2026年に入り、国内ポーカー界隈でたびたび話題に上がっているのが、「トーナメントにおけるプライズ支払いに関する動き」だ。
最近では、WPT TOKYO 2025において、プライズの支払いまでに約1ヶ月半を要したケースがあり、その間公式Xなどから明確なアナウンスがなかったことから、不安の声がプレイヤー間で広がっていた。
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また、直近では大阪で開催されたUSOP(昨年10月開催)のプライズ支払いについても公式からの発表があり、その案内内容などについても波紋を呼んでいる。
【昨年のUSOPで獲得された選手契約に関して】
— USOP JAPAN (@USOPJAPAN) February 23, 2026
いつもUSOP、USCにご参加いただきありがとうございます。
昨年10月のUSOPのサイドイベントでプライズを獲得された皆様へご連絡させていただきます。
USOPで獲得されたプライズですが、管理がポーカージャパン社ではなく、USOPの管理となります。…
本記事では、これらの事例をもとに、
- 実際に何が起きているのか
- 支払いまでのプロセスはどうなっているのか
- プレイヤーが感じている不安の背景は何か
を整理しながら、国内大会におけるプライズ支払いの現状を検証していく。
WPT TOKYO 2025での騒動について

2025年末に開催されたWPT TOKYO 2025では、メインイベントのプライズ総額が1億円を超える大規模な賞金額が掲げられ、公式アナウンスではメインイベントのプライズは「現金振込」、サイドイベントのプライズは「指定のサイトサイト内にて仮想通貨での振込」となる旨が参加者側にも明示されていた。

しかし大会終了後、SNS上では、参加者の間からプライズの支払いに時間がかかっているとの声が複数見受けられた。
特に大会から約1か月半が経過した時点でも振込が確認できないとして、不安や疑問を示す投稿が散見され、実際に「まだ振り込まれていない」といった問いかけや、「いつ支払いがされるのか」といった反応がX上で多く挙がっていた。
その後、公式から「2月14日までに振込を行う」という案内が届いたとの声が上がり、実際に一部のプレイヤーの口座にプライズが届いたという報告も投稿された。
この支払いは1日ほど予定日を過ぎてのものではあったが、無事に処理されたという声も確認されている。
また、支払い方法に関しては、本来メインイベントは現金振込とされていたものの、一部の受賞者は運営とのやりとりの結果として仮想通貨(USDT)での受け取りを選択し、対応したとする投稿も見られた。
こうしたやりとりから、支払い手続きやタイミングに参加者ごとで差が生じたことがうかがえる。
全体としては、プライズが最終的に支払われているという報告もあり、プレイヤーからは「支払いが完了して安心した」といった反応も出ている一方で、支払いまでの期間や情報の発信タイミングについて戸惑いや不安の声が残っている状況だ。
USOP Osaka 2025 での騒動について

2025年10月に開催された「USOP JAPAN 2025 OSAKA」についても先日ポストされた内容をきっかけに話題となっている。
内容としては以下のようなものである。
先日のUSOPで獲得されたプライズは「ポーカージャパン株式会社」ではなく、「USOP」の管理となる。
その中で、今回注目を集めているのが「ポーカージャパン株式会社」だ。
「ポーカージャパン株式会社」は西日本では名の知られている「JAPAN GOLD DRAGON」を運営している会社である。

2025年10月に開催された「USOP JAPAN 2025 OSAKA」については「ポーカージャパン株式会社」と「USOP」のコラボであったということがわかっている。
私達ポーカージャパン社と、USOP 様がコラボする【USOP大阪♠2025】では様々なイベントが開催されます。中でも、#1【Welcome to USOP】の優勝者には GACKT 様と同卓する権利も付いています♥
— 川田 悠二 (@O_P_M_KING) August 21, 2025
10/4(土)20時から 1テーブル限定、SPゲスト盛り沢山のトナメは大注目😆#USOP大阪2025#堂島リバーフォーラム pic.twitter.com/hPp9RATg1m
その上で、この4ヶ月の間に両社の間に何があったのかは不明だが、元々「ポーカージャパン株式会社」が対応していたプライズの付与についてを今回「USOP」側に引き継ぐという形になったようだ。
現在、ポーカージャパン社として川田悠二氏がX上で関係ポストをしているプレイヤーにリプライで謝罪を行っており、結果として「10月のUSOPで獲得したプライズ」に関しては受け入れるという形での対応となった。

一方で、新たな波紋を呼んでいるのがUSOP側の対応である。

公式LINEでの問い合わせに対する回答には、次のような条件が示されていた。
- 「日本国内のUSOP・USC」での使用は可能
- ただし、cap付きハイローラーのエントリーには使用不可
つまり、プライズは“受け取れる”ものの、使用条件が付く形となっている。
今回の一件では、
- プライズ管理主体の変更
- 受け取りまでの時間的な混乱
- そして使用条件の明示
など、複数の要素が重なったことで、プレイヤー側に不安や疑問が広がったと考えられる。
まとめ
WPT Tokyo 2025、USOP Osaka 2025の事例を通じて見えてきたのは、プライズそのものの有無というよりも、支払いまでのプロセスと情報共有のあり方が大きな論点になっているという点だ。
いずれのケースでも、最終的にプライズは支払われた、あるいは受け取り可能な形になっている。しかし、
・支払いまでの期間
・管理主体の変更
・使用条件の後出しに見える形での提示
といった要素が重なったことで、プレイヤーの間に不安や疑問が広がった。
大会規模が拡大し、プライズ総額が高額化している現在、支払いの確実性だけでなく、説明の透明性と一貫性がこれまで以上に重要になっている。
国内ポーカーシーンの発展に伴い、運営体制やガバナンスの明確化もまた、今後の大きなテーマとなりそうだ。
引き続き、各大会の対応や公式発信を注視していきたい。





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