韓国・仁川のParadise City Casinoで開催されていた「Gods of Poker Incheon 2026」が、2026年5月24日に閉幕しました。
本大会には、200人超の日本人プレイヤーが参戦し、俳優の本郷奏多さんがハイローラーで優勝を果たしました。
大会全体でも日本人プレイヤーが多数のタイトルを獲得しており、本記事ではGOP Incheon 2026の概要とともに、日本人勢の活躍を振り返ります。
GOP Incheon 2026とは

Gods of Poker(GOP)シリーズは、神話や伝承の世界観をコンセプトにした、アジアのポーカーシリーズです。
GOPは過去に韓国・済州島でも開催されてきましたが、「GOP Incheon 2026」として仁川で開催されるのは今回が初めてです。
会場は、仁川国際空港から無料シャトルバスで数分圏内のParadise Cityでした。
| Gods of Poker Incheon 2026 – The Prophecy Unfolds | |
|---|---|
| 開催場所 | 開催地:韓国・仁川 会 場:Paradise City |
| 大会日程 | 2026.05.15(金)〜 2026.05.24(日) |
| メインイベント総額 | 約7,600万円 |
| メインイベント参加費 | 約24万円 |
| 公式サイト | 公式HPはこちら▷ |
NLHだけでなく、OmahaやT.O.R.S.E.、Mixed Gameなど、さまざまな種目が用意されました。
GOPの特徴の一つが、「Cronus Structure(クロノス・ストラクチャー)」と呼ばれる独自のトーナメント方式です。
Cronus Structureとは
Cronus Structure(クロノス・ストラクチャー)は、GOPで採用されている独自のトーナメント方式です。
通常のトーナメントでは、レイトレジストで遅く参加したプレイヤーが、同じ参加費で有利なスタック状況から入れる場合があります。
Cronus Structureでは、開始時・第2レベル・登録締切時のビッグブラインド数をあらかじめ設定。
登録締切時のスタックを一定の水準にすることで、エントリータイミングによる有利・不利を抑える仕組みです。
Cronus Structureの詳細については、以下の記事で詳しく紹介しています。

本郷奏多さんがハイローラーで優勝

俳優の本郷奏多さんが、本大会の「#5 Turbo High Roller」で優勝し、優勝賞金約122万円を獲得しました。
さらに、大会終盤の「#66 Turbo High Roller」でも準優勝という好成績を残しました。
本郷奏多さんの近年の海外戦績
本郷奏多さんは、2024年のAJPC Samurai Circuit Taiwanでタイトルを獲得後、アジアを中心に戦績を重ねています。
本郷奏多さんの主な戦績は以下の通りです。
| 年月 | 大会 | イベント | 順位 | 獲得賞金 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年7月 | APPT Manila | Knockout Turbo | 4位 | 約32万円 |
| 2024年4月 | AJPC Samurai Circuit Taiwan | Head Hunter Bounty | 優勝 | 約41万円 |
| 2024年6月 | WSOP 2024 | $1,500 NLH 6-Handed | 312位 | 約45万円 |
| 2024年7月 | APPT Manila 15 | Megastack High Roller | 3位 | 約68万円 |
| 2025年5月 | ASPT Korea 2025 Summer | Single Day High Roller | 優勝 | 約235万円 |
| 2025年6月 | Manila Super Series 22 | NLH | 優勝 | 約52万円 |
| 2025年8月 | APT Incheon 2025 | Single Day High Roller | 7位 | 約81万円 |
| 2025年9月 | ZSOP II | High Roller Single Day 8 Max | 優勝 | 約209万円 |
| 2025年10月 | The Wynn Fall Classic | NLH Turbo | 優勝 | 約63万円 |
| 2026年4月 | APT Taipei 2026 | NLH Win the Button | 10位 | 約8万円 |
| 2026年5月 | GOP Incheon 2026 | #5 Turbo High Roller | 優勝 | 約115万円 |
| 2026年5月 | GOP Incheon 2026 | #66 Turbo High Roller | 2位 | 約75万円 |
近年はアジア圏を中心に、ハイローラー系トーナメントでも継続して結果を残しています。
本郷奏多さんの優勝に関する詳細は、こちらの記事で詳しく解説しています。

大会初日から日本人が4冠

GOP Incheon 2026では、大会初日から日本人プレイヤーの快進撃が始まっていました。
Day 1で行われた最初の6トーナメントのうち、4つを日本人プレイヤーが制覇。
本郷奏多さんもそのうちの1つである「#5 Turbo High Roller」で優勝しています。
【Day1の日本人の優勝者】
- Miyuki Todaさん:約191万円獲得
- Kanata Hongoさん:約122万円獲得
- Mitsuru Sanoさん:約20万円獲得
- Kenji Hataさん:約90万円獲得
日本人プレイヤーは最終的に全79トロフィー中34個を獲得し、タイトル数で約半数に迫る活躍を見せました。
メインイベントで
上位入賞したプレイヤーたち

総エントリー数356・総賞金約7,200万円で行われたメインイベントでは、韓国のKyung Min Lee(キョン ミン リー)さんが優勝しました。
ファイナルテーブルには2名の日本人が進出しており、日本人最高順位となる4位に入賞したHiroki Karatsuさんは、約471万円を獲得しています。

| 順位 | 上位入賞した日本人プレイヤー (※敬称略) | 賞金 |
|---|---|---|
| 4位 | Hiroki Karatsu | 約471万円 |
| 9位 | Ryoma Yamamoto | 約162万円 |
| 11位 | Yoshiki Shibata | 約134万円 |
| 14位 | Chisa Matsutani | 約93万円 |
| 16位 | Hyuga Nishiguchi | 約82万円 |
| 17位 | Kohei Suzuki | 約82万円 |
9位に入賞したYamamoto Ryomaさんは「#1 GOP Olympians」と「#26 Hyper Turbo – High Roller」で優勝しており、今大会を通じてサイドトーナメント2冠とメイン9位という結果を残しています。
日本人のサイドトーナメント優勝者
GOP Incheon 2026では、日本人プレイヤーが多数タイトルを獲得しました。
ここでは、サイドトーナメントで結果を残した日本人優勝者を紹介します。
| トーナメント名 | 優勝者(※敬称略) | 優勝賞金 |
|---|---|---|
| #1 GOP Olympians – Final Day | Yamamoto Ryoma | 約217万円 |
| #3 Single Day High Roller | Miyuki Toda | 約191万円 |
| #5 Turbo – High Roller | Kanata Hongo | 約122万円 |
| #6 Hyper Turbo – Double Board Single Winner | Mitsuru Sano | 約20万円 |
| #8 Hyper Turbo – High Roller | Kenji Hata | 約90万円 |
| #15 Hyper Turbo | Daiki Shirashima | 約53万円 |
| #17 Hyper Turbo – High Roller | Kenji Hata | 約122万円 |
| #18 T.O.R.S.E. | Mitsuaki Amada | 約36万円 |
| #19 Titan Stack – Final Day | Yohei Makino | 約165万円 |
| #21 Aphrodite’s Event(Women’s) | Honoka Suzuki | 約20万円 |
| #24 Hyper Turbo – Power Button | Tadashi Kitagawa | 約42万円 |
| #26 Hyper Turbo – High Roller | Yamamoto Ryoma | 約77万円 |
| #30 Titan Stack – Turbo | Taku Okumura | 約73万円 |
| #33 Hyper Turbo | Yuma Takaki | 約50万円 |
| #34 5-Card NL Omaha – Hyper Turbo | Yuri Ishida | 約30万円 |
| #35 Hyper Turbo – High Roller | Keiichiro Sugimoto | 約160万円 |
| #38 NL Hold’em | Atsuki Hayamoto | 約95万円 |
| #40 Titan Stack – Turbo | Katsunori Fujii | 約36万円 |
| #43 Hyper Turbo – Bomb Pot | Takayuki Terasawa | 約39万円 |
| #50 Hyper Turbo | Sachiko Uchihara | 約52万円 |
| #54 NL Hold’em | Sachino Sato | 約62万円 |
| #57 NL Single Draw Mix – Turbo | Hironori Katabuchi | 約21万円 |
| #58 Hyper Turbo – Super Hold’em (3 Hole Cards) | Marino Hoshi | 約31万円 |
| #60 Hyper Turbo – High Roller | Yujiro Honda | 約132万円 |
| #64 Aphrodite’s Event(Women’s) | Michiru Miura | 約33万円 |
| #70 Kraken Stack – Final Day | Kyota Henzan | 約150万円 |
| #72 GOP High Roller | Konosuke Nakajima | 約458万円 |
| #73 Aphrodite’s Event(Women’s) | Mayuka Inoue | 約29万円 |
| #74 5-Card PL Omaha – Turbo | Ken Yoshikawa | 約52万円 |
| #77 Hyper Turbo – High Roller | Yuya Hirata | 約162万円 |
| #78 The Closer Mystery Bounty | Takuto Okawa | 約66万円 |
| #80 Last Chance High Roller | Ryo Kotake | 約153万円 |
| #83 Turbo – High Roller | Takao Shimizu | 約56万円 |
平田雄也さん:ハイローラーを制覇
JOPT公式パートナーの平田雄也さんは、「#77 Hyper Turbo – High Roller」で優勝し、約162万円を獲得しました。
来栖うさこさん:
個人戦で優勝、チーム戦でも準優勝

インフルエンサーの来栖うさこさんは、「#50 Hyper Turbo」で優勝を果たしました。
また「#0 Influencer Conquest – Team Edition」にチームで参加し準優勝を獲得しています。
Kenji Hataさん:ハイローラー2冠を達成

Kenji Hataさんは「#8 Hyper Turbo – High Roller」と「#17 Hyper Turbo – High Roller」の2冠を達成しました。
両イベントとも、ブラインド上昇の速いHyper Turbo形式での優勝でした。
Konosuke Nakajimaさん:
日本人最高額の約458万円獲得

Konosuke Nakajimaさんは「#72 GOP High Roller」で優勝し、今大会の日本勢トップとなる約458万円を獲得しました。
女性限定トーナメント:
3回すべて日本人が優勝
女性限定の「Aphrodite’s Event」は今大会で3回開催されましたが、3回とも日本人が優勝しています。
「Aphrodite’s Event」の優勝者
- Honoka Suzukiさん:約20万円獲得
- Michiru Miuraさん:約33万円獲得
- Mayuka Inoueさん:約29万円獲得
話題になった出来事──
参加者1名で成立したハイローラーも
GOP Incheon 2026では、1エントリーで成立したトーナメントが2つありました。
「#48 Single Day High Roller」と「#63 Single Day High Roller」は、それぞれ参加者1名のまま開催され、そのまま優勝が決まる形となりました。
参加費はいずれも約46万円(440万ウォン)だった一方、優勝賞金は約40万円(384万ウォン)。
参加して優勝しても参加費を下回るという、珍しい結果になりました。

(引用:公式サイト)
メインイベントも、途中までは保証ラインの350エントリーに届くかどうかが注目されていました。
大会中盤の公式記事では、350エントリー未満で終わる可能性にも触れられていましたが、最終的には356エントリーまで伸び、保証を上回って閉幕しています。
本郷奏多さん、田中圭さん──
芸能人プレイヤーの海外好成績が続く

本郷奏多さんのGOP Incheonでの優勝・準優勝に続き、直近では田中圭さんも「Aussie Millions $25k Challenge」で7位入賞を果たすなど、芸能人プレイヤーの海外での活躍が目立っています。
こうした芸能人の活躍がきっかけで、海外ポーカー大会に興味を持つ人も増えているのではないでしょうか。
さらにJPPS(Japan Poker Player Services)のような渡航サポートが整ってきたこともあり、海外大会への参戦は一部の専業プレイヤーだけのものではなくなってきています。
JPPSとは?
JPPS(Japan Poker Player Services)は、海外ポーカー大会に参加する日本人プレイヤー向けに、渡航・宿泊・大会参加などをサポートするサービスです。
海外大会に初めて参加する人でも現地で動きやすいよう、情報提供や手続き面のサポートを行っています。
田中圭さんの活躍については、以下の記事で詳しく紹介しています。

次はマニラ、台北、そして仁川へ

Gods of Poker Incheon 2026は、本郷奏多さんのハイローラー制覇を皮切りに、開幕Day 1から6冠中4冠を日本勢が獲得。
最終的には、日本人が79トロフィー中34個を獲得し、33名の優勝者による合計獲得賞金は約3,000万円に達するなど、アジアの舞台で日本勢の存在感が際立った10日間となりました。
次のGOPの舞台は、8月のGOP Manila 2026、9月のGOP Taipei 2026 II、そして10月のGOP Incheon IIです。
| 大会名 | 日程 |
|---|---|
| GOP Manila 2026 | 2026年08月21日(金)〜08月30日(日) |
| GOP Taipei 2026 II | 2026年09月18日(金)〜09月27日(日) |
| GOP Incheon II | 2026年10月30日(金)〜11月08日(日) |
マニラ、台北、仁川と続く次回以降のシリーズでも、日本から参加しやすいアジア圏での開催が続きます。
海外大会での日本人プレイヤーの活躍を見て、「自分もいつか挑戦してみたい」と感じた方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、いきなり海外大会に参加するのはハードルが高い……と感じる方は、まずは国内の大型大会でポーカートーナメントの雰囲気に触れてみるのもおすすめです。
こちらの記事では国内の大型大会情報をまとめていますので、あわせてチェックしてください。







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