世界中からポーカープロ・ポーカーファンがラスベガスに集結する一年に一度の祭典、WSOP。
近年、日本プレーヤーの活躍は留まることを知らず、ここ数年は毎年誰かがブレスレットを獲得しています。今年は誰が、世界チャンピオンの証であるゴールドブレスレットを手に入れるでしょうか?今年の日本プレーヤーの活躍をこちらの記事にまとめていきます!
2021年以降の日本プレーヤーの活躍(抜粋・敬称略)
2021年
・Motoyoshi Okamura PLOイベントでの優勝・ブレスレット獲得
・Kazuki Ikeuchi オンラインイベントで優勝・ブレスレット獲得
2022年
・Naoya Kihara PPC・ディーラーズチョイスイベント共に3位(2012年 PLOブレスレット獲得)
2022年
・Shota Nakanishi ショートデックイベントでの優勝・ブレスレット獲得
2023年
・Shiina Okamoto レディースチャンピオンシップで2位
・Ryutaro Suzuki 9gamemixで優勝・ブレスレット獲得
・Masashi Oya WSOP Paradiseにてウルトラハイローラー優勝・ブレスレット獲得
キックオフイベントでFTへ進出!Yoshinori Funayamaさん
うたさんこと Yoshinori Funayamaさんは、5月末に開催されたキックオフイベントに参戦し、3,485エントリーを勝ち抜き、ファイナルテーブル進出しました。うたさんにとってWSOPの入賞自体がこれが初めてのキャリアとなりました。
ダニエルネグラーノからもPOTを獲得
フルハウス完成のうたさんがダニエルのリバーBetにレイズ!コールをもらえてビッグポットを獲得しました。
Day2にして1,000万点のチップを築くなど躍進を続け、Day2終了時には770万点で上から5番目のスタックでDay3進出・FT進出を決めた。
今期初の日本プレーヤーFT進出で日本のポーカー界が湧いた!
Day2はのこり8人となったところで終了し、Day3はFTからのスタートとなりました。公式配信テーブルでのFTとなりポーカー界のX(Twitter)は熱気に包まれました。
・UUUUTA!!!GOGO!!
・大応援!!
・FT/3500って都市伝説かとおもってた😭ほんと熱い!!
FT開始直後にはTTで3Bet ALLINで二人をおろしPOTを獲得し、再び1,000万点代に浮上するものの、その後ジリジリとチップを減らしてしまい、J8oでスチールを試みるも後ろに構えるDaniel WillisがKKを持っており、オールイン負けしてしまい5位入賞・$48,948獲得となりました。
うたさんはこの後もたくさんトーナメントに挑戦されるとのこと。
うたさんの今後の活躍も注目していきます!
木原直哉さん 2日連続2トナメDay3進出と絶好調
木原直哉さんといえば,2012年のWSOPにおいて、日本人で史上初めて、WSOPでのPLOイベントに優勝し、ゴールドブレスレットを勝ち取ったことで有名です。
近年でも、2022年のWSOPではdealers choice 3位、5万ドル参加費の、世界の鉄強のみが集結するイベントPoker Players Champoinship でも3位と絶好調をみせただけでなく、その秋ラスベガスで行われたWPT での8game mix で見事優勝しその様子は地上波でも放送され話題になりました。
得意のPLOイベントで早速躍進!
昨年怪我でWSOPをフル参戦できなかった木原さんは、今年は万全の体制で臨みフル参戦予定といいます。
WSOP開幕一週目にして、$5,000 Pot-Limit Omaha (8-Handed) で早速ロングラン。
733エントリーを勝ち抜きDay3に進出し、9位入賞・$46,575=約700万円を獲得しました。
ラストハンドはAAQ3で非常に強いハンドでしたが、相手にフラッシュが完成してしまいました。
このトーナメントを飛んだ直後、木原さんは早速別のトーナメントへ参加します。
9位入賞のその足で向かった先は
$10,000 OMAHA HI-LO 8 or BETTER CHAMPIONSHIP は、前日にスタートしたイベントですが、レイトレジストはDay2の最初のブラインドまで。9位入賞で終了したその足で、こちらのイベントに着席しました。総エントリーは171.
そしてそこからチップを増やしに増やして、見事そのままDay3へ進出しました。
Day3進出決定前にはX(Twitter)にて
これ次のレベルで最後なんだけど、デイ3進出したら
「2日連続デイ3進出」 とかいう、あまり聞いたことがない事態になりますねw
と投稿しました。実際・2日連続Day3進出は前代未聞ですが、レジェンド木原さんはそれをやって遂げてしまいます。
2日連続Day3進出を果たしたのち、16位入賞・$21,325=約300万円を獲得し、
連日の入賞で計1,000万円の賞金を勝ち取りました。
Badugi イベントで初のFT 入賞
Event #11: $1,500 Badugi
Badugi はドローゲームの一種で、最強の役は A234 (全て絵柄が異なる)となるものです。
Badugiの単独イベントのためだけにラスベガスに乗り込んだ Yuya Murata さんが活躍しました。
487エントリーの中、最終日のDay3にのこった10名の中、Yuya さんは下から2番目のチップでしたが、耐え抜きFTへ進出。7位入賞 $14,190 獲得 と初めてのWSOPにして素晴らしい成果を叩き出しました。
最年少ブレスレットホルダー りゅうたろうさんの挑戦
昨年、国内最年少ブレスレットホルダーになった りゅうたろうさんは 今年もWSOPにフル参戦中。
Event #13: $10,000 Dealers Choice Championship (6-Handed)は3Daysのmix game イベントにおいて
Day3最終日、残り3人までのこり、Day4に勝負は持ち越しに。
去年ブレスレットを獲得したばかりなのに、2年連続・日本プレーヤーとして初の2本目のブレスレットを、国内史上最年少で獲得なるかと、大きな期待がかかりましたが、惜しくも
3位入賞 $144,431 獲得 となりました。
X(Twitter)の入賞報告には、多くの労いの声が集まりました。
ドローゲーム も強い日本勢!Yuichi Kanai さん
Event #22: $1,500 Limit 2-7 Lowball Triple Draw (6-Handed)
において、Yuichi Kanai さん は最終Day3へチップリーダーで進出しました。
FTに進出後チップの増減を繰り返しながらも最終ヘッズアップまで残りましたが、惜しくも
準優勝 $95,981 獲得となりました。
近づいたブレスレット、悔しさも残りますが再度チャンスが来ることを祈りましょう!
今年WSOPキャリアを歩み始めた Akinobu Maeda さん 早速FTへ
Akinobu Maeda さんは今年初めてWSOPに挑戦、すでにこれまで(2044/6/24現在)までにWSOPのブレスレットイベントを4入賞と絶好調。中でも、
Event #31: $3,000 No-Limit Hold’em 6-Handed
において、1,230エントリーを勝ち抜きFTに進出!
3位入賞 $238,886 獲得と 、自身のキャリアを大きく更新しました。
初挑戦の年にしてこの実績は本当に素晴らしいものです!この後の活躍にも期待です!!
さらに、WSOPを締めくくるイベントでもFTへ!
Event #95: $1,979 Poker Hall of Fame Bounty No-Limit Hold’em
WSOP今シーズン締めくくりという頃、またもや Akinobu Maeda さんが大活躍します。
1,124エントリー を駆け上がり、ファイナルテーブルに残り、8位入賞 $33,006獲得となりました。
ラストハンドは最強のハンドAAをクラックされてしまうという不運で終わってしまいましたが、今年だけでもブレスレットイベントを7つの入賞、うち2つのFT進出という好成績を残しました。来年以降の活躍も期待できそうですね!
ショートスタックからの躍進 Masafumi Iijima さん
去年 りゅうたろうさんが ブレスレットを獲得したことで大きな話題となった
Event #53: $3,000 Nine Game Mix (7-Handed)
において、
Masafumi Iijima さん は最終Day3に残った 16名のうち、下から6番目のスタックでのスタートでしたが、テーブル数が3→2になってから、めきめきとチップを増やすことに成功し、FT進出時にはチップリーダーに。
勢いは衰えず、2年連続Nine Game Mixのブレスレットは日本プレーヤーが獲るのではと話題になりました。
ショートになることがあっても、チップリーダーに返り咲くような展開ののち、
3位入賞 $95,587 となりました。
Masafumi Iijima さんのWSOPのキャリアは今年からスタートしており、
Mix gameを中心に4入賞。記録を塗り立てていく勢いに、今後の活躍にも期待が集まりそうです!
WSOP のFT で卓を完全制圧! Shota Nakanishiさん
2022年、ショートデックイベントで優勝しブレスレットを獲得した Shota Nakanishi さんが
Event #57: $10,000 Super Turbo Bounty No-Limit Hold’em Freezeout
に参戦し、486エントリーの中FTまで残り、その様子は公式YouTubeで配信されました。
FT進出時は下から9人中3番目のスタックでしたが、卓の人数が4人になった後、Shotaさんは2度のプリフロップオールインに勝利し、ビッグチップリーダーへと躍り出ました!
そのあとは、チップを生かしたプレーを連発。
残りのプレーヤーたちを制圧します。
4位、3位のプレーヤーを次々飛ばし、ヘッズアップになった時には
約2,500万点 vs 約500万点
という五倍のチップを持ったShotaさんに日本中のポーカーファンは釘つけになりました。
しかし、ヘッズアップにはいってから、相手のFrank Funaroとの戦いでは、ブラフはキャッチされたり、うまく噛み合わなかったりと苦戦。ラストハンドはFunaroのJ6sでのオールイン要求にA9oでコールし、
Funaroはボードに恵まれフルハウス、敗退となってしまいました。
とても惜しかったですが 終始笑顔を絶やすことなく戦い続けたShota さんは配信でも人気で、たくさんの応援の声が集まりました。
準優勝 $408,658+バウンティ を獲得。
Shota Nakanishi さんは数日前
「就職!」とひとことだけPostして注目を集めていましたが
トーナメント終了後
「就職撤回!笑」とPost。Shotaさんの輝かしいポーカーはここから、さらに輝きを増していくでしょう!
Ladies Championship 昨年のリベンジを果たし、日本人女性として初のWSOP優勝 岡本詩菜 さん
昨年の今頃、WSOPレディースチャンピオンシップで圧倒的なチップリードを持ってファイナルテーブルに挑んだ詩菜さんは、「初の日本女性ブレスレットホルダーになるか」と日本中の注目を集めました(その時の記事はこちら)。しかし、惜しくもあと一歩のところで2位に終わりました。
あれから一年、詩菜さんは再びレディースチャンピオンシップに挑戦しました。危なげなく最終日まで進出し、最後のヘッズアップまで落ち着いたプレーを見せた詩菜さん。ついに、日本女性初のWSOPブレスレットイベントでの優勝という夢を果たしました。
これにより、詩菜さんは日本ポーカー界に新たな歴史を刻み、多くのファンに感動と希望を与えました。
優勝した詩菜さんのメッセージ
まずは応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。今年優勝できたのは大きな運と、昨年の失敗を大いに活かせたからだと思います。
昨年は全体の約半分のチップを持ってFTに行ったのもあり、プレッシャーと緊張が過度にかかっていたことでミスプレイが多かったです。
今年はFTでどうやったら緊張せずにAゲームができるかを考え実行できたことで、運の見方もあり優勝できました。自分の優勝に対しては「良いプレイができてよかった」と「ラッキーだったな」という感想が半々ぐらいですが、周りの友人が泣いてくれたり、「良い刺激をもらえた」と言ってくれたことが本当に嬉しかったです。
自分が好きでやってることで、人の心を動かすことは人生であまりないと思うからです。トーナメントは運要素が大きく、目標を持つことに意味がないと思ってるので今後も「プレイの期待値を上げたい(強くなりたい)」以外に具体的な目標はありませんが、応援してくださると嬉しいです。
本当にありがとうございました。
優勝当日の詳細記事はこちら⬇︎
EPT でも大活躍を見せた JOE さんがブレスレットに迫る!
EPT(Europian Poker Tour)内のFPS (France Poker Series)にてメインイベント優勝を果たしたことでも記憶に新しい ジョーさんこと Daisuke Ogita さんが
Event #86: $1,000 Mystery Bounty Pot-Limit Omaha に参戦。
4,280エントリーの中、Day2へ上位チップ陣Top10の中に食い込み進出し、その勢いのまま、最終Day3へ進出。
ファイナルテーブルには4番手のチップで進出。
しかし残り3人まで残るも勝ちきれず惜しくも3位入賞。 $138,670 獲得。
4,000人以上の中からのBest3は素晴らしい実績です。世界三大ツアーで活躍するJOEさんの今後にも期待がかかります。
MTT鉄強で知られる Daiさんは Eight Game Mix FTへ!
MTT鉄強で知られる Dai Ishibashiさんは Event #88: $10,000 Eight Game Mix (6-Handed)にて実力を発揮します。
$10,000 という高額参加費のミッグスゲームで、189エントリーの中、最終日Day3まで進出しました。
Day3のディナーブレイクでが最後の10人のチップリーダーに躍り出て、ブレスレットへの期待がかかります。
この時のセカンドチップリーダーであったあの ガスハンセン をCalvin Andersonが吸収し、その勢いでCalvin Andersonはチップリーダーになり、Dai Ishibashi さんと Calvin Andersonのヘッズアップとなりました。
本来Day3イベントですが2人のヘッズアップは時間切れで翌日に持ち越しとなりました。
Shiina さんの次に Daiさんがブレスレットを獲るのでは!?と大きな話題になりましたが、最後は惜しくも2位入賞$271,351 となりました。
Dai さんは今年だけでもブレスレットイベントを6つ入賞し、素晴らしいキャリアを打ち立てました。
来年以降の活躍にも期待したいですね!
MAIN EVENT 日本プレーヤーが歴史を塗り替えるか?
WSOP は年に一度のポーカーの祭典。
世界中のポーカーファン、ポーカープロが一堂にラスベガスに集結します。
特にメインイベントは特別です。
$10,000という高額な参加費ながら、10,000人以上が世界各国から参戦します。
今年のエントリーは10,112人で過去最高の参加者。日本からも多くのポーカープレーヤーが参加しました。
トーナメントはDay11まで続き、優勝者には世界に一つだけのブレスレットと賞金15億円、そして何にも替えられない世界一という名誉と称号を手に入れます。ブレスレット単体でも1億円ほどの価値があると言われていて、この世界一は他の何より価値のある世界一だと言っていいでしょう。
トーナメントの入賞が決まるのはDay4以降で、そこで入賞したみなさんをご紹介します。
Day4まで進出・入賞した皆さん
入賞は1,517位からで、Day4で順位確定し入賞したのはこちらのみなさんでした。(敬称略)
478位 Hiroki Shibata
497位 Eiji Suzuki
540位 Yudai Futai
681位 Ryuta Ogawa
697位 Tomoya Ando
779位 Haruhiko Shinohara
894位 Naoya Kihara
896位 Kosaku Akashi
900位 Akira Hashimoto
911位 Tomoki Terashima
955位 Masaki Nakamura
994位 Tomomitsu Ono
113位 Atsushi Yorimoto
1152位 Hiroyuki Noda
1193位 Takashi Sugo
1329位 Ichiro Izutsu
1346位 Kiyoshi Eda
1363位 Atsushi Takeuchi
1407位 Shiina Okamoto
1408位 Shunsuke Mitsugi
1428位 Kosei Ichinose
1458位 Hisashi Yamanouchi
Day5に進出し入賞した皆さん
Day4で入賞が確定し、Day5進出は10,112名中たった464名。上位5%の世界で戦うことになります。
そこまで残り、入賞された皆さんはこちら。
216位 Tasuku Maruo
226位 Tomoki Matsuda
323位 Takumi Matsumoto
382位 Ryoh Hasegawa
Day6に進出した2名はDay7へ進出し激闘
WSOPのメインイベントは、Day8でファイナルテーブルのメンバーがきまり、1日の休息ののち、Day10,11の2日をかけて優勝者を決めます。
10,112エントリーのうちDay7へ進出したのはたった59名。0.5%の世界。
ここに日本のプレーヤーが2名も残っています。(2024年7月14日現在)
Kyosuke Nagami さん
今回のDay7進出で一躍注目を浴びているNagamiさん。
Kyosukeさんは高額入賞経験がほとんどなく、過去最高はAPTのサイドイベントでFTに進出し$11,000を獲得したものでした。同卓した他の選手は、生涯獲得賞金がわかるサイトHendon Mobで他のプレーヤーを検索し、どのような実績があるかを調べて対策を練ることが多いです。
Kyosuke Nagami さん のX( Twitter )より
卓移動したらチップめっちゃ持ってるやつきた!みたいな感じでみんなデータ見出したけど、データ出てこないから自分から言っといた。 俺はWSOP初参戦のFISHでバケーションで来たラッキーマンだ!って
X(Twitter)の投稿は面白く一気に認知も広まりました。
今回初めてNagamiさんを知る人に向けて自己紹介分を投稿しています。
今回、WSOPへの参加はこれが初めての経験だといいます。
毎日悩んだスポットを復習し、成長しながら階段を駆け上がるNagamiさんを応援したいですね。
NagamiさんのX(Twitter)より
ぽっと出のWSOPランナーが現れたと思ってる皆さんにちょっとだけ自己紹介させてください。
kyosuke nagami と言います(秋山ではないですw)
現在32歳で、6月まで会社員をしておりました。
その会社の同期が@_ryh( Ryoh Hasegawa さん)なわけですが、私は8年の間その会社で需要予測のAIシステム開発をしていました。
7月からは独立して起業準備をしている最中で、トーナメントにたくさん出て兼業をしながら、自分の会社を立ち上げてダブルインカムで生活をしていこうと思っています(した)。ポーカー歴は2018年にラスベガスに旅行した時に初めて打ったライブポーカーから数えると約6年になります。
その時、初めてにも関わらず1-2でら1000bb勝つというビギナーズラックを引き当て、ポーカーにのめり込みはじめました。そこからたくさんポーカーを打っていたかというとそうではなく、ヨコサワチャンネルを見ながらエンタメとして楽しみ、たまーに行く海外のカジノでポーカーを打つぐらいのレクリエーショナルプレイヤーでした。
ポーカーにのめり込んだきっかけは正直思い出せないですが、海外遠征するたびにまとまったお金を稼ぐ、というのが習慣化してきたのを感じたのと、当時働いていた会社の事業が軌道に乗り、部下に任せてもいいなと感じたタイミングと重なり、趣味のポーカーを楽しみ、そして稼ぎながら新たな事業を立ち上げて社会に貢献していこうと考え、6月に退職してポーカー兼業者としてのキャリアをスタートさせました。
ライブキャッシュのステークスもここ一年の有休消化中に2-5から5-10,10-20へと駆け上がる事が出来ていました。ライブトナメに関してはまだ初心者で、初めてトナメに出たのは去年の8月のAPT仁川、そこで2dayイベントでFTに行くことができ、FTではしいなさんからのQ6oの4bet AIにAQでコールして綺麗に6を引かれて飛んだのを今でも覚えています、格の違いを見せつけられましたw
そこからはJOPTで4位になったり15位になったりとロングストラクチャーでよく走るようになり、APTのサイドで優勝したりといつしかMTTの方が時給が高くなりました。今回WSOPには初参加で、初めてのフィールド、正直結果が出せなくてもこの環境を体感できるだけで自分の糧になると思い参加しています。
まさかここまでロングランしているとは想像してませんでした笑こんな人生に一度しか経験出来ないかもしれない環境に身を置くラッキーボーイですが、どうぞ暖かく見守り、Twitterの声援も頂けると大変嬉しいです🙏
長見 恭輔 | Kiyo | Kyosuke NagamiさんのX( Twitter )より
ブレイク中にいつも画面の中で見ていたヨコサワさんと記念撮影してもらってましたw
トナメ中でもファン活動はやめられない、メインを走る上での素敵なアドバイスを頂き、心のノートにしっかりとメモをしました。
トナメ中は全然緊張しないけど、写真撮ってもらう時が一番緊張した😂
ひろきさんもday5同卓した時から快く握手と会話をしてくれて、ここまでしっかりと残られてるのは素直に尊敬してます、日本人誰が残るか、ではなく日本人2人で最後まで走り切れるよう祈ってます!
写真撮れてWSOPのいい思い出ができた😇
Hiroki Nawa さん
言わずと知れた世界のヨコサワチャンネルのブレインであり、ヨコサワさんの相棒のひろきさん。
2019年には日本プレーヤーとしては前人未到だったDay7へ唯一進出し、歴代最高の25位という記録保持者です。
そしてさらに、昨年にはヨコサワさんが日本人二人目のDay7進出を果たしました。45位でひろきさんの記録はまだ破られていません。
そんな国内記録保持者のひろきさんが、なんと自身2度目のDay7進出を果たしています。
もし、25位以上になれば、自身の記録を自身で塗り替え、日本のポーカー史を動かすことになります。
前人未到の地に踏み込もうとしているひろきさんの相棒がヨコサワさんであることから、世界中のメディアがひろきさんに注目しています。
あまりに疲れすぎてMain EVENT中に寝てしまったひろきさんを激写され、#ひろき起きろ などとハッシュタグをつけひろきさんを激励する投稿が多くみられました。
メインイベントは丸一日の時間をかけ連日行われるので、生き残れば体力消耗も激しいです。
ひろきさんとヨコサワさんが立場逆転!として、ヨコサワさんにインタビューするJeff。
プロデューサーのひろきがスターになる
そんなひろきさんを、ヨコサワさんは全力応援しています。
Day7の激闘!!!
Hiroki Nawa さん 45位入賞 偶然にも去年のヨコサワさんと同じ順位に
Day7に残り激闘したひろきさんですが、最後は悲運にもJJでのオールインをコールした相手がQQ。惜しくもそこで終了となってしまいました。
ひろきさんは 10,112人中、45位に入賞し $200,000 を獲得しました。
ヨコサワさんの去年のメインイベントが45位だったため、二人仲良くWSOPの45位という戦果を残したことになります。
Jeffのインタビューでのひろきさんとヨコサワさんのコメントは次の通りです。
ひろきさん「これは運命ですね。マサトは去年45位。僕も今年45位。もっと上にいけなかったのは本当に悔しいけど。」
ヨコサワさん「僕たちはまだ見ぬDay8にいきたくて仕方ないんだ。だから自分たちでデザインしたシャツにもDay8と描いてる。Day8の夢がぁ。Day8に進出するのは本当に難しい。」
Jeff「演者とプロデューサー、逆の立場になってどう思う?」
ひろきさん「僕はマサトに勝ってほしい!マサトが勝つことが僕の幸せです。」
などと答えました。
Kyosuke Nagami さん 日本国内史上最高位を更新!
Kyosuke Nagami さん はこれまでのひろきさんが打ち立てた 25位という順位を上回り、21位入賞 $350,000獲得 となり、歴代国内最高位を更新しました!
Kyosuke Nagami さん はDay7のラストブラインドまで奮闘。あと少し、本当にあと少しで、日本のプレーヤーが到達したことのないDay8へ進出できそうという熱い戦いに、日本中のポーカープレーヤーが Kyosuke さんのDay8進出を祈りました。
人数がどんどん減っていくことで相対的にショートになり、勝負する時がきます。
Kyosuke さんは A9 でオールイン。しかし SB に座る Malcolm Franchi が AK をもっておりコール。
ボードに9は落ちませんでした。
惜しくもDay8進出はなりませんでしたが、堂々の史上最高位を記録することになりました!
長見 恭輔 | Kiyo | Kyosuke NagamiさんのX( Twitter )より
WSOP MAIN EVENT
day7 21/10112 日本人最高位New!🎉
Kyosuke Nagami $350,000
初参加のWSOP、day7まで走り切りました。
最後はラストレベル60分のところで10bbのプッシュ、AKにキャッチされそのまま抜けて終了。
全てのアクションにおいて一つの悔いもなし!
day6のブレイク中に、尊敬するヨコサワさんから頂いた言葉そのままに、悔いのないプレーを出来た。
day7、前日に一日同卓していたひろきさんが飛ばれたというアナウンスが流れた時、最後の日本人として「日本のポーカープレイヤーに夢を見せたい、日本全土のポーカー熱を上げていきたい」そういう気持ちが芽生えてきました。
どれぐらいの人にポーカーを通じた熱狂を与えられたか、まだ実感は湧かないですが、ここまで走り、たくさんの声援をいただけた事、本当に嬉しく思います。
この先の人生どうなるかわからないですが、ポーカーを通じて更なる熱狂を与えられるよう、これからもプレイヤーとして精進して行きます。
今回記録を更新しましたが、記録とは抜くためにあるもの、来年は私も含めたくさんのポーカープレイヤーがWSOPに挑戦し、多くの記録を作っていけることを願ってます!
ここまでの応援、本当にありがとうございました!来年もWSOPを通じて日本ポーカー界を盛り上げて行きましょう!
新記録を打ち立てた Kyosuke さん、自身2度のDay7進出を果たしたひろきさんをはじめ、メインイベントには今年もたくさんのドラマが見られました。
来年どんなドラマが見られるか、今から楽しみですね!
ポーカー最強ソリューション GTO Wizard
プリフロップだけでなく、フロップ以降リバーまでのハンド分析ができる上、様々なシチュエーションでアクションを選ぶことのできるトレーニングモードなど、ポーカーの座学といえば コレ と言えるほど急速に浸透してきた GTO Wizard を用いてポーカーの力を増幅させよう!
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