世界のヨコサワさん率いるPOKER ROOMが手がけ話題となったポーカールームFLIPSは3月上旬にオープンし、ウエイティングは毎日それぞれのレートで100人を超え、「ウエイティングを入れてもその日のうちに呼ばれない」というほどの大盛況での皮切りとなりましたが、オープンして3週間、あるニュースが舞い込んできました。こちらでまとめていきます。
本来のコンセプトはチップを貯め上のレートを目指すこと
ヨコサワさんが動画の中でも説明するようにFLIPSの良さは、最初に購入したチップを増やした分も含めて貯めておくことができ、さらにチップが貯まれば「そのチップを持って上のレートに行くことができる。」ということです。
ヨコサワさんご自身も借金で炎上した後ローレートからコツコツと(とはいえ常人には真似できないスピードで)バンクロールを増やし、見事ハイレートに返り咲きました。
FLIPSはそういった意味で海外のカジノとは何も変わらないと、FLIPSの良さをアピールしました。
FLIPSのミッションは「POKER FOEVER」だとし、ずっとポーカーを続けていくことができる環境作りを掲げていました。しかし、そのミッションは成し遂げられないのかもしれません。
規約に重大な間違いがあった
当初、購入したチップ・そして増やしたチップに関しては以下のように案内されていました。
しかし、これらは間違いだったということで、大混乱が起きています。
間違って伝えられていた内容
・購入したチップは有効期限6ヶ月
・プレーで増やした分は有効期限なし
・最終来場より6ヶ月チップは有効
本来の規約
購入したチップ、プレーで増やしたチップともに、初回購入時から6ヶ月が有効期限
つまり、どんなに増やしても、初回チップ購入から6ヶ月がたてば、バンクロールはゼロになってしまいます。
ヨコサワさんが述べていたコンセプトのような「上に行くためのチップを貯める」ために費やした努力や苦労はたった半年ですべて消えてしまうことが判明しました。
間違った規約を伝えられ、すでにチップを購入(3/16まで)している人には救済措置が取られるということで、その旨のメールがFLIPSから送信されたそうです。
*3/17以降の新規プレーヤーには特に救済はないようです。
これには様々な声が寄せられました。
皆さんの声
・「FLIPSからメール届いたけど結局どれだけチップ貯めても初回購入から6ヶ月後には失くなっちゃうのね、、、ゲーセンのメダルみたいに期間が更新される運用だったらありがたかった🥺」
・「Flipsからメール来た。
想像よりも酷いシステムだし、補填があるらしいけどもう行かないかな…」
・「この規約は、ヨコサワさんの話してたコツコツと増やしてレートアップして欲しいというFLIPSのコンセプトと矛盾するよ
店舗の利益の問題ならレーキやチップ単価、タイムチャージ単価などで充分調整出来るのに、コンセプトを矛盾させるこの規約は嫌い
規約と料金システムの見直しを望む」
失望の声や、改善を望む声が噴出し、急遽ひろきさんがツイートをだしました。
ひろきさんの声明「全力を尽くす」
ひろきさんの投稿より
FLIPSに関して、皆さんにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。
POKER ROOMは、プレイヤーの皆さんが楽しく遊べる場所になることを最優先で考えています。
今は問題解決に向けて、GiGOと協力して改善に向けて本気で動いています。
内容については今はまだ事情があり詳しくお伝えできませんが、6カ月でチップが消えてしまうポーカールームをやりたいわけでは決してないということは僕たちからお約束させてください。
必ず何かしらの方法で解決して、最終的にFLIPSを素晴らしい場所にするため全力を尽くします。
ひろきさんの投稿によると、『6ヶ月でチップがすべて消滅してしまう』というのは、やりたかったことではない、ということです。
おそらく、当初誤って伝えられていた
・プレーで増やした分は有効期限なし
・最終来場より6ヶ月チップは有効
の部分はヨコサワさんやひろきさんが『そうしたい』という思いがあったからと考えるのが自然です。
このチップ保管期間についての問題は、ゲームセンターを運営する上での法律「風営法」の捉え方に起因していると思われます。
完全にクリーンなポーカールームを運営する、そのための規約という捉え方をするのであれば『6ヶ月でチップがすべて消滅してしまう』で運用するしかない、というのが今の方針のようですが、それでは元のコンセプトに反してしまう、大変なジレンマだと思いますがひろきさんは何らかの解決策に向けて動いてくれているようですので、信じて吉報を待ちましょう。