【APT Taipei 2025】日本人プレイヤーが台北を席巻!怒涛の優勝ラッシュを徹底レポート!

APT Taipei 2025

2025年11月14日から11月30日にかけて台湾・台北市で開催された「APT Championship, Taipei 2025」。

世界中からトッププレイヤーが集結するこの権威あるポーカーシリーズで、日本人プレイヤーが目覚ましい活躍を見せ、数々のトーナメントで優勝を飾りました。日本人勢の活躍は特筆すべきものであり、その存在感を世界に強くアピールしました。

本記事では、APT Taipei 2025で輝かしい成績を収めた日本人プレイヤーたちの活躍を、興奮冷めやらぬ現地の熱気とともにお届けします。

目次

Main Event – 史上最大規模の戦いと日本人プレイヤーの健闘

総エントリー671名、賞金総額約6.2億円というAPT史上最大規模となった「APT Main Event」。優勝はインドのNishant Sharma選手(賞金約1億7,775万円)となりましたが、この過酷なトーナメントで日本人プレイヤーが大健闘を見せました。

メインイベントで複数の日本人が入賞!

671名ものプレイヤーが参加した過酷なメインイベントでしたが、複数の日本人プレイヤーがインマネ(入賞)を果たし、その実力の高さを見せつけました。

世界のトッププロが集う大舞台で結果を残した日本人プレイヤーは以下の通りです。

順位氏名獲得賞金
25thEisuke Katsuren約526万円
45thSumire Hori約349万円
89thMiyagi Tomo約275万円

Eisuke Katsuren選手、25位入賞で約526万円獲得!

日本人最高位となったのは、Eisuke Katsuren選手。見事25位に入賞し、賞金1,096,600 TWD(約526万円)を獲得しました。

長丁場のトーナメントで安定した戦いを見せ、上位入賞を果たしたその実力は賞賛に値します。

Sumire Hori選手、45位入賞!

続いて、Sumire Hori選手が45位に入賞。賞金727,800 TWD(約349万円)を手にしました。多くの強豪プレイヤーを相手に、見事インマネを果たしました。

Miyagi Tomo選手、89位入賞!

そして、Miyagi Tomo選手も89位に入賞し、賞金572,500 TWD(約275万円)を獲得。厳しい戦いを乗り越え、その名をリザルトに刻みました。

日本人優勝者ラッシュ!
サイドイベントを席巻したプレイヤー達

APT Taipeiでは、期間中に数多くのサイドイベントが開催されました。どのトーナメントでも熾烈な戦いが繰り広げられる中、見事優勝を果たした日本人プレイヤーたちを紹介します。

Atsushi Yokoyama選手|圧巻のプレイで
巨額賞金を獲得!優勝賞金約2,880万円

「#80 High Roller – Ultra Stack」で見事優勝を果たしたAtsushi Yokoyama選手は、今大会の日本人勢の活躍を象徴する存在となりました。

賞金TWD 6,003,900(約2,880万円)という巨額の賞金を獲得し、ハイローラーイベントでの栄冠を手にしました。

このイベントは、世界トップクラスのプレイヤーたちが集う非常にタフな戦場でしたが、Atsushi Yokoyama選手は終始安定したプレイを見せ、特に、ヘッズアップでの冷静な立ち回りは、多くのポーカーファンに感銘を与えました。

Haruhiko Shinohara選手|
一日決戦を制す!優勝賞金約2,550万円

「#89 Single Day High Roller」で頂点に立ったのは、Haruhiko Shinohara選手です。

賞金TWD 5,328,100(約2,550万円)を獲得し、その実力を世界に強くアピールしました。このシングルデーハイローラーは、短い時間で決着がつくため、一瞬の判断ミスが命取りとなる過酷なトーナメントです。

Haruhiko Shinohara選手は、そのスピード感あふれる展開の中で、常に的確な判断を下し続け、見事優勝を勝ち取りました。この勝利は、Haruhiko Shinohara選手の持つ高い集中力と、ここぞという時の勝負強さの賜物と言えるでしょう。

Akichika Kawai選手|日本のポーカーシーンを
牽引する実力者!優勝賞金約1,840万円

「#137 Single Day High Roller」では、Akichika Kawai選手が優勝の栄冠に輝きました。

賞金TWD 3,842,060(約1,840万円)を獲得し、日本人プレイヤーのハイローラーイベントでの連続優勝という快挙を達成しました。

Akichika Kawai選手は、緻密な戦略と大胆なアクションを組み合わせた独自のプレイスタイルで、強豪たちを次々と打ち破りました。今後の日本人プレイヤーの活躍にさらなる期待を抱かせます。

Ruiko Mamiya選手|
女性プレイヤーの星!優勝賞金約1,480万円

「#1001 National Cup – Final Day」という大規模なイベントで、Ruiko Mamiya選手が見事優勝を果たしました。

賞金TWD 3,087,700(約1,480万円)を獲得し、女性プレイヤーとしての存在感を強く示しました。

ナショナルカップは、多くの予選フライトを経てファイナルデイを迎えるタフなトーナメントですが、Ruiko Mamiya選手は持ち前の粘り強い戦いと、状況に応じた卓越した戦略で、最後まで集中力を切らすことなく頂点に立ちました。

Hikaru Hishinuma選手|海外でも活躍する実力派、
堂々の優勝!優勝賞金約915万円

「#46 Single Day High Roller – MB」で見事優勝を果たしたHikaru Hishinuma選手。

賞金TWD 1,907,580(約915万円)を獲得しました。菱沼選手は、これまでのAPTやその他の国際大会で$25万ドルを超えるライブトーナメント賞金を獲得しており、その実力は折り紙付きです。

今回の優勝で、改めてそのポテンシャルの高さを見せつけました。特に、ハイローラーイベントでの優勝は、彼女のキャリアにおける大きな実績の一つと言えるでしょう。

その他日本人優勝者一覧

高額賞金を獲得したプレイヤー以外にも、多くの日本人プレイヤーがサイドイベントで素晴らしい結果を残しました。

ここでは、各イベントで優勝という栄冠を手にしたプレイヤーたちを一挙にご紹介します。

プレイヤー名イベント名獲得金額
Takahiro Suwa#130 Hyper Turbo
– High Roller
約315万円
Tomoyuki Yoshimi#99 Hyper Turbo
– High Roller
約253万円
Hajime Murase#179 Hyper Turbo –
High Roller
約174万円
Shota Masuda#21 Hyper Turbo
– High Roller
約165万円
Tetsuya Tsujisaka#121 NL Hold’em
– Heads Up
約144万円
Satoshi Minai#124 7-Card Stud
Masters
約128万円
Yukinari Mera#75 Hyper Turbo
– NLH
約122万円
Yusuke Yamamoto#64 Super Hyper Turbo
– NLH
約88万円
Naohiro Arita#160 Super Hyper Turbo
– NLH
約83万円
Sayuri Kirihara#52 Super Hyper Turbo
– NLH
約78万円
Ryosuke Igari#153 Super Hyper Turbo
– NLH
約75万円
Takao Shimizu#169 Super Hyper Turbo
– NLH
約61万円
Keita Yamashiro#120 Super Hyper Turbo
– NLH
約43万円
Anna Niigaki#138 Turbo – NL Hold’em
– Teams Event
約43万円
Takemi Munakata#45 Limit –
Triple Draw
約35万円
Eita Sakai#32 Hyper Turbo
– R-O-E-D-S
約33万円
Shinya Nakai#40 Hyper Turbo
Home Games
約31万円
Masafumi Iijima#135 Limit –
Dealer’s Choice
約29万円

APTの魅力 – なぜ多くの
日本人プレイヤーを惹きつけるのか?

APT(Asian Poker Tour)は、2008年に設立されたアジア最大級のポーカートーナメントシリーズです。

マニラ、マカオ、韓国、ベトナム、そして台湾など、アジアの主要都市を舞台に、年間を通じて数多くのイベントを開催しています。

その質の高いトーナメント運営と、フレンドリーな雰囲気から、世界中のポーカープレイヤーに愛されており、初心者からトッププロまで、幅広い層のプレイヤーが参加します。

ウェブコインが使える利便性

APTでは、大会参加費の支払いや賞金の受け取りに「ウェブコイン」というデジタル通貨システムを導入しています。

多額の現金を持ち歩く必要がなくなり、海外での煩雑な両替手続きや、高額な手数料を支払う手間から解放されます。

スマートフォン一つで、バイインからキャッシャーでの賞金受け取りまで、すべてスムーズに行えるため、プレイヤーは余計なストレスを感じることなく、ポーカーというゲームそのものに集中できる環境が整っているのです。

日本からのアクセスの良さ

開催地である台湾の首都・台北は、地理的にも日本から非常に近く、ポーカープレイヤーにとって最高のロケーションと言えます。

日本からのフライト時間はわずか約3〜4時間と短く、時差も1時間しかないため、体への負担が少なく、時差ボケの心配もほとんどありません。

羽田、成田、関西国際空港など、日本の主要な国際空港から台北への直行便が多数運航しているため、アクセスも非常に便利です。週末や短い休暇を利用して、気軽に世界レベルの大会に挑戦できるという点は、APTが多くの日本人プレイヤーに選ばれる大きな理由の一つです。

多様なゲーム形式

APTのトーナメントラインナップは、その多様性において他の追随を許しません。一般的なノーリミットホールデム(NLH)のイベントはもちろんのこと、ポーカーの奥深さを体現する様々なバリエーションが用意されています。

例えば、7-Card Stud、Triple Draw、Dealer’s Choice、PLO(ポットリミットオマハ)など、多種多様なゲーム形式のトーナメントが開催されNLH以外のゲームを得意とするプレイヤーは、自身のスキルを存分に発揮する機会を得られます。

また、NLHプレイヤーにとっても、新たなポーカーの魅力を発見し、自身のポーカーIQを高める絶好の機会となります。ポーカーというゲームの奥深さを追求し、オールラウンドなスキルを身につけたいプレイヤーにとって、APTはまさに最高の舞台と言えるでしょう。

年末にアジア最高峰の熱狂が日本で味わえる!

APTで繰り広げられる世界の強豪との戦いは、確かに魅力的です。しかし、年末に絶対に見逃せない熱狂の舞台が日本で開催されます。それが、アジア最大級のポーカーイベント「JOPT(Japan Open Poker Tour)」です。

JOPTは、今や国内のポーカーシーンを牽引する最高峰のトーナメントシリーズへと成長しました。全国から猛者が集結し、その参加者数とプライズ総額は、アジアの主要な国際大会に匹敵する規模を誇ります。

年末のJOPTは、まさに年間でも屈指のビッグスケール。会場の熱量、プレイヤーのレベル、勝ち抜いたときの達成感どれを取っても唯一無二の体験が待っています。JOPTの白熱の舞台で、最高の年末を迎えましょう!

JOPT 2026 Tokyo #01
2025.12.27 – 01.04
@ベルサール高田馬場

詳しくはこちら

JOPT 2026 Osaka #01
2026.3.18-3.23
@堂島リバーフォーラム

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この記事を書いた人

世界のヨコサワのROOTSでポーカーを始める。ポーカー歴約4年、週4日以上は都内のアミューズメントポーカー店舗に行くほどのポーカー狂。ROOTSでポーカーの楽しさを知りJOPTなどの大会に参加してポーカーの世界の広さを知り、海外にも挑戦するようになる。海外大会で優勝し200万円ほどの賞金獲得経験あり。

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