WSOPでラスワンさんが2トーナメント連続公式配信FTに進出!小倉孝さん自身初FTへ!

現在、ラスベガスで行われているポーカーの世界大会WSOPで、日本のプレーヤーが今年も素晴らしい成績を収めています。

6月4日から6日にかけて行われたEvent #12: $5,000 Freezeout No-Limit Hold’em 8-Handedでは、日本のプレーヤー、Nozomu Shimizuさん(ラスワンさん)が公式ファイナルテーブルに進出し、3位という素晴らしい成績を収めました。

さらに、その後のイベントであるEvent #22: $10,000 Limit Hold’em Championship(6月8日から開催)でも、ラスワンさんは大活躍しました。以下、その詳細です。

Freezeoutイベントに関してはこちらをご覧ください。

2イベント連続の公式配信ファイナルテーブル!真の実力を見せつけたラスワンさん

6/8-11に開催された Event #22: $10,000 Limit Hold’em Championship では、134人の参加者の中からたった14人がDay3に進出しました。そして、その中には🇯🇵日本から2名のプレーヤーがいました。

ふぁるこんさんことMotoyoshi Okamuraさん
2021年にWSOP PLOイベントでブレスレットを獲得。

ラスワンさんことNozomu Shimizuさん

お二人は仲がよく、ラスワンさんはこのトーナメントが始まる直前にふぁるこんさんからリミットホールデムについて数時間のレッスンを受け、初めてのリミットホールデム実戦がこのトーナメントだったとことです!初めての実践で決勝卓まで残るなんて本当にすごいですね!

セミファイナルテーブルでは、ふぁるこんさんとラスワンさんは同卓し、両名がファイナルテーブルに進出する展開に期待が高まりました。しかし、残念ながらふぁるこんさんは13位入賞で終了となりました。

この少し前にふぁるこんさんとラスワンさんが衝突、POTをとったのはラスワンさんで、ふぁるこんさんはショートになりA3oで3Betオールインすることに。

2イベント連続でファイナルテーブルに進出すると言う快挙で、日本中からラスワンさんを応援する声がSNSに溢れました。

ファイナルテーブルはWSOPの公式配信Poker GOより、全世界に配信されました。

ファイナルテーブルのメンバーの生涯獲得賞金額はトータル約75億円!!獲得ブレスレットは16個!
🇺🇸Ronnie Bardah ‘Ro Nasty’→約2億5千万円、ブレスレット1
🇺🇸Kevin Song→約6億円,ブレスレット1
🇺🇸Nick Schulman→約19億円、ブレスレット4
🇺🇸Nick Pupillo→約6億円
🇺🇸Louie Hillman→約4千万円
🇺🇸Joe McKeehen→約25億円、ブレスレット3
🇨🇦Daniel Idema→約3億円、ブレスレット3
🇺🇸Josh Arieh→約14億円、ブレスレット4

ラスワンさんはこのような世界のトッププレーヤーたちの中で、堂々とで戦いきりました!

人数も徐々に減っていく中、ラスワンさんはショートスタックを吸収するなど、ぐんぐんスタックを増やしていきます。
そして、のこり3人になった時に、本来はDay3完結のトーナメントですが、あまりの長丁場ゆえに、3人の合意のもと、Day4に持ち越されることに。
もちろんDay4もPokerGOで配信されました。

最後の三人として残ったのは、🇨🇦Daniel Idema、🇺🇸Josh Arieh、🇯🇵ラスワンさん。
Josh AriehはDay3の後半からショートで苦戦していましたが、Daniel Idemaに積極的にブラフを仕掛けたり、終始アグレッシブなプレーでチップを奪い、相対的にラスワンさんがチップリーダーに。

ところがこのあと、痛い一撃が。

ラスワンさんがJ2s
Josh AriehはQJs
ボードは JKT/K/9
ラスワンさんはJとKのツーペア、Josh Ariehは9〜Kのストレート
このハンドで大きいPOTを失ったラスワンさんは、ショートになってしまいます。

なんとか復活しようとその機をうかがいますが、うまくいきませんでした。
最後は92oというハンドでBBディフェンスをして、
J7A/9
というボードでオールインになり、相手のJosh AriehはJT。
まくり目は9か2を引くことでしたが、運命のリバーは8、ここで終了となってしまいました。
優勝は、Day4から勢いをつけたJosh Arieh。ショートからの逆転劇でした。

ラスワンさんにとっては非常に惜しい結果ではありましたが、2つのトーナメントで連続して公式配信ファイナルテーブルに進出し、好成績を収めたことは彼のキャリアにおいて間違いないターニングポイントとなるでしょう。
また、前回のフリーズアウトでT9sで4betの波動オールインをしたことに関して、GTO寄りなアクションではないことに、驚きや、批判的なコメントも見受けられました。しかし、リミットホールデムはベット額、レイズ額それぞれ制限されており、パワープレイ的なオールインは通用しません。それでも、ラスワンさんはFTに残り、最後まで堂々と戦い抜いた姿勢は、間違いなくWSOPのファイナルテーブルに相応しい猛者だと言えます。
素晴らしいナイスラン、好成績おめでとうございます!!!

🇯🇵Nozomu Shimizuさん の今期WSOPの成績

#22: $10,000 Limit Hold’em Championship3rd$144,069獲得
#12: $5,000 Freezeout No-Limit Hold’em 8-Handed3rd$287,106獲得
ラスワンさんにとって、この二つの実績がWSOPの入賞歴のすべてです。2/2でFTに進出する勝負強さにこれからも注目が集まります。

必ずまた戻る!その日は遠くない日に実現する気がします!この後のWSOPもグッドラックです!

小倉孝さんは自身初のFTへ!!

6/9-11に開催されたEVENT #24: $1,500 RAZZでは🇯🇵小倉孝さんが自身初のFTに進出しました!
生涯獲得賞金2億円越え(日本国内では5位)の小倉さんがエントリー556人の中勝ち抜き堂々のFTへ進出。こちらは残念ながら公式配信はありませんでした。

小倉孝さんは4位入賞、$66,659 獲得。
ラスワンさんのFTに続いて、🇯🇵プレーヤーのFT進出に、ポーカーファンは沸き立ちましたが、ブレスレットには惜しくも一歩及ばず。

飛んでしまったあとには、一言だけこのツイート。悔しさが滲みます。

WSOPはまだ序盤戦であり、今後も彼を含む日本のプレーヤーたちの活躍に期待が高まります。

ラスワンさんと小倉さんを含む日本のプレーヤーたちの活躍など、今後の展開がますます楽しみです。WSOPの舞台はまだ続きますので、目が離せません!
彼らのプレーに注目しながら、彼らのさらなる成功を応援しましょう!

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