WSOPは年に一度、ラスベガスで開催される世界最大のポーカー大会です。今年はポーカーブームと渡航制限の緩和の影響で参加者が激増し、メインイベントでも過去最高の参加者数を記録し話題となりました。日本からも多くのポーカープレーヤーがラスベガスに集結しました。
富と名声への道:WSOPメインイベントの賞金とブレスレットの魅力
WSOPのメインイベントは参加費$10,000=約140万円。
多くの人には大金ですが、その背後には夢があります。
今年は総エントリー 10,043人と過去最高の参加者数を記録しました。
その中を勝ち抜い一人の優勝者には120万ドル=17億円と、優勝者しか得ることができないブレスレット(1億以上の価値)が授与されます。
参加費は140万円と大金ですが賞金17億円が手に入れば、多くの人にとってそれは人生を大きく変えるほどの富となるでしょう。
また世界一の証であるブレスレットを獲れば、世界中のポーカープレーヤーから尊敬や羨望の目を浴び、ポーカープレーヤーととしての人生においても大きな価値を持つことになります。
壮絶な入賞争い
WSOPメインイベントは初期チップ60,000点
1レベル2時間というストラクチャー。
1レベル目はBB200点ですから、300BBという超ディープスタックをもって、戦うことになります。
1日で5レベル進行し、休憩時間もふくめると1日12時間、かかります。
ブラインド進行が非常に緩やかなため、入賞が決まる、上位15パーセントのプレーヤーが決まるまで今年はDay4まで入賞決定がもつれ込みました。
厳しい戦いを勝ち抜いた日本のプレーヤーたち!
順位順に入賞した日本のプレーヤーの皆さんをご紹介します入賞は1,507位からとなりました。
Day7進出はヨコサワさんただ一人
Masato Yokosawa さん 45位入賞 $188,400
ヨコサワさんの大活躍についてはこちらの記事で紹介しましたのでぜひご覧ください!
https://light-three.com/poker-news/5814/
Day6 までディープランしたのは3名!
Daisuke Goto さん 71位入賞 $130,300 獲得
昨年、WSOP 2022 メインイベントにおいて初入賞となった1,093位$15,000という記録を大きく塗り替え、BEST LIVE CASHを更新、$130,300=1,800万円獲得です!
Yudai Futaiさん 122位 入賞 $67,700獲得
渋谷GGPLで獲得したWSOP Mainevent の出場権から、Day6までのディープランという活躍でした。 mini Mainに引き続きWSOP2度目の入賞となり、BEST LIVE CASHを大幅更新です。
GGPLのグローバルミリオンズは参加費が2万円で、今回Futaiさんが獲得した$67,700は約940万円。
まさにGGPLが謳う渋谷から世界へを体現しました。
Yuichi Akanumaさん 136位 入賞 $67,700獲得
国内ではJOPT Season 21 GrandFinalではFT進出と8位入賞、 海外ではWPT No Limit Hold’em – Mega Stack Freezeoutで準優勝、 さらに、PokerStars Sunday Million では日本人唯一の優勝者に輝いた経歴のある素晴らしい実力を持つポーカープレイヤーであるAkanumaさん。
Day5ラストハンドにてKK<AAでスタックを減らし、 Day6に進出。 AKと88のフリップアウトになるも、ボードはQJハイボードに。 ラストハンドはA9<AK.
Day5の終盤からアンラッキーな展開が続きましたが、素晴らしいディープランでした。
Day5 までディープランしたのは3名!
Kojiro Mizukamiさん 252位 入賞 $50,900獲得
APPT FT進出やASPT ハイローラー準優勝などのご自身の記録を塗り替え、ベストライブキャッシュ更新。
漫画家のずたむら先生こと
Akira Hashimoto さん 333位入賞 $44,700獲得
ポーカープレーヤーに人気の漫画家ずたむら先生。
ピュアな心を持つ、少年カケルの渾身のワンハンドや、先生ご自身のWSOP体験記も好評です。
AmazonのKindleポーカー漫画「海外ポーカーふたり旅」
$145のチップサテライトから、$10,000メインイベントへ参加しDay5進出というディープランでした。 軍資の300倍以上の賞金を獲得したことになります。 ライブキャッシュ最高額更新です!
Shota Nakanishi さん 394位 入賞 $40,000獲得
日本でたった7人のWSOPブレスレットホルダーのひとり。
Day1から大量のチップをかき集め、日本プレーヤーのトップ、全体としてもトップをキープし走り続けた。
Day4の終盤でチップを減らしてしまったものの、Day5進出と大善戦しました。
Day5の配信サムネイルにも選ばれるなど、連日フィーチャーテーブルでのプレーとなりました。
Day4で入賞を決めた15名!
505 Mikiya Kudo $35,000
599 Ryo Hashimoto $32,500
644 Keita Hirano $30,000
655 Kazuyuki Tanemura
682 Toru Ida $27,500
864 Atsushi Takeuchi $22,500
873 Kazuhiro Shirasawa
942 Ryosuke Aihara
994 Masaya Hayami $20,000
998 Hajime Watanabe
1055 Wataru Kosugi $17,500
1061 Shiina Okamoto
1123 Kaoru Okazoe
1410 Ryo Kotake $15,000
1470 Naruki Hidaka
Mikiya Kudoさんは2021年(51位)、2022年(82位)の日本人ラストロンガーとして注目をあびた。今年も505位$35,000獲得と大善戦。3年連続の安定した入賞、今後さらなる高みへ辿りつけるか、注目が集まります。
レディースチャンピオンシップで準優勝となり、日本中から注目を集めたShiina Okamotoさんもメインイベントの入賞をきめました。
レディース記事はこちらをご覧ください。
https://light-three.com/poker-news/5752/
トータル22名が入賞!日本のプレーヤーの力強さ!
以上の全22名の方が2023年のWSOPメインイベントを入賞された方々です。
毎日のほとんどをポーカーに捧げ、長時間にわたる戦いを経て世界最大のポーカーイベントでの入賞を勝ち取りました。その入賞は単なる賞金以上の価値を持つものでしょう。
日本でのポーカー人気は年々増加し、WSOPへ挑戦する日本プレーヤーも増加し続けています。
メインイベントは参加者が非常に多く、最終テーブルまで進むことは困難な挑戦です。しかし、近い将来、日本の精鋭プレーヤーがこの壁を打ち破る日が来るでしょう。今後、誰がヨコサワさんやひろきさんの記録を塗り替えるのか、注目が集まるでしょう。その瞬間を楽しみにしています!
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