近年の国内ポーカーイベントは、増加するプレイヤーにともなって大会規模や注目度がさらに高まっています。
こうした大会では、多くの企業が協賛として関わっている点も特徴の一つです。
協賛企業は単なる支援ではなく、会場環境や利便性、プレイヤー体験を形づくる要素にもなっています。
本記事では、JOPTを中心とした大会を例に、どのような企業がポーカーイベントを支え、どのような役割を担っているのかを整理します。
【この記事でわかること】
JOPT社が展開する大型ポーカーイベント

JOPTは、日本国内最大規模のポーカーイベントの一つです。
運営を行うJOPT社では、ポーカーデビュー層向けの「SPADIE」、戦国時代をテーマとした「戦国ポーカーツアー」、競技志向のプレイヤー向け大会「MASTERS」など、複数のシリーズを展開しています。
規模としては、JOPT 2025 Grand Finalにおいてエントリー数が45,000を超え、メインイベントのプライズ総額は1億円に達しました。
現在では日本国内にとどまらず、アジア全体からも注目を集めるイベントへと成長しました。
こうした大規模大会の開催には、主催者だけでなく、複数の企業による協賛や支援が重要な役割を担っています。
ポーカー大会における協賛とは
ポーカーイベントにおける協賛企業は、単なる資金提供にとどまりません。
会場内の設備やサービス、飲食やコンテンツ提供といった形で関与し、大会運営と参加体験の両面を支えています。
そして、プレイヤー・運営・企業のそれぞれにメリットがあります。
- プレイヤー:飲食や充電設備、会場内コンテンツの質などがプレイの快適さに大きく影響
- 運営:設備やサービスを外部に委ねることで運営負荷を軽減、イベント全体のクオリティ向上
- 企業:単なる広告にとどまらず、実際にサービスを体験してもらえる機会
例えば、先日開催された戦国ポーカーツアーでは、プレイヤーが陣羽織を着用できる体験や人気料理店とのコラボフードの提供など、対戦以外の時間も楽しめる取り組みが行われていました。


協賛企業は、こうしたプレイ以外の時間も含めて、大会全体の体験をつくる要素の一つといえます。

協賛企業増加の背景
ポーカー大会において協賛企業が増加している背景には、運営側だけでなく企業側にもメリットがあることが関係していると考えられます。
中でも、リアルイベントならではの強みが一因として挙げられます。
オンライン広告が主流となる中で、実際に商品やサービスに触れられる場の価値は相対的に高まっているといえます。
特にポーカー大会のように長時間滞在するイベントでは、来場者が自然な形でサービスに接する機会が生まれやすく、単なる認知にとどまらず体験へとつながりやすい点が特徴です。
さらに、実際の体験を通じてSNSや口コミでの拡散が期待されることから、これまで接点のなかった層への訴求や新規顧客の獲得にもつながる可能性があります。
ChargeSPOT|
戦国ポーカーツアーに協賛
2026年3月18日から22日に開催された「戦国ポーカーツアー 2026 -春の陣-」に、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」が設置されました。

ChargeSPOTとは
ChargeSPOTは、株式会社INFORICHが運営するモバイルバッテリーシェアリングサービスです。
アプリまたはQRコードをスキャンするだけでバッテリーを借りられ、全国47都道府県・約5.9万箇所に設置されています。
返却も全国どこのスポットでも可能で、簡単に持ち運べる利便性が特徴です。
どんな風に役に立ったのか
今大会では、プレイヤーの平均滞在時間は4〜5時間、長い場合は10時間を超えるケースも確認されています。
大会中はハンド記録の管理や待機中の情報確認、SNS投稿などスマホを使用する場面が多く、バッテリー消耗は避けられない要素です。
ChargeSPOTを利用するために一度席を離れる必要はありますが、会場内で手軽にモバイルバッテリーを確保できることで、長時間の滞在中でも充電切れへの不安軽減につながります。

実際に会場内では卓上にバッテリーを置きながらプレイする姿や、休憩中にレンタルする様子も多く確認されました。
「必要なタイミングで確保できる充電手段」があること自体が、プレイヤー体験を支える要素の一つであり、大会を支えるインフラとして機能しています。
INFORICH公式によると、CHARGESPOTは今後も国内ポーカーイベントへの設置拡大を予定されており、次回のJOPT Grand Finalをはじめ、複数の大型イベントでの導入も進める予定です。
BURGER KING|JOPTに長年協賛
1954年にアメリカで創業されたBURGER KINGは、現在世界100カ国以上・19,500店舗以上を展開するファストフードチェーンです。
日本では370店舗以上を展開しており、直火焼きの100%ビーフパティを使ったバーガーで知られています。
大会での取り組み


JOPTとのコラボは複数回にわたって続いており、プレイヤーの間では定番の協賛企業として定着しています。
BURGER KING協賛トーナメントの「NLH Whopper®Stack」では、参加者全員へのカードプロテクター配布や、優勝者へのWHOPPER®無料券12ヶ月分といった副賞が用意されていました。
JOPT 2025 Grand Finalでは、会場のドリンクチケットがバーガーキング高田馬場店を含む周辺13店舗でも使用できるようになっており、大会の体験が会場の外にもできる形となりました。

長時間の滞在が前提のポーカー大会において、手軽に満足度の高い食事が取れる環境はプレイヤーにとって重要です。
食事を単なる補給にとどめず、イベント体験の一部として組み込んでいる点が、ポーカー大会における協賛企業の特徴といえるでしょう。
ポーカーチェイス|
JOPTサテライト実施
株式会社Skyfallが提供するバトルロワイヤル形式のオンラインポーカーゲーム「ポーカーチェイス」は、2025年からJOPTとの連携を継続的に深めており、JOPT 2026 Tokyo #01では5度目となるコラボレーションを果たしました。
ポーカー大会との連携
この連携の特徴は、オンラインとリアルをつなぐ仕組みにあります。
ポーカーチェイスでは、アプリ内で開催される公式サテライトを勝ち抜くことで、JOPTのメインイベント本戦への出場権を獲得できるルート用意されました。
実際にJOPT 2026 Tokyo #01では、11月から12月にかけて全198回のサテライトが実施され、場所や時間を問わず予選に参加できる環境が整えられていました。

会場では協賛トーナメント「New Star Championship Sponsored by Poker Chase」も開催され、入賞者にはオリジナルパーカーやゲーム内限定称号といった副賞が贈られました。
また、新宿・渋谷を走るコラボトラックを撮影してSNS投稿すると参加チケットが当たるキャンペーンも実施され、街中を巻き込む施策として話題を集めました。
まずアプリでポーカー大会に触れ、そこから会場で開かれるJOPT本戦へ参戦するという流れができることで、参加のハードルが下がるプレイヤーも多くいるのではないでしょうか。
大会を支える多様な協賛企業
先で紹介した企業以外にも、多様な企業が協賛となっています。
BLVCK PARIS|
高級ライフスタイルブランドが協賛に初登場!

JOPT 2026 Grand Finalでは、コラボトーナメント「NLH Tag Team Sponsored by BLVCK PARIS」が開催されることが決定しました。
BLVCK PARIS(ブラックパリ)は、“オールブラックの世界観”を軸にしたラグジュアリー・ライフスタイルブランドで、JOPTの協賛企業としては初登場です。
BLVCK PARISの“黒”とJOPTの“青”がどのような融合を見せるのか期待が高まります。
コラボトーナメントの詳細はこちら
「NLH Tag Team Sponsored by BLVCK PARIS」は、2026年5月1日(金)19:00から開始します。
コラボトーナメントでは、プライズに加え、BLVCK PARISの豪華景品を獲得できます。
優勝者:BLVCK PARISセット
2-3位 : BLVCK PARIS オリジナルデック
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— JOPT / Japan Open Poker Tour (@japanopenpoker) April 9, 2026
黒も、ポーカーも、ライフスタイルそのものに。
NLH Tag Team Sponsored by BLVCK PARIS 開催決定🙌
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JOPT 2026 Grand Finalでは、高級ライフスタイルブランドBLVCK PARIS(@BlvckparisJp)とのコラボトーナメントが決定🤝
優勝者にはなんと、豪華BLVCK PARISセットを贈呈🖤
さらに、BLVCK… pic.twitter.com/QwOfu9ANeR
17LIVE|ポーカーを「体験するもの」から
「観るコンテンツ」へ

17LIVEは、ライブ配信プラットフォームとして大会の様子をリアルタイムで発信するメディア協賛として参加しています。
会場の熱気や印象的なプレイを広く届けることで、ポーカーに触れる機会を拡張し、新たな関心層への認知につながります。
競技としてのポーカーを「体験するもの」だけでなく、「観るコンテンツ」として成立させる役割を担っています。
鰻次郎|有名飲食店とJOPTのコラボ弁当

地上波でも取り上げられ、櫻井翔さんなどの著名人が多数訪れることでも知られる飲食店「鰻次郎」は、JOPT 2025 Tokyo #03において「JOPT鰻おにぎり」を提供し、プレイヤーから高い支持を集めました。
ポーカー大会は長時間の滞在が前提となるため、会場内で食事を済ませられる環境は重要な要素の一つといえます。
こうした飲食の提供は、プレイの合間の時間を支えるとともに、大会全体の体験価値を高める役割を果たしています。
全力ストレッチ|
サービスを気軽に体験できる


「全力ストレッチ」は、会場内でストレッチサービスを提供する形で協賛しています。
ポーカー大会は長時間の着席が続くため、身体への負担が生じやすい環境といえます。
会場ではプレイ中でもストレッチを受けられる仕組みが整えられており、席に座ったまま身体をほぐしてもらうことで、プレイの合間に無理なくリフレッシュできる環境が実現されています。
こうした協賛企業のサービス提供により、サービスをその場で気軽に体験・味わうことができます。
単に情報として認知されるだけでなく、体験を通じて印象に残りやすくなり、店舗やブランドへの関心につながりやすくなるのです。
ほかにも多数の企業がJOPTを支えています
JOPTでは、ここまで紹介してきた企業以外にも、30以上の協賛企業が大会を支えています。
飲食・配信・通信・美容・エンタメなど、その分野は多岐にわたります。
以下はその一部です。
JOPT協賛企業一覧
| ジャンル | 企業名(敬称略) |
|---|---|
| ポーカー・ゲーム / エンタメ | APT / ハウス・オブ ブラックジャック / タイパ至上主義 / NEO GRMLNS |
| 配信・メディア / 芸能 | Sun Music / JOPT magazine / 董牌帝 x JOPT |
| 飲食・ドリンク | ブラックサンダー / クライナー / のむシリカ / イヨシコーラ |
| 美容・ヘルスケア | BULK HOMME / VITAS / Esthe Pro Labo® / TAクリニック / 新宿クリニック / RIVER CLINIC / on | off(スイッチ) |
| ボディケア・コンディション | OLIVESPA / iCureテクノロジー / グッドライフジム |
| 通信・インフラ / IT | LinksMate / チャっぽい / TwoGate / BBO Poker Tables |
| 体験・空間演出 / ライフスタイル | CHILLERS / V2 TOKYO / NORTH VILLAGE / ex’position / 刺繍屋ドットコム |
| ファッション・ブランド | BLVCK PARIS / ELAN MARIRE |
| 旅行・不動産 / 国際連携 | 日本旅行 / SMDC / RAMHOMES |
| 文化・伝統 / その他 | 日本橋「円居」 |
JOPTの大会は単なる競技イベントではなく、多様な企業とともに体験価値を作り上げる場になっています。
2026年上半期の
イベント開催スケジュール
JOPTを含む、JOPT社が今年の上半期までに開催する予定のイベントスケジュールは以下の通りです。
| イベント名 | 開催期間 | 会場 |
|---|---|---|
| MASTERS POKER CLASSIC 2026 | 04.03(金)~ 04.05(日) | 東京ポートシティ 竹芝 ポートホール |
| JOPT 2026 Grand Final | 04.24(金)~ 05.06(水) | ベルサール高田馬場 |
| SPADIE POKER LEAGUE Season 41st | 05.21(木)~ 05.24(月) | ベルサール新宿 グランド |
| JOPT 2026 Tokyo #02 | 07.16(木)~ 07.20(月) | ベルサール高田馬場 |
| JOPT 2026 Fukuoka #01 | 07.30(木)~ 08.02(日) | UNITED LAB |
| Top of Poker Championship Season 17 | 09.10(木)~ 09.13(日) | 難波御堂筋ホール |
以下の記事では、2026年のポーカーイベントを全て紹介しています。
JOPT社以外が主催のポーカー大会を知りたい方や、下半期のポーカー大会を知りたい方はこちらをご覧ください。

ポーカーイベントは
企業とともに作られている
ポーカー大会における協賛は、従来のような賞金や副賞の提供にとどまるものではありません。
協賛企業は飲食、充電環境、配信、体調管理など、プレイヤーが快適に参加するための“必要不可欠な要素”として機能しており、ポーカーイベントも今や単なる競技の場ではなく、企業とともに作られる総合的な体験イベントへと変化しつつあります。
実際に、JOPTの代表の亀井翼さんも、以下のように述べています。
JOPTにとってスポンサーは、単にご協賛をいただき、広告をご出稿いただく関係にとどまりません。
— 亀井 翼|JOPT CEO / JPBA代表理事 (@T_Kamei_JOPT) March 27, 2026
大切なのは、
スポンサーの商品・サービスの価値に触れていただく機会を一緒につくりながら、イベントの価値を共につくること。
そして、ポーカー文化の広がりを共にに支えることです。…
今後JOPT、SPADIE、戦国ポーカーツアーなどでどのような協賛が広がっていくのでしょうか。
大会そのものだけでなく、“大会を支える企業”に注目してみると、ポーカーイベントの見え方はまた少し変わるかもしれません。

JOPT 2026 Grand Final
2026.04.24 – 05.06
@ベルサール高田馬場


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