでも毎年100前後のブレスレットイベントが開催され、WSOP Europe、WSOP Paradise、WSOP Onlineを含めると、年間150を超えるイベントが行われています。

なお、世界各地で開催されるWSOPサーキットでは、ブレスレットに次ぐ栄誉である「チャンピオンリング」を懸けた戦いが繰り広げられています。
リングには開催地のカジノ名と勝ち取ったイベント名が刻まれており、いつ・どこで・何を制したかが一目で分かる仕様です。
WSOP公式では、ブレスレットやチャンピオンリングを「単なるトロフィーではなく、チャンピオンであることを示す永久的な記録」としています。
ポーカー世界王者を決める
メインイベントの賞金

シリーズの目玉となるメインイベントは、毎年およそ10,000人が参加する世界規模の決定戦です。
過去大会の優勝賞金一覧です。
| 開催年 | 参加人数 | 優勝賞金 |
| 2026 | 9,208人 | 約16億円 |
|---|---|---|
| 2025 | 9,735人 | 約15億円 |
| 2024 | 10,112人 | 約15億円 |
| 2023 | 10,043人 | 約18億円 |
| 2022 | 8,663人 | 約15億円 |
| 2021 | 6,650人 | 約12億円 |
| 2020 | 1,379人 | 約4億円 |
WSOPの巨額賞金プールは、参加するプレイヤー自身が支払うバイイン(参加費)によって成り立っています。
参加者数に応じて賞金総額が増える仕組みのため、WSOPは世界でも有数の高額賞金大会となっています。
WSOP LIVEに
ディーラー評価機能も導入

WSOP LIVEでは新たにディーラー評価システムの導入も開始されました。
プレイヤーは自分のテーブルを担当するディーラーを評価でき、その内容はトーナメントスタッフ側に内部共有されます。
さらに、シリーズを通じて高い評価を得たディーラーには報酬が用意されています。
ディーラー向けの報酬システムではありますが、トーナメントではゲーム進行のスピードがブラインドに直結するため、プレイヤーにとってもメリットのある仕組みです。
Our Dealer Rating System is coming to Vegas!
— WSOP – World Series of Poker (@WSOP) May 7, 2026
Using the new Dealer Rating System on WSOP Live…
• Players can rate the dealer at their table
• Ratings are shared internally with tournament staff
• Dealers with the highest ratings will earn rewards throughout the series… pic.twitter.com/SvVkmnQCeK
WSOPで導入されるディーラー評価システムの仕組みや背景については、こちらの記事で詳しく解説しています。

WSOP遠征に便利!
「PokerAtlas」とは?
PokerAtlasを使えば、“WSOP期間中に開催されるWSOP以外のトーナメント情報”も調べられます。

WSOP期間中は、早く敗退した日や、次のイベントまで空き時間ができることも少なくありません。
ラスベガスでは、WSOP開催中に多くのカジノで同時にポーカートーナメントが行われています。
PokerAtlasでは、無料登録するだけで各会場のトーナメント日程や参加費、開始時間をまとめて確認でき、空き日に参加できる大会探しにも便利です。
WSOP Paradise 2026は
Baha Marで12月3日開幕
ラスベガスシリーズ終了後も、2026年のWSOPは続きます。
WSOPは2026年8月7日、バハマで開催する「WSOP Paradise 2026」の概要を公式Xで発表しました。
2026年大会では会場をアトランティス(Atlantis)からバハ・マール(Baha Mar)へ移し、12月3日(木)から17日(木)まで開催されます。
ブレスレットイベントは前年の15から20へ、保証賞金総額は約110億円から約189億円へ拡大されます。
| 項目 | WSOP Paradise 2026 |
|---|---|
| 開催日程 | 2026.12.03(木)~12.17(木) |
| 会場 | バハマ・バハマ―ル |
| ブレスレットイベント | 20イベント ※前年の15から増加 |
| 保証賞金総額 | 約189億円 |
現時点では、個別イベントの日程、参加費、サテライト、プレイヤーズガイドなどの詳細は発表されていません。
出場を検討する場合は、今後公開される公式スケジュールを確認してください。
WSOPは一般プレイヤーにも開かれた世界最高峰の舞台

WSOP 2026ラスベガスシリーズは、251,899エントリーという新記録と、22歳のLucas Jumalonさんによるメインイベント制覇で幕を閉じました。日本勢も4つのブレスレットを獲得し、長見恭輔さんがメインイベント23位に入るなど、過去最高クラスの活躍を見せています。
世界最大級の大会でありながら、WSOPは参加条件を満たせば一般プレイヤーにも開かれています。ダイレクトバイインだけでなく、ライブ・オンラインサテライトから世界王者を目指すことも可能です。
2026年12月には、規模を拡大したWSOP Paradise 2026も控えています。出場を考えている人は国内大会で長時間のトーナメントに慣れ、渡航費を含む予算と日程を準備しましょう。大会日程、参加費、決済方法、サテライト情報は大会ごとに変わるため、必ず公式サイトと最新のプレイヤーズガイドを確認してください。
歴代の日本人ブレスレット獲得者や海外で活躍したプレイヤーについては、以下の記事もあわせてご覧ください。ださい。

海外の大舞台を見据えるなら、まずは国内イベントで実戦経験を積んでおくのも一つの選択肢です。



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