【むさぽ】須佐亮太さんが代表退任を発表!3年半で全国6店舗、これまでの歩みと新体制について紹介

むさぽ 須佐退任

ポーカールーム「MUSASHI POKER ROOM(むさぽ)」を運営する株式会社MUSASHI Entertainmentの代表取締役・須佐亮太さんが、2026年6月末での退任と退社を発表しました。

この記事では、須佐さんが語った退任の理由や、
別業界からの転身を経て全国展開を果たすまでの歩み、そして今後の「むさぽ」の新体制について詳しく紹介します。

目次

須佐さんが語った退任の理由と
経営者としての葛藤

退任の理由については、想像以上に大きくなった組織の中で、自身が直接お客様と触れ合う機会が減り、自分のバリューを最大限に活かしづらくなったためだと説明しています。

全国6店舗まで拡大し、渋谷店の年間来場者数が20,000人を超える規模へと成長するなど、組織が急速にスケールする中で、現場でお客様と向き合うことと、経営者として組織を動かすことの間に生まれた葛藤が、今回の退任につながったと受け取れます。

その一方で、発表のなかでは、今後のMUSASHI POKER ROOMがより強く業界を牽引していくことに疑いはない、との見方も示されています。

退任は事業の縮小ではなく、新体制への前向きな移行として位置づけられているといえるでしょう。

大企業からの転身と
「むさぽ」全国展開までの歩み

須佐亮太さん
画像:公式X

須佐さんはこの3年半、ポーカールーム「むさぽ」の成長と全国展開を支えてきました

大企業からの転身

須佐さんは慶應義塾大学を2010年に卒業後、
パソナ、JTP、ソフトバンクなどを経て、
ポーカー事業へ転身しました。

須佐さんは、3年半前に大企業でのキャリアを離れ、「好きなことを仕事にする」「信頼する友人と仕事をする」という思いからポーカー業界に参入。

当時は店舗経営の経験がなく、手探りの日々だったといいます。

それでも、「日本一レベルの高いゲームができる場をつくる」「仲間との絆を最も大切にする共同体を作る」という2つのミッションを掲げ、MUSASHI POKER ROOMを全国6店舗まで広げました。

渋谷店を起点に広がった「むさぽ」

MUSASHI POKER ROOM 渋谷
画像:Google Map

一号店の「MUSASHI POKER ROOM 渋谷は、ポーカーYouTuberのマサキングさんをプロデューサーに迎え、2022年9月にオープンしました。

渋谷店は成長を続け、2024年時点で年間20,000人を超えるプレイヤーが来場する規模になったとされています。

しかし、ここまでの道のりは決して順風満帆ではありませんでした。

ポストの中でマサキングさんは、「須佐さんが来る前のむさぽは大赤字で潰れる寸前だった」と述べていました。

そこから「須佐パワーで奇跡のV字回復」を遂げ、全国6店舗にまで成長した経緯に触れながら、
須佐さんへの感謝を示しています。

最後には「まちゃきんからの退職金として来年のWSOPに一緒に行こう!」と呼びかけるなど、
ビジネスパートナーにとどまらない、親しみのあるメッセージでした。

「令和の虎」で語られた
「むさぽ」への想いと取り組み

2023年には、FC展開への協力を求め、須佐さんとマサキングさんがYouTube番組「令和の虎」に出演しました。

番組内では、須佐さんが思い描く「むさぽ」の姿が本人の言葉で語られています。

「競技志向の場」を形にした
独自の環境づくり

須佐さんが目指してきたのは、単にポーカーで遊ぶ場所ではなく、プレイヤーが上達を目指せる競技志向の環境でした。

その象徴のひとつが、戦績を可視化する独自アプリです。

むさぽアプリ
アプリのプレイ画像

MUSASHI POKER ROOMでは、専用アプリを使ってリングゲームの成績を管理し、ゲーム収支の折れ線グラフやレート別プレイ時間などを可視化しています。

背景にあるのは、「お金を賭ける」のではなく、戦績やランキングによって「負けたくない」という真剣勝負の動機を生み出す考え方です。

令和の虎

番組内で須佐さんは、お金を賭けず「プライドをかける」新しい形のアミューズメントポーカー店を全国展開したい、という構想を示しました。

令和の虎

マサキングさんからも「ポーカーを面白くするのは負けたくないと思う気持ち」であると語られ、その動機づけをお金でなく戦績とランキングで生み出すために、アプリを作ったと説明されています。

以下からポーカーアプリ『MUSASHI POKER ROOM』のダウンロードが可能です。

この番組出演をきっかけに、「おウチdeお肉」創業者の林 眞右(hamu)さんが名古屋栄店のFC加盟・立ち上げに関わることになりました。

賭博罪・風営法に配慮した
「プロ契約制度」

プロ契約フロー
画像:公式HP

むさぽは、優秀なプレイヤーに対して「業務委託契約」を結ぶプロ契約制度を設計しています。

現在のリングプロ契約では、アプリ内の全店舗ランキング上位0.1 % などの条件を満たしたプレイヤーが、月額10万円の全国リングプロ契約の対象になります。(2026年6月時点)

さらに、店舗のトーナメント成績を評価し、
優秀なプレイヤーと最大契約金20万円などで契約を結ぶ「トナメプロ契約」も用意されています。

こうした制度は、「お金を賭けなくても、ランキングやプロ契約によって真剣勝負の場をつくる」という、むさぽ独自の競技志向を支える仕組みといえます。

法的な確認を重ねて設計されたプロ契約制度

また、むさぽのプロ契約制度は、国内の法律事務所からの助言や関係当局への照会を踏まえて設計された仕組みとして紹介されています。

発表・番組内の説明では、「プロ活動に対する業務委託契約」という形式をとることで、賭博罪や風営法などに配慮した制度設計を行っているとされています。

海外挑戦を支援する「USインターン」

USインターン
画像:公式HP

MUSASHI POKER ROOMでは、上達志向のプレイヤーに対し「USインターン」年4回実施していると紹介されています。

公式FC紹介ページによると、この制度では、全国のMUSASHI POKER ROOMおよびPPC加盟店舗から優秀なプレイヤーを選考し、「Pacific Poker Club」資金提供のもと、1か月間のポーカープロインターンとして、MUSASHI USAの全額ステーキングと全面サポートのもとで海外へ送り出しています。

令和の虎

「令和の虎」に出演したマサキングさんは、
「日本に住みながらポーカープロとして生きていくのは現状”ほぼ無理”」という国内プレイヤーの厳しい現実に切り込んでいました。

むさぽは、そんな日本のポーカー界が抱える構造的な課題に対し、店舗運営だけでなく、海外挑戦への導線づくりにも取り組んでいます。

2つのミッションを原動力に広がる組織

企業理念
むさぽが掲げる企業理念
画像:公式HP

須佐さんが立ち上げ当初から掲げてきたのが、
日本一レベルの高いゲームができる場所を作る
仲間との絆を最も大切にする共同体を作る」という2つのミッションです。

この理念を掲げながら、むさぽは全国6店舗(渋谷・名古屋・神田・仙台・大阪・福岡)を展開するまでになりました。

組織も拡大し、ポーカースクール事業や運営支援アプリの開発を担うグループ会社も生まれています。

こうした組織の拡大は、須佐さんが語った「想像以上に大きくなった組織」という退任理由の背景とも重なります。

今後のMUSASHI POKER ROOMは
どうなる?

MUSASHI POKER ROOM 渋谷
画像:Google Map

須佐さん個人の今後については、プレイヤーへの復帰を期待する声もありますが、退任発表のなかで具体的な進路への言及はなく、現時点では明らかになっていません

今後の動向は、本人の公式アカウントなどの発信を待つ形となりそうです。

須佐さんの退任後も、MUSASHI POKER ROOMの店舗運営やサービスは継続される見通しであり、発表のなかでも新体制による新たな取り組みへの期待が示されています。

また須佐さんは2026年3月、自身のXで「むさぽの今後のビジョン」として、2026年〜2030年に向けた中期経営計画の一部を公開していました。

この投稿では、新たなビジネスエリアへの積極展開を目指す店舗戦略や、プライズを100%スポンサー提供とする自社主催大会の構想、2026年3月1日付での新任取締役・新任大会プロデューサーの参画などが示されています。

ただし、この中期経営計画は退任発表前に公開されたものです。

今回の退任発表では、新体制の詳細なメンバーや今後のビジョンは、別アカウントから追って公表される予定とされています。

そのため、3月時点で示されていた中期経営計画が新体制でどのように引き継がれるかについては、
今後の公式発表を確認する必要があります。

業界・プレイヤーの反応

退任発表に対し、X上ではプレイヤーや業界関係者から、感謝やねぎらいの声が寄せられました

名古屋店の代表を務めるhamuさんは、
須佐さんとの出会いが「令和の虎」であることに触れ、名古屋店立ち上げへの尽力に感謝し、長い間の労をねぎらう言葉を投稿しました。

このほか、須佐さんが今後ポーカープレイヤーとしての生活に戻るのかを尋ねる声や、むさぽをGTO学習の場として挙げてねぎらう声も見られました。

3年半の代表期間を経て新たな体制へ

須佐亮太さんは、2026年6月末をもって株式会社MUSASHI Entertainmentの代表取締役を退任・退社し、7月1日から新体制へ移行します。

別業界からの転身を経て、戦績の可視化やプロ契約制度といった競技志向の仕組みを整え、全国6店舗を築いてきた3年半でした。

退任は事業の縮小ではなく、組織の拡大を受けた前向きな移行として語られています。

新体制の詳細は今後の発表が予定されているため、続報を追っていきたいところです。

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この記事を書いた人

元アミューズメントカジノディーラー。イベント企画会社で培った進行・段取り力を活かし、現在はライトスリー編集部のライターとして活動中。ディーラーとして通算数万ハンドの進行に携わった経験から、ルール適用やテーブルマナー、初心者へのレクチャーに精通。プレイヤーとしても実戦と研究を重ねており、現場の実務知と打ち手としての視点を融合させた「リアルで再現性の高い情報」を届けている。

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