世界各国から集まったプレイヤーと同じ卓を囲み、会場を出れば地中海沿いの街並みが広がる――。
スペイン・バルセロナで開催される「EPT Barcelona」は、世界規模のポーカートーナメントと海外旅行を一度の遠征で楽しめる大会です。
2026年は8月16日(日)から29日(土)まで「カジノ バルセロナ」で開催され、前半の「PokerStars Open」から後半のEPT本戦まで、約2週間にわたってトーナメントが続きます。
本記事では、EPT Barcelona 2026の開催概要と主要イベント、参加方法、日本から向かう前に確認したい情報を紹介します。
EPT Barcelonaとは?

EPT(European Poker Tour)は、PokerStarsが展開する世界有数のライブポーカーツアーです。
2004年、EPT最初の開催地となったのがバルセロナで、現在も開催が続くツアー最古の開催地です。
世界的な実績を持つプロだけでなく、各国のライブ大会やサテライトを経て出場するプレイヤーも同じシリーズに集まります。
過去の実績や知名度にかかわらず同じフィールドで競うため、普段は配信で見ているプレイヤーと同卓する可能性もあります。
ポーカーとバルセロナの旅を一度に
楽しめる

画像:Rakuten Travel
会場はポルト・オリンピック(Port Olímpic)の海沿いにあり、市内観光を遠征日程に組み込みやすい立地です。
オフの日には市内を巡り、夜はスペイン料理を楽しむなど、ポーカーだけに予定を限定しない遠征を計画できます。
【EPTバルセロナで過ごす1日のイメージ(例)】
- 午前:ポルト・オリンピックやビーチ周辺を散策
- 昼:会場へ移動し、出場イベントの受付と準備
- 午後〜夜:世界各国のプレイヤーとポーカーをプレイ
- 終了後:市内で食事、または会場で別イベントを観戦
EPT Barcelona 2026の開催概要

EPT Barcelona 2026は、前半の「PokerStars Open」と後半の「EPT本戦」を軸に進行します。
| EPT Barcelona 2026 | |
|---|---|
| 開催場所 | 開催地:スペイン・バルセロナ 会 場:Casino Barcelona |
| 開催期間 | 2026.08.16(日)〜08.29(土) |
| PokerStars Open メインイベント 日程 | 08.16(日)〜08.22(土) 参加費: 約31万円(1,650ユーロ) |
| EPTメインイベント 日程 | 08.22(土)〜08.29(土) 参加費: 約98万円(5,300ユーロ) |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら▷ |
シリーズ前半には「PokerStars Open Main Event」や「PokerStars Cup」、後半には「EPT Main Event」、「Mystery Bounty」、「High Roller」などが行われます。
「PokerStars Open Main Event」は8月16日から22日まで、「EPT Main Event」は8月22日から29日までです。
以下の表は、参加日程別の出場計画例です。
| 参加日程 | 参加候補 | 計画上のポイント |
|---|---|---|
| 前半中心 | PokerStars Open PokerStars Cup | EPT本戦まで滞在しない場合は、 遠征日数と宿泊費を抑えやすい |
| 後半中心 | EPT Main Event Mystery Bounty High Roller | Main Eventで勝ち残る場合は 8月29日までの日程確保が必要 |
| 全期間 | 前半・後半の 複数イベント | 敗退後に別イベントへ 出場できる一方、 約2週間分の宿泊費が必要 |
大会日程だけで帰国日を決めるのではなく、勝ち残った場合の延泊、敗退後に別イベントへ参加する場合の追加バイインも含めて予算を組む必要があります。
EPT Barcelona 2026の主要イベント
主要イベントの参加費は、約15万円(825ユーロ)から約1,853万円(10万ユーロ)まで幅があります。
金額だけでなく、必要な滞在日数、想定されるフィールド規模、通常のトーナメントとの違いを比較すると、自分の目的に合うイベントを判断しやすくなります。
| 日程 | イベント | 参加費 |
|---|---|---|
| 08.16(日)〜08.22(土) | PokerStars Open Main Event | 約31万円 (1,650ユーロ) |
| 08.20(木)〜08.21(金) | PokerStars Cup | 約15万円 (825ユーロ) |
| 08.21(金)〜08.23(日) | PokerStars Open High Roller | 約50万円 (2,700ユーロ) |
| 08.21(金)〜08.23(日) | EPT Super High Roller | 約1,853万円 (10万ユーロ) |
| 08.22(土)〜08.29(土) | EPT Main Event | 約98万円 (5,300ユーロ) |
| 08.25(火)〜08.27(木) | EPT Mystery Bounty | 約60万円 (3,250ユーロ) |
| 08.27(木)〜08.29(土) | EPT High Roller | 約191万円 (10,300ユーロ) |
上記は主要イベントです。
公式スケジュールには、このほかにも参加費や種目の異なるサイドイベント、サテライトが掲載されています。
目的別 | 自分に合うイベントの選び方
| 目的 | 候補となるイベント |
|---|---|
| 初めてEPT会場を 体験したい | PokerStars Cup 主要イベントの中では参加費と日程を抑えやすい |
| 数千人規模の 大会に挑戦したい | PokerStars Open Main Event EPT本戦より参加費を抑えながら大規模フィールドを経験できる |
| EPTタイトルを 狙いたい | EPT Main Event EPTの歴史に名前を残す中心イベント |
| 通常のNLHとは違う 展開を楽しみたい | EPT Mystery Bounty 順位賞金とランダムなバウンティを同時に争う |
| ハイステークスの プレイを見たい | EPT Super High Roller ハイステークスの戦いを観戦できる |
初めて本場を体験するなら
PokerStars Cup

8月20日(木)開催の「PokerStars Cup」の参加費は約15万円(825ユーロ)で、公表されている主要イベントの中では、参加費が抑えられており、参加しやすいイベントといえるでしょう。
約15万円というのも小さな金額ではありませんが、世界各国のプレイヤーと実戦を経験できるため、成長の機会にもなるでしょう。
練習を積みたいプレイヤーにとって、初めての海外ポーカーの目標に据えやすいイベントです。
5,000エントリー規模に挑む
PokerStars Open Main Event

シリーズ前半の中心となるのが、参加費約31万円(1,650ユーロ)の「PokerStars Open Main Event」です。
2025年には5,035エントリーが集まり、賞金総額は約13.4億円を記録しました。
今年のEPTも同規模になるとは限りませんが、前年実績からは大規模なフィールドになる可能性を想定して準備できます。
参加費は「EPT Main Event」の3分の1以下ですが、数千人規模の国際フィールドを勝ち抜く必要があります。
EPTの歴史に名前を刻む
EPT Main Event

引用:PokerNews
8月22日(土)から始まる「EPT Main Event」の参加費は、約98万円(5,300ユーロ)です。
約1週間の日程を勝ち抜くためには、ポーカーの技術だけでなく、長時間のプレイに対応する集中力や体調管理も求められます。
配信で見ていたプロ、各国の大会で実績を重ねたプレイヤー、サテライトから出場権を獲得した挑戦者が、同じフィールドで一つのEPTタイトルを争います。
順位とノックアウト賞金を争う
EPT Mystery Bounty
8月25日(火)開催のEPT Mystery Bountyは、通常の順位賞金に加えて、相手プレイヤーを敗退させることでバウンティ賞金を獲得できるイベントです。
獲得額は抽選するまで分からないため、同じ順位でもノックアウト数や引いたバウンティによって獲得賞金が変わります。
通常のNLHとは異なり、相手のスタックやバウンティの価値も考えながら判断する点が、この形式ならではの特徴です。
ハイステークスの
Super High Roller/High Roller
8月21日(金)から開催予定の「EPT Super High Roller」の参加費はシーズン最高額の約1,853万円(10万ユーロ)、8月22日(土)開催の「EPT High Roller」は約191万円(10,300ユーロ)で、どちらも複数日にわたり開催されます。
出場できるプレイヤーは限られますが、同じ会場で世界トップクラスのプレイを見られることも、大規模シリーズならではの魅力です。
自分が出場するイベントを終えた後にハイローラーを観戦する、公式配信でハンドを振り返るなど、参加以外の方法でもハイステークスのポーカーに触れられます。
2025年大会の規模と日本人プレイヤーの実績
EPT Main Eventは2,045エントリー

引用:PokerStars
| EPT Barcelona Main Event 2025 | |
|---|---|
| 参加費 | 約98万円(5,300ユーロ) |
| エントリー数 | 2,045 |
| 賞金総額 | 約18.4億円 |
| 優勝者 | トマ・エシェンヌ (Thomas Eychenne) |
| 優勝賞金 | 約2.3億円 |
2025年のEPT Barcelona Main EventはEPTメインイベント史上3番目の規模となり、フランスのトマ・エシェンヌさんが優勝しました。
岡本詩菜さんがWomen’s Eventで優勝

引用:岡本詩菜さんのX
2025年のEPT Barcelonaでは、岡本詩菜さんが参加費約10万円(550ユーロ)の「Women’s Event」で優勝しました。
「WSOP Ladies Championship」を連覇した経験のある岡本詩菜さんですが、これがヨーロッパでの初タイトルです。
| EPT Barcelona 2025 Women’s Event | |
|---|---|
| 参加費 | 約10万円(550ユーロ) |
| エントリー数 | 126 |
| 優勝者 | 岡本詩菜さん |
| 優勝賞金 | 約287万円 |
詳細は以下の記事をご覧ください。

また、岡本詩菜さんの経歴や実績ついては、以下の記事で詳しく紹介しています。

EPT Barcelona 2026に参加する方法

PokerStars Liveアカウントを作成する
EPTのトーナメントへ出場するには、PokerStars Liveアカウントが必要です。
現地でも登録できますが、PokerStars Liveアプリから事前にアカウント作成と本人確認を済ませておくことで、会場での受付待ちを短縮できます。
【参加前に用意しておきたいもの】
- PokerStars Liveアカウント
- 有効なパスポートなど政府発行の写真付き身分証明書
- 出場イベントの開始時刻とレジスト締切
- リエントリー・レイトレジストの条件
- バイイン、航空券、宿泊費、延泊費を含めた遠征予算
- 勝ち残った場合にも対応できる帰国便の変更条件
| ダウンロード方法 | |
|---|---|
| App Storeはこちら | Androidはこちら |
バイイン方法と資金源申告を確認する
利用できるバイイン方法や条件は、居住地域やアカウントの状態によって異なる場合があります。
出場前にPokerStars Liveの公式案内を確認してください。
特に注意したいのが、カジノ バルセロナでの現金バイインです。
トーナメントやキャッシュゲームで現金を使う場合、「資金源申告書(Source of Funds Declaration)」の提出が求められます。
現金だけに頼らず、以下の項目を出発前に確認しておくと、会場でバイインできないリスクを減らせます。
- 資金源を示す資料
- 利用できる支払い方法
- 送金にかかる期限
- 必要な本人確認書類
会場 | 地中海沿いの
カジノ バルセロナ

引用:PokerNews
カジノ バルセロナ(Casino Barcelona)は、1992年のバルセロナオリンピックを機に整備されたポルト・オリンピックエリアにあります。
| カジノ バルセロナ | |
|---|---|
| 開催場所 | スペイン・バルセロナ Carrer de la Marina, 19, 21, Ciutat Vella, 08005 Barcelona |
| 最寄り 空港 | バルセロナ=エル・プラット空港 (市中心部から約12km) |
| 参加可能年齢 | 18歳以上 |
| 必要な 身分証明 | 有効なパスポートなど 政府発行の写真付き身分証明書 |
| 服装 | カジュアル・スポーツウェア・短パン不可 |
会場周辺にはビーチやマリーナがあり、市中心部へは地下鉄やタクシーで移動できます。
8月のバルセロナは気温が高くなりますが、公式案内ではスポーツウェアや短パンでの入場は認められていません。
ビーチ観光と同じ服装のまま会場へ向かわず、長ズボンなど入場条件を満たす服を用意しておきましょう。
会場周辺と市中心部のどちらに泊まるか
複数イベントへ出場する場合は、宿泊料金だけでなく会場までの移動時間も比較する必要があります。
| 宿泊エリア | メリット | 確認点 |
|---|---|---|
| 会場周辺 | 長時間プレイ後の移動負担を抑えやすい | 市中心部の観光地や飲食店までの移動 |
| 市中心部 | 観光・食事・買い物を組み込みやすい | 開始時刻や深夜終了時の会場との往復 |
ポーカーを優先するなら会場周辺、観光や食事の選択肢を重視するなら市中心部が候補になるでしょう。
日本からスペインへ向かう前の確認事項
日本国籍者が観光などを目的にスペインへ短期滞在する場合、原則として「あらゆる180日間のうち90日以内」であればシェンゲン査証は免除されます。
パスポートはシェンゲン圏からの出国予定日から3か月以上の残存期間があり、入国時点で発行から10年以内である必要があります。
2026年8月の渡航で確認したい制度
- EES:2026年4月10日から運用。対象者は入出国時に、旅券情報、顔画像、指紋などが電子的に登録される
- ETIAS:2026年第4四半期に運用開始予定のため、8月時点では申請不要
- 入国時の確認:帰国便、宿泊予約、滞在資金などの提示を求められる場合がある
- 帰国便:Main Event最終日まで残る可能性を考え、変更条件を確認する
大会と一緒に楽しみたいバルセロナ
引用:地球の歩き方
バルセロナには、サグラダ・ファミリアをはじめとするガウディ建築、旧市街、地中海沿いのビーチ、飲食店など、トーナメントの前後に立ち寄れる場所があります。
ただし、「EPT Main Event」や「PokerStars Open」で勝ち残れば、当初予定していた観光時間がなくなる可能性もあります。
ポーカーを優先する日と、観光を楽しむ日を最初から分けておくと、長期遠征でも無理のない計画を立てやすくなります。
日本からバルセロナへのアクセス

引用:Omio
日本からバルセロナへの直行便はなく、ヨーロッパや中東などを経由する乗り継ぎが必要です。
到着空港は、バルセロナ=エル・プラット空港(Josep Tarradellas Barcelona–El Prat Airport)が中心となります。
経由地や乗り継ぎ時間によって異なるため、航空会社・到着時刻・乗り継ぎ時間を比較してフライトを選ぶ必要がありますので、注意が必要です。
| 経由ルート | 主な経由地の例 | 所要時間の目安(乗継込) |
|---|---|---|
| ヨーロッパ経由 | ヘルシンキ、パリ、アムステルダムなど | 約18〜22時間 |
| 中東経由 | ドバイ、ドーハなど | 約19〜23時間 |
バルセロナ=エル・プラット空港からカジノ バルセロナまでは、タクシーで約25〜40分が目安です。
EPT Barcelonaが開催される8月は、日本とバルセロナの時差は7時間で、日本のほうが進んでいます。
長時間の移動と時差を考えると、参加予定のトーナメント前日、余裕を持つなら2日前までには現地入りする日程が現実的です。
まとめ

EPT Barcelona 2026は、2026年8月16日(日)から29日(土)まで、スペインのカジノ バルセロナで開催されます。
参加費約15万円の「PokerStars Cup」から、エントリー数が数千人規模になる「PokerStars Open Main Event」、参加費約98万円の「EPT Main Event」まで、経験や予算に応じて挑戦する舞台を選べます。
会場の外には地中海沿いの街並みが広がっており、海外大会への挑戦とバルセロナ滞在を一度の遠征に組み込めることも、この大会ならではの魅力です。
2025年の「EPT Main Event」は2,045エントリーを記録し、岡本詩菜さんが「Women’s Event」で優勝するなど、日本人プレイヤーにとっても見逃せない舞台となりました。
2026年大会でも、日本人プレイヤーの結果が注目されます。


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