ポーカー大会で優勝すると、熱狂的な観衆の中、豪華なトロフィーを手にすることができます。
かつては海外の大会でしか見られなかったような豪華絢爛なトロフィーですが、近年は日本のポーカー大会でも、美術品レベルの美しいトロフィーが数多く登場しています。
今回は、世界中のポーカー大会で贈られる伝統的なトロフィーから、日本の大会(JOPT・SPADIE・戦国ポーカーツアー・TPC)の最新で個性的なトロフィーまで、プレイヤーの憧れである「勝利の証」を紹介します。
【この記事でわかること】
海外大会のトロフィー特集
世界中のポーカープレイヤーが憧れる、最高峰の大会のトロフィーを紹介します。
単なる名誉にとどまらず、数千万円から1億円以上の価値を持つものや、有名アーティストとのコラボレーションなど、そのスケールはまさに世界トップクラスです。
World Series Of Poker

世界最大規模のポーカー大会として知られるWSOPです。
全世界100カ国以上からポーカーを愛するプレイヤーたちが一堂にラスベガスに集まり、熱い戦いが繰り広げられます。
メインイベントのブレスレットは約1億円の価値!

メインイベントの優勝者には特別にデザインされた「世界に一つしかないブレスレット」が贈られます。
例えば2024年のメインイベントブレスレットは、445グラムの10金イエローゴールドに、1,948個のラウンドダイヤモンド、230個のブラックオニキス、75個のレッドルビーなど、合計2,253個もの宝石が散りばめられていました。
このブレスレットだけでも約7,250万円(500,000ドル)の価値があると言われており、スポーツ界で最も高価なトロフィーと称されています。
サイドイベント優勝でゴールドブレスレット

サイドイベントの優勝者にも、名誉あるゴールドブレスレットが贈られます。
日本人プレイヤーの活躍も目覚ましく、2024年・2025年と岡本詩菜さんが「Ladies Championship」で連覇を達成し、日本人初の2本目のブレスレットを獲得。
さらに2025年には、Ryutaro Suzukiさんも「3,000ドル T.O.R.S.E.」で優勝し、自身2本目のブレスレットを獲得しています。
WSOP Circuitはリング

世界各地で開催されるWSOPのトーナメントシリーズ「WSOP Circuit」では、優勝者にWSOPのロゴが刻まれたゴールドリングが贈られます。
European Poker Tour

EPTはPokerStarsのトーナメントシリーズの一つで、スターズマークをあしらった重厚なトロフィーが優勝者に贈られます。
このトロフィーは、アルミニウムを3D加工してブラックアルマイト処理を施し、その上部にゴールドまたはニッケルメッキのスペードを配置した、非常にスタイリッシュで洗練されたデザインです。
ヨーロッパ各地の美しい都市で開催され、洗練された雰囲気の中で最高峰の戦いが行われるEPTのイメージを体現した、近代的な造形美を誇ります。
World Poker Tour

WPTのメインツアー・メインイベントの優勝トロフィーは、非常に大きなカップ型のデザインです。
2020年に、WPTの長年のコメンテーターでありポーカー殿堂入りを果たした故マイク・セクストン氏の功績を称え、「Mike Sexton WPT Champions Cup」と改名されました。

この巨大なトロフィーには歴代優勝者全員の名前が刻まれ、大会会場を巡回して飾られます。
世界のヨコサワさんが2013年に韓国・済州で行われたWPTメインイベントで優勝し、この由緒あるトロフィーに名を刻んだことは有名です。
WPT Prime

WSOP Circuitのような立ち位置で地域ごとに開催されている「WPT Prime」シリーズ。こちらのメインイベントは、WPTのロゴがあしらわれたスタイリッシュなトロフィーとなっています。
また近年では、現代アーティストのダニエル・アーシャム氏がデザインを手がけた、彫刻作品のような斬新なトロフィーが採用される大会もあり、アートとポーカーの融合が話題を呼んでいます。
Triton Poker

超ハイローラーのみが集まる特別なイベント「トリトンポーカー」。
お馴染みのロゴをそのままデザインしたゴールドトロフィーを採用しています。
この圧倒的な高級感は、超ハイローラーのイメージに合った仕上がりといえるでしょう。
Winner’s Trophyと副賞の高級時計

さらに、勝者には副賞としてスイスの超高級時計ブランド「Jacob & Co.」が手がける専用の腕時計が授与されます。
トリトンのロゴがあしらわれたスケルトンデザインのこの時計は、数千万円の価値があるとも言われ、見る人にはすぐにトリトンポーカーの勝者だとわかる特別なステータスシンボルとなっています。
U.S. Poker Open

U.S.Openは、ラスベガスのPokerGO Studioで開催されるハイステークスシリーズです。
この大会の特徴のひとつは、単一のトーナメント優勝ではなく、シリーズ全体の累計ポイントで総合優勝を争う点にあります。
見事、一番ポイントを稼いだプレイヤーには「Golden Eagle Trophy」という、大きな鷲をモチーフにした大迫力のトロフィーが贈られます。
ブロンズ製でゴールドのパティナ仕上げが施され、黒塗りの木製ベースに固定されたこのトロフィーは、アメリカの威信を象徴するような力強いデザインで、ポーカー界でも一際異彩を放っています。
Asia Pacific Poker Tour

アジアのプレイヤーに大変人気のあるAPPTもPokerStars主催のシリーズです。
こちらのトロフィーもPokerStarsの象徴であるスターズロゴがあしらわれています。
マニラやマカオなど、アジアの主要都市で開催されるこの大会は、多くの日本人プレイヤーにとっても馴染み深く、このスペードトロフィーを目標に海外遠征に挑むプレイヤーも少なくありません。
世界にも負けない日本大会のトロフィー特集
日本のポーカーシーンの発展に伴い、各大会のトロフィーも独自の進化を遂げています。
それぞれの大会のコンセプトを体現した、個性豊かなデザインをぜひチェックしてみてください。
JOPT

国内大規模ポーカーイベント「JOPT」では、美術品のような美しさのステンドグラストロフィーが採用されています。
TAGAMIグラス工房の職人が丹精込めて作り上げるこのトロフィーは、「勝者に、栄誉と、アートを。」というコンセプトのもと制作されています。

Main Event
JOPTの歴史・ブランドを象徴し、重厚感と威厳を備えた佇まい。

瑠璃色と翠色が織りなすステンドグラス。
台座に金箔、中心には本物のサファイヤが散りばめられたデザイン。

Tag Team Highroller
スペイン・サグラダ・ファミリアの光をモチーフ。
イタリア伝統のベネチアングラス製法による芸術品。

Mini Main Event
JOPTブルーとシルバーの2色で構成された洗練されたデザイン。
ガラスを一枚一枚丁寧に組み合わせていく工程は、完成品のデザインとはまた異なる見ごたえがあります。
トロフィーの制作の様子はこちら
以下の記事では、前回の東京大会について詳しく説明していますので、興味がある方はこちらをご覧ください。

SPADIE

「ここから始まるボク達のポーカーライフ」をコンセプトに、初心者の登竜門として愛される「SPADIE」。




SPADIEのトロフィーは、トランプの4スートをモチーフにした、カラフルでポップなデザインです。
厳しい勝負の威圧感ではなく、「ポーカーの楽しさ」を祝福する愛らしいデザインで、イベントごとに異なるスートのトロフィーが授与されるため、全種類集めたくなるコレクション性の高さも魅力です。
以下の記事では、前回大会のSPADIEの情報について詳しく説明していますので、興味がある方はこちらをご覧ください。

戦国ポーカーツアー

「もしも戦国時代にポーカーがあったら?」という壮大なコンセプトのもと開催される「戦国ポーカーツアー」。
この大会のトロフィーは、まさに「武士道の精神」を体現しています。
メインイベントの優勝者には名誉の証として「兜」型のトロフィーが贈られます。
また、優勝者への特別な賞品として、京都の名工・清助刃物が魂を込めて作った至高の包丁が贈られることもあります。

海外プレイヤーにとっても印象的な、日本独自の勲章といえるでしょう。
以下の記事では、戦国ポーカーの情報について詳しく説明していますので、興味がある方はこちらをご覧ください。

TPC

西日本で開催される大規模ポーカーイベントとして大阪・難波を熱狂させる「TPC」。
TPCのトロフィーは、ゴールドとマットなブラックで構成されたデザインで、高級感と存在感を兼ね備えた仕上がりです。
以下の記事では、2月に開催されたTPCの模様について詳しく説明していますので、興味がある方はこちらをご覧ください。

そのトロフィーは、あなたを待っている

WSOPのブレスレットやTritonの高級時計など、世界大会の「勝利の証」は別次元のスケールです。
しかし、日本のポーカーシーンでも、各大会が独自のトロフィーを用意しています。
JOPTのステンドグラスは美術品のような仕上がりで、戦国ポーカーツアーの兜は、日本独自の勲章です。
SPADIEのポップなスートトロフィーは、初めてポーカー大会に挑む人の背中を押し、TPCのゴールド×マットブラックは西日本王者の証として輝き続けています。

JOPT 2026 Grand Final
2026.04.24 – 05.06
@ベルサール高田馬場
どのトロフィーも、最初から遠い存在ではありません。
一歩踏み出し、テーブルに座り、勝負に向き合ったその先に、現実として掴める目標として置かれています。
まずは身近な日本の大会から、あなたも「勝利の証」を目指して挑戦してみてはいかがでしょうか。


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