【メイン優勝:TAKUYAさん】MASTERS S-1 2025─”静寂”と”緊張”が走る空間

メイン総額2,000万、参加費30万のハイローラーなどを誇るMASTERS S-1 2025が大盛況で閉幕しました。

“日本からWSOPメインイベントのファイナリストへ”をコンセプトとして掲げており、メインはDay3からブラインドが長くなったりWSOP新競技のT.O.R.S.E.開催など、唯一の特徴が詰まっています。

WSOPを想定しているため会場にBGMはなくMCも最小限となっており、“静寂”と”緊張”が走る洗練された空間となっていました。

メイン1,250エントリーを制したのはTAKUYAさん

1,250エントリーを記録したメインイベントを制したのはTAKUYAさんでした。

Day3からはブラインドが10分伸びて50分ブラインドになるWSOPメインのようなストラクチャーでファイナルテーブルが進行しました。

ヘッズアップの様子を少しだけご紹介します。

ほぼ同スタックで迎えたヘッズアップ

2人のスタック差が1BB未満という珍しい展開でヘッズアップに突入しました。

ブラインドは50万/100万、スタックは3,180万点(31.8BB)対3,140万点(31.4BB)。優勝確率はまさに50:50

果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか。

運命を分けたターンオールイン

Hyatt8810さんのスタックが42m、TAKUYAさんのスタックが21mのときに大きく展開は動きました。

Hyatt8810さんがリンプ、TAKUYAさんがチェックするとフロップでなんと2ポケセットvsフラッシュというビッグハンド同士のぶつかり合いに。

フロップ、ターンの打ち合いでオールインに発展。Hyatt8810さんはフルハウスを引き返せるか…?

フルハウスを引けず、TAKUYAさんがダブルアップしチップ量を逆転しました。

“確信”に変わった最終ハンド

Hyatt8810さんがAQoで3betしTAKUYAさんはコール、するとなんとフロップで7のトリップスが完成。

ターンで状況は変わらずAQoはドローイングデッド。ダブルバレルオールインにコールしハンドを開けると、優勝を”確信”する勝率100%。

会場内では仲間の歓声が沸き起こり、全員で優勝の喜びを分かち合っていました

その後のインタビューでは、「次はWSOP」と語っていたTAKUYAさん。

MASTERSのコンセプトである“日本からWSOPメインイベントのファイナリストへ”が実現するのか楽しみですね!

超人気俳優”本郷奏多”さんがTag Teamに参戦!

映画”キングダム”などにも出演する人気俳優の本郷奏多さんが、俳優の平田雄也さんとTag Teamに参戦しました。

本郷奏多さんは台湾で開催されたポーカー大会で優勝した経験があり、今まで合計約750万円を獲得している紛れもない実力者

周りのプレイヤーと楽しく話しながらもTag Teamで161エントリー中5位に入賞するなど、ポーカースキルの高さを見せつけました!

【参加費30万】Spark High Roller優勝:将軍さん

参加費30万円─Masters最高額のハイローラーを制したのは将軍さんでした。

高額な参加費にも関わらず82エントリーを記録。日本で最もハイレベルな地”六本木”で名を馳せる実力者が集まりました。

夢だったHigh-Rollerでの優勝😭
朝方にも関わらず、こんなに沢山の仲間達が集まってくれてポーカー人生で最高の1日になりました!
ポーカーに出逢えて幸せだ♠️

優勝写真にはたくさんの方が一緒に写るなど、将軍さんがポーカーを通じて仲間に出会い愛されてきたのだと想像するに容易いです。

プライズよりも価値のあるプライスレスな仲間。ポーカーの魅力を表す素敵なワンシーンですね。

【WSOP新競技】T.O.R.S.E.優勝:てるなさん

WSOPで採用された新競技T.O.R.S.E.を優勝したのは女性プレイヤーのてるなさんでした。

てるなさんは多数のアイドルを抱えるDRAMATICAL RECORDSの代表。

“ポーカーと経営は共通点が多い”と言われるなど、やはりポーカー大会で優勝される方で経営者が多く見受けられます。

その後のインタビューでは「MIXで優勝したかったので最高です!」と、映像からでも喜びが伝わる様子でした。

最近ますます注目が高まってきているMIXゲーム、あなたも足を踏み入れてはいかがですか?

【JOPT代表の貫禄】Friday High-Roller優勝:タートルさん

JOPTの代表を務めるタートルさんがFriday High-Rollerで優勝しました。

タートルさんはJOPTや戦国ポーカーツアーなど数々の大会でタイトルを獲得しており、今回の大会でも他のプレイヤーを圧倒しました。

インタビューでは、MASTERSは演出やMCが抑えられていることでポーカーに集中できる、「ポーカーを本気で楽しめる環境が、ここにはある」と語っていました。

“いかに派手な演出をするかというトレンド”の逆を行くMASTERSが人気な理由はやはりWSOPを想定した空間づくりなのかもしれません。

【初冠の女王】Ladies優勝:菊池瑠々さん

女性限定のトーナメントLadiesを制したのは菊池瑠々さんでした。

「初めての優勝だったのでめちゃめちゃ嬉しいです」と、副賞の花束を片手に笑顔で語っていました。

Ladiesではドリンクチケットをスタッフに渡すとドリンクを持ってきてもらえたり、希望者にストローを渡すなどホスピタリティが溢れていました。

JOPT開催まであと11日!

MASTERS S-1は1年に1回の開催なので、次回は2026年の3,4月ごろでしょう。

ハイローラーの新設、WSOP新競技のT.O.R.S.E.開催など毎年新たな試みにチャレンジしているMASTERS S-1。

来年はどのような大会になるのでしょうか、楽しみにして来年を待ちましょう!

そしていよいよ、アジア最高峰のポーカー大会JOPTが迫ってきましたよ…!

■JOPT 2025 Grand Final

開催日時:4/25~5/6
大会会場:ベルサール高田馬場
メイン総額:1億円

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この記事を書いた人

世界のヨコサワのROOTSでポーカーを始める。ポーカー歴約4年、週4日以上は都内のアミューズメントポーカー店舗に行くほどのポーカー狂。ROOTSでポーカーの楽しさを知りJOPTなどの大会に参加してポーカーの世界の広さを知り、海外にも挑戦するようになる。海外大会で優勝し200万円ほどの賞金獲得経験あり。

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