セガサミーが、GAN Limitedを買収することを発表。
GAN Limitedはアメリカに本社を構える企業で、オンラインカジノゲーム(iGaming)及びオンラインスポーツベッティングアプリケーション向けのエンタープライズのソフトウェアとしてのサービスソリューションを提供しています。
セガサミーの狙いは、アメリカの各州がオンラインゲーミングの合法化・解禁をする動きを見せている中、GAN Limitedのソリューションを取り入れ、セガサミーが解禁と同時に参入することで、大きなシェアを奪うことです。
この買収は友好的買収であり、買収完了は2025年3月の見込みとのことです。
セガサミーはこれまで、韓国のパラダイスシティにおけるスロット台提供など、カジノ事業に力を注いできました。
今後は、国内でのIR事業展開にも注力すると思われますが、その前にアメリカを含む海外市場でのスポーツベッティングを含むオンラインカジノでのシェアを拡大し、セガサミーがライブカジノ・オンラインカジノの代名詞となることを目指しているようです。
また、2026年までにゲーミング領域だけで1,000億円の投資を計画しています。これにより、日本から世界へオンラインカジノが提供される未来が近づいています。
国産のスロットがオンラインでプレイ可能になる?
現在のオンラインゲーミング市場では国外のメーカーのスロットやゲームが提供されており、国内で見られるような日本のキャラクターを使用したスロットは遊べない状況が続いています。
しかし今回の買収の発表で今後日本国外向けではありますが国産のスロットが配信されることが予想されます。
セガサミーの代名詞ともいえる「ソニック」や「エイリヤン」などが出てくるスロットがあればぜひ遊んでみたいですよね。
オンラインゲーミングの盛んな北米市場では「ソニック」が人気な事もスロット化を後押しするでしょう。
なぜ『ソニック』は北米で爆売れ? 熱狂を生む「SEGA流マーケティング」のスゴイ裏側
また、VPNの使用などで国外向けのサービスを国内から使えるようになれば、国産のスロットが国内から遊べるようになるかもしれません。
DMM、サイバーエージェント、楽天、次の手を打つのはどこか
今回の発表を受けてもともとスポーツベッティングに参入の意志を示していたDMMや、Abemaでオンラインゲーミングの広告放映を許可しているサイバーエージェントなど国内の大手IT系企業がオンラインゲーミングに参入することが予想されます。
その場合現在の日本のオンラインカジノ規制の流れとぶつかることになりますが、大手企業連合を組んで国との交渉が行われた場合規制が解禁しても不思議ではありません。
オンラインゲーミングが日本のポーカーの未来を切り開く!
今回の発表を受けて国内の大企業がオンラインゲーミングに参入することは間違いありません。
政府との交渉を影響力のある大企業たちが行い、いずれオンラインゲーミングが解禁される事に期待してしまいますね。
今後のオンラインゲーミング界の動向から目が離せません。
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