近年、日本のポーカー界は急速に盛り上がりを見せ、注目を集めています。
特に、人気ポーカープレイヤー「世界のヨコサワ」氏のYouTubeチャンネルが登録者数100万人を突破し、その活躍とエンタメ性の高い配信が話題となり、業界全体の注目度が急上昇しました。
世界のヨコサワチャンネル!!!
— 世界のヨコサワ (@MasatoYokosawa) August 12, 2025
登録者数100万人を突破しました!!!!
ポーカーだけに明け暮れていたあの頃、こんな所まで来れるとは夢にも思ってませんでした。
ポーカーと、応援してくれる皆様に全力で感謝しながら、これからも突っ走って行きます!!!
これからも応援よろしくお願いします!! pic.twitter.com/C1DE10CkO0
さらに、DMMやAbemaなどの大手企業がポーカー業界に参入し、「The Seat Out」や「ABEMA POKER INVITATIONAL」といったメディア露出も増えてきています。


そんな追い風の中で、2025年8月上旬、国内の複数のポーカー系YouTubeチャンネルが相次いでBANされるという衝撃的な出来事が発生しました。
本記事では、YouTubeで広がるポーカーコンテンツへの規制について深掘りしていこうと思います。
YouTubeで広がるポーカー規制の波
登録者数20万人を超える人気ポーカー系YouTuber 「しゅんポーカー」 が、現在YouTube規制の影響で活動継続の危機に立たされている。という動画を投稿しました。
違法賭博を推奨する意図は一切なく、海外の合法的なポーカー実践動画をエンタメとして配信してきたにもかかわらず、動画削除やシャドウバンによって再生数が大幅に減少しているようです。
動画の冒頭では、視聴者に向けてこう注意を添えている。
「この動画はオンラインギャンブルを推奨・宣伝するものではありません。日本での賭博は違法ですし、全般的な賭博の推奨も行っていません。」
それでも、規制の波は大手チャンネルにまで押し寄せている。
BAN事例が続く国内ポーカー界
2025年8月上旬、国内のポーカー系YouTubeチャンネルが立て続けにBANされました。
- 渋谷むさぽ(MUSASHI POKER ROOM)
- ちばポーカー
いずれもアミューズメントポーカー店舗や大会映像を中心に発信していましたが、YouTube側から「オンラインカジノへの誘導」と認識され、チャンネル削除に至ったのではないかと報告しています。
BANの背景にある規約と誤認リスク
YouTubeのガイドラインでは、オンラインギャンブルの宣伝・誘導は禁止されています。
しかし近年は自動検出システムの精度が上がった一方、アミューズメントカジノや大会案内でもオンラインカジノと誤認されるケースが増えていると業界関係者は指摘します。
特に、
- 概要欄や固定コメントでの店舗サイトリンク
- 「カジノ」「ギャンブル」などのワード使用
- 店舗映像やイベント案内
といった要素が、誤認リスクを高める要因になっている可能性があります。
世界のヨコサワch.にも影響が出る可能性も…?
今回のBAN対象は中規模~小規模チャンネルが中心でしたが、規制の流れが続けば登録者100万人を誇る世界のヨコサワ氏のチャンネルも例外ではない可能性があります。

世界のヨコサワチャンネルの動画にも、海外の大会紹介やROOTSなどの店内映像、自身のイベントなどの案内が含まれることがあります。
もしYouTubeのアルゴリズムがこれらを「誘導」と誤認すれば、規模に関係なくBAN対象になる危険性は否定できません。
今後、ポーカー系YouTubeはどうなるのか
今回のBANは単発ではなく、規制強化の始まりである可能性があります。
このまま対策を取らなければ、
- アミューズメントポーカー店舗の露出減少
- 新規プレイヤー層への動画経由のアプローチ困難化
- YouTubeからX、TikTok、Twitch、自社配信サイトなどへの移行加速
といった変化が起こり得ます。
逆に、これを機に動画配信の多様化が進み、YouTube一強体制からの脱却や安全な表現ルールの確立が進む可能性もあります。
今後の鍵は、「規約と距離を取りつつ熱狂を伝える新しい配信スタイル」を確立できるかどうかです。
まとめ
・日本のポーカー界は急成長中で、世界のヨコサワ氏の100万人突破はその象徴
・一方で、2025年8月上旬には複数のチャンネルが「オンラインカジノへの誘導」と認識されBAN
・AI判定による誤認リスクは、大手チャンネルにも及ぶ可能性あり
盛り上がるポーカー界の象徴である100万人チャンネルも、決して安全とはいえません。
この規制の波をどう乗り越えるか──それがポーカー文化の未来を左右します。
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