アジア圏でのポーカーといえば、皆さんは真っ先にどの国を思い浮かべますか?
韓国・マカオ・フィリピン…このあたりが、アジアでのポーカー旅には人気ですね。
マカオは中国の特別行政区ではありますが、中国本土でのポーカー事情はどうなっているのでしょうか。
お仕事で北京にいらっしゃるというポーカー歴7年のKoheiさんにより、【中国(北京)🇨🇳のポーカー】というタイトルの投稿が話題になりました。今回はKoheiさんのツイートをもとに中国のポーカー事情を見ていきます。
北京にもポーカースポットはある!
北京都市部にもアミューズメントポーカースポットは多く存在するとのことです。日本同様、北京にもポーカーブームはきているそう。
以下、Koheiさんの投稿の続きです。
JOPTのように全国規模の大会は少ないです。一方で北京では行政の許可を得た店舗で、毎日日本と同様のトナメがあり、どの店舗も平日でも一日当たり100~200エントリーほどあります。すっごい人気です。笑 賞金の代わりにiPhoneやMacBookが賞品になることが多いです。
中国本土にはカジノはありません。また、賭博は違法となっていますが、行政の認可を得てアミューズメントを運営することはできるようです。デイリーイベントで100エントリー以上!中国のポーカー熱がいかに高いかが伝わってきますね!
優勝者には「iPhone15 Pro 5台」など賞品の形式をとっていますが、極めて換金が容易なものが多いです。この辺りはどんな法規制があるのかは分からないですが、プレイヤーとしてはこのサイズのトナメが毎日あるのは日本より天国です。
賭博ができない代わりに、Apple製品のような金銭的価値のあるものが景品になっていることが多いそう。
iPhone 15 Pro Max は20万円近くする高価なものですから、これがデイリートーナメントで獲得できるのは嬉しいですね。転売して現金に変えてしまうことも容易そうです。
*海外で手に入れたスマートフォンを日本国内で使用できるとは限りません。ご注意ください。
ほとんどの大会が当日で完結するため、日本の「予選→決勝」方式のように数日必要なトナメではありません。これが日本との最大の違いです。毎日中規模のサイドイベントに出てる感覚です。僕のような趣味でポーカーをしている人間は、後の予定を考慮することなく楽しめるので有難いです。
デイリートーナメントが参加しやすく、入賞した時のリターンが十分に見込める。これはアミューズメントスポットに求められるポイントかもしれませんね。
一般的にプレイヤーのレベルは高くありません。上手い人もいる一方で、海外の良質な情報に触れる機会が日本に比べ圧倒的に少なく(中国ではYouTubeやXなどは利用出来ず、ポーカーに関するコンテンツが日本に比べはるかに少ない)、平均レベルは日本より低いと感じました。
YouTubeなど、世界的にメジャーなSNSが制限されてしまう中国では情報の入りも遅く、上手いプレーヤーも少ないとのこと。
別の視点では、競技の場所を提供する傍ら飲食提供やその他サービスも充実させることで社交場としての役割も重視しており、この辺りは日本には無い観点かなぁと感じました。TDAなども明確に定められているためマナーを守ってプレーしており、その点は日本と変わらない印象でした。
北京でのポーカーを通じ、日本の平均的なプレイヤーレベルの高さを改めて感じました。これは単に国民的や勤勉さに基づくものではなく、単に容易に多種類のコンテンツにアクセス出来ることが大きな要因と思いました。この辺りの感覚はマカオに居る日本人プレイヤーが感じている点と相違ありません。
100エントリー以上にもなるアミューズは社交場としての役割も担っているということ。現地にいって自らの目で確かめてみたくなりますね!
また、日本国内の平均レベルの高さを実感されるということです。日本も賭博はできない国ですが、それでもインターネットから取得したい情報を自由に得られて、さらにそれを実践できる場も豊富にある現状は、ある意味幸せなのかもしれません。
Koheiさんより北京のアミューズスポットに関して追加情報をいただきました
北京のアミューズメントスポットの特徴として、
お店が突然閉店になる、もしくは「今日から開始します!」
というような、アナウンスが急にされることがよくあります。
開催や日程が不確定・不安定ですので、現地のスポットに行ってみようという方はその点にご留意ください。
中国の他の地域でのポーカーは?
マカオ
コロナ禍で長らく稼働していなかったマカオもいよいよ復活したようです。
中国行政区で唯一カジノがあるのがマカオで、世界中からプレーヤーが集まります。
往復6万円程度で距離も近いので日本のポーカープレーヤーにも人気です。
キャッシュは50/100HKD(1HKD=19円)から。
最低レートでも結構な額が動くことになりますが、近場で熱いキャッシュゲームが打ちたいという人にはおすすめです。
台湾
台湾にはカジノは存在しませんが、APTのような大きめのポーカー大会は開催されています。
現地では、キャッシュゲームは禁止されている代わりに、時限式(一定の時間で終了する)のテーブルが開かれていて、形としてはSit and Goのような形で、終了時間に残りのチップ数に応じてプライズが払い戻されるという疑似キャッシュゲームのようなものがあります。
トーナメントメインでの海外渡航を考えている人にはおすすめです!
海外渡航制限がなくなった今、ほぼ元通り「いきたいところに行ける」状況が戻ってきました。
ビジネスでカジノのない国へいくことになっても、ポーカーはできる、と聞くと安心しますね!
皆さんが体験した海外ポーカー体験も是非教えてください!
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