世界のヨコサワが名実ともに世界へ!WSOPでの快挙、日本人歴代2位の輝き

Masato Yokosawa

世界人気No.1のポーカーブロガー 世界のヨコサワさん のプレーに世界中が注目しました!

世界最大のポーカー大会WSOPのラスベガスで開催される年に一度のメイン大会のメインイベントにおいて、日本人最高記録を持つひろきさんのDay7進出・25位という記録にヨコサワさんが迫っていることはこちらの記事でお伝えいたしました。

全世界で注目された世界のヨコサワ

WSOPの公式配信において、世界のヨコサワさんがDay7進出を果たし、その偉業は全世界から注目を集めました。さらに、彼の名前はYouTubeの無料配信や有料のPokerGOサイトの配信タイトルやサムネイルにも掲載されました。

YouTubeの無料配信のサムネイルに

さらに、タイトルは、『World Series of Poker Main Event 2023 | Day 7 with Masato Yokosawa』とヨコサワさんの名前入りのタイトルです。
配信タイトルに名前が上がるのは、クリスマネーメーカーのような過去のメインイベント覇者や、トムドワンといった、超ハイステークスの鉄強といった、世界中に知られる有名なプレーヤーです。
ヨコサワさんの世界での注目度が本当に高いものだったことがわかります。

PokerGOサイトでの配信のサムネイルはセンターに

配信はこちらのツイート内URLからご覧いただけます。

Day7での熾烈な戦い

Day6を突破し、総エントリー10,043人の中からのこり49人の中の唯一の日本人としてDay7へ進出したヨコサワさん。
トーナメントは生き抜くゲームであり、最後の一人だけが優勝者となります。
たったの0.5%未満という狭き門に残ったヨコサワさんの快挙は、世界最高位のひろきさんと共に、日本では二人しか達成していない記録です。
配信での注目度も高く、まさに「世界の」ヨコサワを名実共にを示しました!

ショートからの戦い!

Day6の最終ハンドで非常に強い役:2のスリーカードをもっていたヨコサワさんですが、相手が6のスリーカードをもっていてチップを激減させてしまいました。Day7はこの影響でショートからのスタートとなりました。

残り49人中45番手で12BBと厳しいチップ量からのスタートでしたが、「どんな状況であろうとも常に正しいことをする」のみです。ヨコサワさんは、それができると証明してくれました。

相手のオールイン要求に悩むヨコサワ

ヨコサワはポケットペアTTを持っていて、ミニマムレイズ。
ヨコサワの真後ろに座るチップリーダーのPayneとの戦いになりました。

ヨコサワは一枚♣️のTを持っています。
フロップは♣️が3枚、ヨコサワの小さなベットにPayneは4ヒットでコールしました。

ターンでもう一枚♣️がおち、ヨコサワはフラッシュ完成。
ただボードがQハイボードなので、A,K,Jの♣️もちのフラッシュには負けています。
ヨコサワはチェックするとPayneは4ヒットのままブラフベットしてきました。
ヨコサワはコールし、ショートのため後ろにはもう6BBしかありません。

リバーには7❤️が落ちました。
ターンの状況と変わらずナッツから4番目のハンドです。
ヨコサワさんは静かにチェックすると、チップリーダーのPayneはブラフ継続で単なる4ヒットのみでヨコサワにオールインを要求します。

ヨコサワは考えます。これにコールし、相手がJ以上の♣️を持っていれば、ヨコサワはここで敗退となります。

一息つきながら、コール!ヨコサワさんはダブルアップに成功します!

12BBほどのスタックサイズでは、プリフロップからのオールイン(プッシュ戦略)は一つの手法として考えられます。

ただし、この戦略にはリスクが伴います。全員を下ろしてしまってチップを稼げない可能性や、オールインをコールされた場合に相手が強力なハンドでコールする可能性があることなどを考慮して、ヨコサワさんは自身のスキルを信じてポストフロップでのプレイにも注力し、チップを増やす道を選びました。

ヨコサワさんは、自身のスキルを発揮し、ポストフロップでの戦いに勝利することでチップを増やすことに成功しました!

ラストハンドは

最後のヨコサワさんのハンドはAKoでした。

プリフロップ:
Vampanという選手がレイズインし、ヨコサワは非常に強力なハンドAKoで3-betを打ちます。
AKというハンドがどれほど強力かというと、全レンジに対し60%の勝率、非常に強いポケットJJやQQに対しても5割近い勝率、AQやAJのようなAを持っているがキッカーが弱いハンドには7割以上の勝率を持ちます。

それほど強いハンドを持つヨコサワに対し、Vampanはオールインを仕掛けました。

実はこの時、賞金のジャンプアップする直前のタイミングでした。
45位で終了すると約19万ドル=2,600万円、44位になれば約23万ドル=約3,100万円の賞金です。

Vampanはヨコサワのチップをカバーしているため、ヨコサワは飛ぶことを恐れてコールしない可能性もあります。VampanのハンドはAQo.ヨコサワはVampanに対して優勢はハンドを持っていました。

ヨコサワはVampanのオールイン対しノータイムでコールします。
おそらくですが、この非常に強力なハンドAKoを捨てて1つ順位を上げることよりも、
優勢な状態で戦って、もう一度ダブルアップし何より優勝をめざしたい。そんな気持ちだったと思います。

有利な勝負を挑んだ結果、不幸なことにQがボードに落ちてしまい、
45位入賞 $188,400獲得となりました。

最後まで正しい選択をし、優勝目指す勇ましさに日本中のポーカーファンは心を動かされたと思います。

この結果を報じたLightTHREEのツイートは18万以上のインプレッション、300以上のリツイート、900件以上のいいねがありました。

引用リツイートの皆さんの反応(抜粋)

・今週ずっと応援してた。ヨコサワさんナイスラン。
優勝できなかったのは残念だけど、「世界の」名に相応しい活躍でした

WSOPメインの日本人最高位ヒロキとヨコサワの2topになったの凄すぎるw

・最後はとてもキツかったけど、ポーカーの楽しさを身をもって体現してみせてくれたと思います‼️

・WSOPメインで走る姿は、サッカーワールドカップとかWBCのサムライジャパン見てる気分になった🇯🇵

心からヨコサワさんを応援していたことや、ヨコサワさんを労う声、ヨコサワさんの今回の功績に対する賞賛などが多く寄せられました。ツイッターのトレンドもしばらくヨコサワや、世界のヨコサワが浮上していましたね。

45位入賞で卓を離れたヨコサワさんは悔しさを滲ませながらも笑顔でインタビューにこたえました。

YouTubeでご覧になれますのでぜひ見てみてください。)

これは素晴らしい功績と共に大きな一歩

Masato Yokosawa video team

ヨコサワファンのみなさんはご存知かと思いますが、ヨコサワさんはWSOP会場であるシーザース系列のカジノの出禁になっていたことがあり、WSOP会場に入れないのではという時期を長く過ごします。
2019年、ひろきさんが国内最高記録を打ち立てたときも、ヨコサワさんはWSOPには出れませんでした。

ヨコサワさんはポーカーのビデオブロガーで世界一になったり、その功績が世界中に広まり、
シーザースへの話も通りWSOPへ参加できるようになりました。

今回の45位は悔しい結果であるかもしれませんが、WSOPへ参加できる限り、そしてヨコサワさんの強さがあれば、今後の更なる活躍に大きな期待が持てます。

日本人でWSOPメイン大会のメインイベントでファイナルテーブルに残った人はまだいません。
その快挙を成し遂げるのは、ヨコサワではないのかという期待をしたくなるような大活躍でしたね。

ヨコサワさん、本当にお疲れ様でした。

WSOP日本人入賞ニュースはこのあとリリース!そちらもぜひご覧ください。

Masato Yokosawa
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