ただし、TDA公式サイトのルール本文は、2026年7月3日時点ではまだ2024年版のままです。
この記事では、TDAとは何か、2024年版では何が変わったのか、サミット動画で実際に話されたMIXゲームの論点を整理します。
2026年版の正式本文が出たら、対象ゲーム、条文、国内大会での採用状況はあらためて確認します。
【この記事で分かること】
Matt Savage(マット・サベージ)はXで、PokerGO Studioで開催されたPoker TDA 25周年サミットについて投稿。
参加者や関係者への感謝を述べるとともに、MIXゲームを含む更新版のルールと手順が近日中に公開される予定であることを明かしました。
これは、今回のTDAサミットで議論された内容が、今後のライブポーカーの現場、とくにミックスゲームの運営ルールにも反映されていく可能性を示す重要な発信といえます。
TDAとは?
Poker TDA(Tournament Directors Association)は、ライブポーカートーナメントの標準ルールを作っている団体です。
世界中の大会で、フロア判断、プレイヤーの責任、ショーダウン、席移動などの共通基準として使われています。
TDAは戦略の話ではなく、「この場面はどう処理するのが公平か」を決めるためのルール集です。
TDAは大会を進めるためのルールで、ポーカーの役やベットの基本とは少し別物です。
まずポーカーのルールを覚えるなら、以下の記事を見て学習してみてはいかがでしょうか。
ポーカーの基本ルール、ゲームの流れ、役の強さ、リングゲームとトーナメントの違いまで、初心者向けにまとめています。


現段階で分かっていること
Poker TDA Summit XIIの2日目には、「Mixed Games Rules and Procedures」という項目がありました。
JOPTが共有している2日目の動画でも、マット・サベージがMIXゲームのルール/手順を整備する必要があると説明しています。
理由は明確で、MIXゲームは会場や地域によって手順が揃っていないからです。
今回の話は「MIXゲームが資料に入った」だけではなく、スタッドの7th street、ドローゲームのリシャッフル、「HORSE」や「Dealer’s Choice」の進行まで議論されています。
JOPTが共有しているサミット動画
サミットの内容は、JOPTが共有している日本語訳付き動画でも確認できます。
MIXゲームの議論は主に2日目の動画で扱われています。
2024年版ではここが変わった
前回の2024年版では、プレイヤーが実際に迷いやすい細かい運用がかなり変わりました。
LightTHREEの過去記事でも、JOPTディレクター監修でこのあたりをまとめています。
JOPTでは、ハンド不参加なら使用可。
画面を見せない状態ならテーブル上に置ける。
JOPTではさらに厳しく、トーナメント参加中はブレイク中や離席中も使用禁止。
JOPTでは1ハンド2分。
JOPTでは、アナウンス後のシャッフルはリフルから始める。
チップを上から落とす動きだけでは該当しない。
JOPTでは、投げ入れてもアクションとはみなさない。
大事なのは「どのゲームが入るか」だけではありません。
ディール手順や席移動の扱いが、どこまで共通化されるかが見どころです。

日本語版TDAとJOPT
日本語でTDAを読むなら、JOPT公式サイトのPoker TDA Rules 2024 ver 1.0が見やすいです。
日本語PDFには翻訳者として宮田達宗さんの名前があり、JOPTのルールもオフィシャルルールを優先しつつ、足りない部分をPoker TDA Ruleで補う書き方になっています。
日本でTDAといえば、まず日本語訳や国内大会運用に関わってきた宮田達宗さんを思い浮かべる人は多いでしょう。
木原直哉さんや余語葦織さんは、TDA公式側というより、海外トーナメントやMIXゲームに明るい競技者視点の存在として名前が出やすいです。



まとめ│MIXゲームで見るべきところ
2日目の動画で分かりやすかったのは、MIXゲームの話が「ゲーム名を追加する」話ではなく、ディーラーとフロアが同じ手順で動けるようにする話だったことです。
正式本文が出たら、まず公開後に見たいMIXゲームの手順を確認したいところです。
最後の1枚をどのドローでも使ってよい、バーンカードはリシャッフルに含める、ただし その現在のドローで捨てられたカードは混ぜない。
また、ディーラーが事前にデッキを広げて枚数確認するのは避けるべきという意見が強かった。
バーンカードだけで必要枚数を満たせるなら、それを使ってよいという運用も支持された。
大きな有利不利が出ないようにするための論点。
またディール手順で、フロップ後に「バーンしてターンを出してからドローする」手順が確認された。
MIXゲームは、店舗やディーラーの慣習で処理が変わりやすいジャンルです。
ただ、TDAに明記されれば、「うちはこうやっている」で済ませていた部分を、プレイヤーにもフロアにも説明しやすくなります。
現段階では、TDA2026の本文はまだ出ていません。
2日目の動画を確認すると、MIXゲームは「入るかも」という段階ではなく、具体的な手順まで議論された段階なので、続報を待ちましょう!
参考リンク
- Poker TDA Rules, Procedures and Addendum
- Official Poker TDA Tournament Rules, Latest Version
- Poker TDA Summit XII 公式ページ
- Poker TDA Summit XII フォーラム
- TDA_Summit_2026 Google Slides
- Matt Savage氏のX投稿
- TDA Summit 2026 Day1 日本語訳
- TDA Summit 2026 Day 2 日本語訳
- JOPT トーナメントルール
- Poker TDA Rules 2024 ver 1.0 / 日本語版
- 2024 Poker TDA Rules Longform 日本語PDF
- JOPT運営陣に聞く“JOPT”の魅力と未来 宮田達宗編


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