【快挙】岡本詩菜 さん 日本女性初ブレスレットホルダーに!【WSOP 優勝速報】

昨年の今頃、WSOP レディースチャンピオンシップにて圧倒的なチップを持ってFTに臨んだ詩菜 さんは、’’初の日本女性ブレスレットホルダーとなるか’’という話題で日本中を白熱させました。(その時の記事はこちら

ヘッズアップまでは危なげなく残ったものの、そこに至るバッドビートなどもありヘッズアップではチップをカバーされ、奮闘したものの惜しくも2位終了。「これは私の第一章です。」とその気持ちを綴り、日本中が詩菜 さんを労い、賞賛しました。

それから一年、岡本詩菜 さんの第二章は華々しく幕を開けました。

トーナメント基本情報
WSOP 2024 Event #71: $10,000 LADIES Championship No-Limit Hold’em
4Daysイベント
1,245 エントリー
優勝 $171,732
*参加費:女性は$1,000にディスカウントされる。女性以外は$10,000払って参加することができる。
WSOPのレディースイベントは毎年この一つのみで、世界中から女性プレーヤーが集結するため、大変注目度が高いことが特徴です。

岡本詩菜 さんからのメッセージ!!

まずは応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

今年優勝できたのは大きな運と、昨年の失敗を大いに活かせたからだと思います。
昨年は全体の約半分のチップを持ってFTに行ったのもあり、プレッシャーと緊張が過度にかかっていたことでミスプレイが多かったです。
今年はFTでどうやったら緊張せずにAゲームができるかを考え実行できたことで、運の見方もあり優勝できました。

自分の優勝に対しては「良いプレイができてよかった」と「ラッキーだったな」という感想が半々ぐらいですが、周りの友人が泣いてくれたり、「良い刺激をもらえた」と言ってくれたことが本当に嬉しかったです。自分が好きでやってることで、人の心を動かすことは人生であまりないと思うからです。

トーナメントは運要素が大きく、目標を持つことに意味がないと思ってるので今後も「プレイの期待値を上げたい(強くなりたい)」以外に具体的な目標はありませんが、応援してくださると嬉しいです。
本当にありがとうございました。

FTのハイライトはこちら!

序盤から好調な滑り出し

昨年の詩菜 さんの活躍と盛り上がりもあってか、日本からも15名の女性が参加し、開幕当初から期待がふくらみます。

1,245 エントリーのうち、Day2に進出したのは312名。
日本女性15名のうち、12名がDay2に進出しました。

岡本詩菜 さんは日本女性トップ、全体4位のチップ量でDay2に進出しました。

WSOP公式より

さらにDay2には全体チップリーダーに躍りでます。
Day2で187位以上で入賞がきまり、日本女性は7名も入賞を決めました。
入賞割合が15%であることを考えると、日本の女性プレーヤーはとても優秀と言えそうです。

Day2を突破し、Day3にのこったのは、1,245 エントリーのうちたったの36名でした。
WSOP公式には「昨年2位だった岡本詩菜 は今年こそ勝利を収めると決意」と詩菜 さんを取り上げました。

「去年の忘れ物を回収したい」その願いの行末は

詩菜 さんは、Day2に臨む際、「去年の忘れ物を回収したい🔥」と投稿し、昨年2位のリベンジをしたい気持ちをのぞかせました。

この投稿には
「がんばれー!!」「しいなさん全力応援してます!」といった声がたくさん集まりました。

しいなさんの第一章は、大事なブレスレットをラスベガスにおいてきたところで終わりましたが、大切な大切な忘れ物を第二章で取り返すことができるのでしょうか。

Day3も突破!ファイナルDay4へ!

Day1,Day2は1日10レベルごとの進行、そこまで残れば次の日に進出決定というストラクチャーですが、
Day3は「最後の6人」に残るまでゲームを進行する、というものです。
1,245 エントリーの中からDay3に残ったたった36名の中から、さらにBest6へ残らなければ、そこで終了してしまいます。

Shiinaさんはみごと、Day4へ進出をきめました!

Day4 優勝までの道のり

FT最初の1時間はYouTubeでご覧になれます。

ファイナルテーブルの強者たち。

Day4=公式ファイナルテーブルに残ったプレーヤーをご紹介します。

🇺🇸Jamie Kerstetter チップリーダー
ポーカー歴15年のベテラン。
WSOP Circuitでは二度の優勝・リング保持者。
WSOP ではまだ優勝したことがなく、最高成績は 2022年 Tag Team での準優勝。
Day4にはチップリーダーとして進出。初のブレスレットに気合十分。
生涯獲得賞金は80万ドルを超え、ポーカー解説者としても有名です。
グローバルポーカーアワードでは2020年、2021年、Best Twitter Personalityを二度も受賞しています。

🇯🇵Shiina Okamoto 我らが詩菜 さん。Jamie Kerstetter と僅差のチップでのFT進出となった。
生涯獲得賞金や、トーナメント実践経験の面ではJamie Kerstetter の方がベテランといえるが、昨年のレディース準優勝、このトーナメントにかける想いは誰よりも熱く大きいものです。

🇺🇸Linda Durden 三番手のチップでFTに進出。

🇬🇧Mor Kamber 四番手のチップでFTに進出。ポーカー歴は8年ほど。生涯獲得賞金額は10万ドル。

Cecile Ticherfatine 下から二番手のチップ量。
ポーカー歴10年。
WSOP Circuit 優勝経験があり、生涯獲得賞金は54万ドル。

Ceci Liao
アベレージの1/4というショートスタックでFTに進出。

FT序盤好調を見せたのはJamie Kerstetter

チップリーダーのJamie Kerstetterが次々と三人(Cecile Ticherfatine,Mor Kamber,Linda Durden)を吸収します。
詩菜 さんとJamie、FT突入直後はチップは僅差でしたが、その差がどんどん離れていきます。

残り三人、詩菜 さんがCeci Liaoを倒す

ショートで耐えていたCeci Liaoが QQ をもっていて、それまでオールインかフォールドのアクションしかとってこなかった彼女が、チップリJamieのオープンにはじめて刻み3BETを返します。
しかし、後ろに待ち構える 詩菜 さん は KK をもっていて、4BET オールイン!!
Ceciはこれにコールし、敗退。
詩菜 さんとJamieのヘッズアップになりました。

運命のヘッズアップ!!

Jamie 1,500万点 に対し
詩菜 さん 960万点

カバーされた状態からのヘッズアップ開始。
去年はここで、勝ちきれませんでした。
詩菜 さんの気持ちが100%わかるわけではないけれど、去年詩菜 さんを応援していた全てのポーカープレーヤーも一緒に悔しい気持ちを噛み締めました。ここまできたら、今年こそ、勝ってほしい!

https://x.com/shiina_pkr/status/1807930053285892130

詩菜 さんのヘッズの意気込みのポストにも応援の声が集まりました。

詩菜 さん 猛追撃

Jamie T8o
詩菜 A2o

フロップ 297
ターン 2
リバー A

詩菜 さんはリバーでフルハウスとなり、バリューベット。
オープンエンドストレートドローで終わってしまった Jamie はブラフレイズを仕掛け、詩菜 さんはこれにコール。
チップ量がここで逆転します!

この後も順調にJamieを追い詰める詩菜 さん。
ついには Jamie 300万点、詩菜 さん 2,100万点と圧倒的な差をつけました

ラストハンドは95o

ラストハンドは
詩菜 95o
Jamie A7o

フロップ TA9
ターン 5
が落ちたところで、詩菜 さんのチェック、Jamieのベットに詩菜 さんがチェックレイズオールインを返し、Jamieがコール.

リバーは2、JamieはAのワンペア、詩菜 さんは5と9のツーペア。
詩菜 さんは完全勝利をきめました。

PokerGOより

優勝した瞬間、その速報は瞬く間にX(Twitter)を駆け巡り、おめでとうムード一色になりました。
世界のヨコサワさんやじぇいそるさんなどもその功績を称えました。

会場に応援に駆けつけたたくさんの日本の仲間とハイタッチ。その中にはヨコサワさんや、木原直哉さん、りゅうたろうさん、ふぁるこんさんなどなど鉄強がズラリ。

最高の一枚をパシャリ。人生で間違いなく、忘れることができない最良の日として記録と記憶に刻まれますね。そして、なにより、
日本女性初のブレスレットホルダー!おめでとうございます。

こうして、詩菜 さんの第二章は、素晴らしい物語を描くことができました。
昨年の雪辱があってこその今日の優勝は、どんなものにも変え難い嬉しさだと思います。
努力の天才・岡本詩菜 さんのこれからの光り輝くストーリーも、とても楽しみにしています!




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