速報です!
現地ラスベガスで開催中の WSOP 2025 #70: $1,000 Ladies Championship において、JOPT公式パートナーであり昨年チャンピオンの 🇯🇵岡本詩菜 さんが 優勝!
2年連続となる WSOPブレスレット獲得 という、歴史的偉業を成し遂げました。
この快挙は、もはやポーカー界の枠を超えた出来事。
ひとりの選手が積み重ねてきた努力が、いま全日本が注目するスポーツ史の1ページとして刻まれようとしています。

このイベントには 1,368人 が参加し、4日間にわたる激戦が繰り広げられました。
決勝のヘッズアップでは、WSOPCメイン優勝者・ALCORNとの一騎打ちを制し、堂々と頂点に立ちました。
優勝賞金は$184,094(約2,670万円)にのぼります。
注目すべきはその継続的な実績。
岡本さんはこのイベントで、
岡本詩菜さんのWSOPレディースチャンピオンシップのあゆみ
- 2023年:準優勝(ヘッズアップ敗退)
- 2024年:初優勝
- 2025年:連覇達成!!
➡ 3年連続ファイナルテーブル進出&ヘッズアップ進出
➡ 2年連続優勝(日本人初の2本目ブレスレット)という快挙を記録。
さらに岡本さんは、日本最大級のポーカートーナメント「JOPT(Japan Open Poker Tour)公式パートナー」としても活躍中。国内外を問わず、次世代をけん引するプレイヤーとしての存在感を示し続けています。
まさに名実ともに、女性ポーカープレイヤーのトップランナー。
世界最高峰の舞台で、その名を深く刻みました。
岡本詩菜、第一章から連覇まで──3年間のWSOPヒストリー
WSOP Ladies Championshipにおける岡本詩菜さんの歩みは、まさにドラマの連続でした。
2023年──「これは私の第一章です」

2023年、初めて挑んだWSOP Ladies Championshipでファイナルテーブル進出。
初出場ながら堂々たるプレーでチップリーダーに立ち、ヘッズアップまで駒を進めましたが、惜しくも優勝には届きませんでした。
それでも彼女は、その敗戦直後にこう語ります。

「これは私の第一章です」
静かな口調に秘めた決意。この一言が、岡本詩菜とWSOPをつなぐ物語の幕が上がりました。
2024年──「忘れ物を取りにきた」
翌2024年、順調にチップを積み重ねた詩菜さんはこう呟きました。
「忘れ物を回収したい」
2023年の準優勝から1年。日本中のポーカープレイヤーが、今年こそと詩菜さんの応援に再び熱くなりました。
そしてついに、前年の悔しさを胸に戦い抜き、初優勝を達成。

優勝直後、彼女はこうポストしました。

「WSOP Ladies優勝!!
去年の忘れ物、回収させてもらいました。
優勝したらブレスレットはこう持つってずっと決めてたんだよね。
これは第二章です」
その言葉の通り、2023年の“第一章”からつながる、強く美しい“第二章”がここに刻まれました。
2025年──連覇達成。歴史の証人へ

3年連続のファイナルテーブル、3年連続のヘッズアップ。
そして2025年、ついに連覇を達成。日本人として初めて2本目のブレスレットをその手に収めました。
この快挙に、PokerGO公式はこう讃えました。
“Superstar!
Shiina Okamoto is on another level. Back-to-back @WSOP Ladies Champion and a three-year tear of 2nd, 1st, and 1st.”(訳:スーパースター! 岡本詩菜はまさに別次元。WSOPレディースを連覇し、この3年間で2位・1位・1位という圧巻の成績を残した)
まさに、“世界が認めたスーパースター”。
連覇の瞬間、岡本さんはこう語りました。
「優勝する星のもとに生まれたんだと思ってました。」
SNSでも投稿された「I defended.」の言葉通り、岡本さんは“王者”としてこの舞台に立ち、堂々とその座を守り抜きました。

積み重ねた3年の軌跡は、偶然ではなく必然。 誰もが納得する、世界トッププレイヤーの証明でした。
日本と世界をつなぐ、“JOPTパートナー”としての顔


岡本詩菜さんは、日本最大級のポーカートーナメント「JOPT(Japan Open Poker Tour)」の公式パートナーとしても活動中。大会の魅力や健全なポーカープレイの発信に貢献し、多くの国内プレイヤーに希望を与えています。
また、今回のLadies Championshipで12位に入賞したななちゃらさん(Nana Sanechika)もJOPTパートナーの一員。


国際舞台で活躍する両者の姿は、今後のポーカーシーンにとって希望の光となる存在です。
そんな中、日本のポーカー環境を大きく前進させる動きも──。
2025年6月には、自民党本部にて「ポーカー文化振興議員連盟」第1回総会が開催され、岸田前首相やJOPT CEO・亀井氏らが出席。警察庁関係者も含めた歴史的な対話の場となりました。
健全なポーカー文化の普及と法整備に向けて、いま確実に、日本でもポーカーが堂々と語られる時代が始まりつつあります。

WSOP 2025:Ladies Championship Day1〜Day4の歩み
Day1|昨年王者、再び勝利を目指して

大会初日、岡本さんは昨年を上回る1,368名のエントリーの中、終始安定したプレーを展開。 トップ3のスタックでDay2へ駒を進めました。
この時点で、現地でも「昨年のチャンピオンが連覇を狙っている!」と話題に。 注目度は早くも高まりつつありました。
Day2|圧倒的チップで頂点へ前進

Day2では、上位206名の入賞者が決定。
岡本さんはポットを連続で獲得し、圧倒的チップリーダーとしてDay3へ。
中でも大きな一手となったのが、2023年のヘッズアップで激突したTamar Abrahamとのリマッチ。 宿命の対決で約20万点のビッグポットを奪取し、チップを一気に伸ばしました。
Day3|世界を舞台に日本勢が躍動
Day3に残ったのは、わずか50名。その中で、日本人女性プレイヤーが4名勝ち残るという快挙が生まれました。
- 岡本詩菜(チップリーダー)
- Nana Sanechika(JOPT公式パートナー・ななちゃら)
- Yuko Takahashi
- Sumire Uenomachi
全員が目指したのは、世界中に配信される公式ファイナルテーブル(FT)。この大舞台で戦うという夢を胸に、4人はそれぞれの持ち場で力を尽くしました。
Yuko TakahashiさんとNana Sanechika(ななちゃら)さんは、Day3の中盤で勝負どころを迎えます。
Yukoさんは粘りのプレーを見せながらも惜しくも届かず、22位入賞($6,431)でフィニッシュ。
木崎ゆう としてしられる彼女は、麻雀やパチスロ業界でも知られる人気プレイヤーとして、ポーカー界以外からも注目を集めていました。

ななちゃらさんは、FT進出をかけた場面で岡本詩菜さんと激突。QQ(ななちゃら) vs 99(岡本詩菜)という大きな対決となり、ボードに9が落ちて岡本さんがセットを完成。ななちゃらさんは12位入賞($9,691)で大会を後にしました。

その中で勝ち残ったのが、Sumire Uenomachiさんと岡本詩菜さん。

Sumireさんはショートスタックながら粘りに粘り、7番手のスタックでDay4進出。そして岡本さんは、ダントツのチップリーダー(約750万点)で最終日へ。

わずか7名に絞られたDay4に、2名の日本人女性が名を連ねるという快挙。世界の舞台で、日本勢がその存在感をはっきりと示しました。
Day4|運命を超えて、2本目のブレスレットへ
Day4、残された7名の中に日本人が2名。
Sumire Uenomachiさんは、ここでもこれまで通りの“耐えのポーカー”を貫きます。
しかしブラインドの上昇とともにスタックが削られ、ついに10BBを切った場面で勝負を決断。ATオフスートでプリフロップ・オールインに踏み切ります。

それを受け止めたのは岡本詩菜さん。AQスーテッドでコールし、岡本さんが勝利。Sumireさんは7位入賞($26,131)となりました。
その後、テーブルは急速に絞られていきます。残り4人となった場面で、岡本さんは圧巻のプレーを披露。

74sでAKs(HAGBERG)との対決を制し、特大ポットを獲得!勢いそのままに、岡本さんはテーブル上のチップをすべて自分の元へと引き寄せていきます。
そして残り3人。
HAGBERGが2番手のチップ量を持っていたものの、フラッシュ完成の岡本さんと大きくぶつかることに。HAGBERGがターンでツーペアを完成させ、岡本さんのベットにレイズ。岡本さんが3ベット・オールインを返すと、HAGBERGはコール。


しかし、フラッシュが完成していた岡本さんが勝利し、HAGBERGはここで敗退。
最後のヘッズアップは、岡本詩菜 vs WSOPCチャンピオン・ALCORN。
ALCORNがA2オフスートでオールインすると、岡本さんは99でコール。


岡本詩菜さんが2年連続の優勝を決めました
優勝直後、ポーカー界の“中心”に
優勝直後、世界中の視線が岡本詩菜さんに注がれました。
テーブルには、史上最多WSOPブレスレット保持者であるフィル・ヘルミュースが姿を現し、勝者へ直接の祝意。

さらにX(旧Twitter)では、世界的キャッシュゲームプレイヤーGarrett Adelstein(ギャレット)も反応。
岡本さんの「I defended.」の投稿に対し、こんなコメントを寄せました。
“Such a boss tweet—and performance (again)”
(最高の投稿、そして最高のプレー。再び。)
この快挙には、日本のトッププロたちも反応。
世界のヨコサワ(@MasatoYokosawa)は、こう記しました:
「マジでポーカーの歴史に名を残す快挙
どうやっても塗り替えられることなさそう。
すごすぎ。おめでとうございます。怖い。」

SNSのタイムラインは岡本詩菜さん一色に。国境も言語も越えて、彼女の連覇は“世界中の誇り”となりました。
JOPTから世界へ──未来をつなぐブレスレット
岡本詩菜さんは、日本最大級のポーカートーナメント「JOPT(Japan Open Poker Tour)」の公式パートナーとしても活動中。
国内プレイヤーに寄り添いながら、ポーカーの魅力や健全なプレイの発信を続ける姿は、次世代のロールモデルとして多くの支持を集めています。そして、そんなJOPTから世界へ挑戦する道は、すでに開かれています。

7月にはJOPT Tokyoの開催が予定されており、岡本さんもきっと来場されるはず。
JOPTをきっかけにプロ契約を獲得し、WSOPの舞台を目指す。そんなストーリーが、これからの日本にもどんどん生まれていくはずです。この快挙が、あなた自身の「第一章」になるかもしれません。
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