トム・ドワンとは?50ドルからハイステークスへ駆け上がった海外ポーカープロを紹介!

海外の有名ポーカープレイヤーを語る上で、トム・ドワン(Tom Dwan)は代表的な存在の一人です。
durrrr」という愛称でハイステークスシーンを席巻し、テレビポーカーやキャッシュゲームで結果を残してきました。

アグレッシブなプレイスタイルと大型ポットでの駆け引きから、世界中のポーカーファンに注目されるプレイヤーです。

WSOP公式プロフィール、The Hendon Mob、PokerNews、本人SNSをもとに、2026年5月時点の情報を紹介しています。

この記事では、ドワンの基本プロフィールやプレイスタイル、配信番組での活躍、そして押さえておきたい代表的なエピソードを紹介します。

目次

トム・ドワンとは?
基本プロフィール紹介

テーブルでプレイするトム・ドワン
PokerNewsプロフィールに掲載されたトム・ドワン
画像:PokerNews

プロフィール

ドワンは、アメリカ・ニュージャージー州出身のプロポーカープレイヤーです。
若くして頭角を現し、その後もハイステークスキャッシュゲームを中心に活躍しています。

愛称のdurrrrは、友人間でふざけた時に使っていた音に由来するとされています。
対戦相手をティルトさせる狙いもあったとされ、ポーカーファンの間でも広く知られる名前です。

名前Tom Dwan
(トム・ドワン)
本名Thomas Dwan Jr.
出身アメリカ・ニュージャージー州エジソン
生年月日1986年7月30日(39歳)
愛称durrrr

ポーカー実績

主なポーカー実績や通算獲得賞金などを表にまとめました。
ドワンの主戦場はキャッシュゲームであるため、以下のライブトーナメント賞金はドワンの戦績の一部に過ぎない点に留意が必要です。

主な実績Triton Pokerタイトル2回
WSOP Event #11 2位(2010年)
獲得賞金ライブ通算 約11億円
WSOP通算 約1.3億円
主な
プレイ領域
ハイステークスキャッシュゲーム
ハイローラートーナメント
ライブ配信ゲーム
参照:The Hendon Mob / PokerNewsプロフィール

WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)のブレスレット獲得経験はありませんが、2010年のWSOP「#11 $1,500 No-Limit Hold’em」では2位に入っています。
近年はTriton Pokerなどのハイローラー大会やショートデックのイベントでも結果を残しています。

主な戦績はこちら
大会・シリーズ成績獲得賞金
2007WPT World Poker Finals4位約5000万円
2010WSOP Event #11 NLH2位約6000万円
2019Triton London £250K
Short Deck
8位約1.2億円
2022Triton Madrid €25K PLO1位約5000万円
2022Triton Madrid €30K
Short Deck
1位約5000万円
参照:The Hendon Mob

トム・ドワンが有名になった経緯

ドワンの名が広く知られるようになったのは、10代から始めたオンラインポーカーで高額卓へ駆け上がり、トッププロたちと対戦したことが大きな理由です。
「durrrr」のアカウント名で、オンライン全盛期のハイステークスシーンを象徴するプレイヤーの一人として語られています。

その後、2000年代のポーカーブーム期に「High Stakes Poker」や「Poker After Dark」といったテレビ番組に出演。
他のベテランプロを相手に仕掛けるアグレッシブなプレイや大型ブラフは、一般のポーカーファンにも強烈なインパクトを与えました。

ドワンの経歴を時系列で見る
17歳頃父親からもらった50ドルをオンラインポーカーに入金しプレイを開始
2007年WPT World Poker Finalsで4位に入りライブトーナメントでも存在感を示す
2009年durrrr Challengeを開始しオンライン高額卓の象徴的存在として注目される
2010年WSOP Event #11で2位に入り約6000万円を獲得
2019年Triton Pokerアンバサダーに就任しショートデックやハイローラー領域での存在感を強める
2022年Triton MadridでPLOとショートデックの2タイトルを獲得
2023年Hustler Casino Liveで約4.8億円の大型ポットを獲得
2024年GTO Wizard Lounge東京グランドオープニングに参加し日本のポーカーシーンでも話題になる

プレイスタイルと得意種目

ACR Pokerアンバサダーとして紹介されたトム・ドワン
ACR Pokerアンバサダーとして紹介されたトム・ドワン
画像:CardPlayer

ドワンのプレイスタイルは非常にアグレッシブで、相手に強いプレッシャーをかける点が特徴です。
オンラインで培った計算力と、相手のハンドレンジを正確に読み切ってブラフを仕掛ける能力が高く評価されています。

NLHだけでなく、ポットリミットオマハ(PLO)やショートデックなど、アクションが大きくなりやすい種目を得意としています。

また、ドワンはマカオやアジアの富豪・ビジネスマンが集まる高額プライベートゲームでもプレイしてきました。
Hustler Casino Liveでの約4.8億円ポットのように、高額卓で大きな判断を迫られる場面こそドワンらしさが出るポイントです。

主戦場超高額キャッシュゲーム
ハイローラートーナメント
ライブ配信ゲーム
得意種目NLH
PLO
ショートデック
スタイル超アグレッシブ
レンジを読んだ大型ブラフ
テレビ
ポーカー
High Stakes Poker
Hustler Casino Live
観戦ポイントプレッシャーのかかる場面での決断
大型ポットでの心理戦

マカオ高額卓で語られる存在

2010年前後のドワンは、マカオの高額キャッシュゲームでも名前が挙がっていました。
Poker King Clubで 1万/2万 香港ドル や 3万/6万 香港ドル 規模のゲームをプレイしていました。

同じ時期のマカオには、フィル・アイビー(Phil Ivey)、パトリック・アントニウス(Patrik Antonius)、アンドリュー・ロブル(Andrew Robl)らも集まっていました。

2026年WSOPと配信で
注目したいポイント

Triton Madridで優勝したトム・ドワン
Triton Madridで優勝したトム・ドワン
画像:Triton Poker

ドワンは、2026年5月時点でWSOPブレスレットをまだ獲得していません。
その一方で、Triton Pokerやハイステークス配信では現在も強い存在感を残しています。

Hustler Casino Liveでの大型ポット

ドワンは、ロサンゼルスで行われている人気配信番組「Hustler Casino Live」に出演し、話題を集めました。
2023年には、ウェスリー(Wesley)を相手に約4.8億円という記録的なポットを獲得し、ライブ配信ポーカー史上でも最大級のハンドとして記録されています。

番組名Hustler Casino Live
注目場面Wesley相手の約4.8億円ポット獲得
参照:PokerNews
Hustler Casino Liveの
該当ハンド動画はこちら
ドワンがWesley相手に約4.8億円ポットを獲得したハンド
動画:Hustler Casino Live公式YouTube

配信番組で追えるドワンの発信

超高額バイインのトーナメントやキャッシュゲーム配信で、世界のトッププロやビジネスマンと対戦する姿は、ドワンを追う上で重要なポイントです。

ドワンは「High Stakes Poker」の近年のシーズンにも出演しており、フィル・アイビー(Phil Ivey)やダニエル・ネグラヌ(Daniel Negreanu)らと同卓しています。

本人のSNS更新頻度は高くありませんが、PokerGOやHustler Casino Liveなどの公式チャンネル、ポーカーメディアの報道を通じて、その活躍を確認できます。

トム・ドワンを知るうえで
押さえておきたいポイント

durrrrとして知られるトム・ドワン
durrrrとして知られるトム・ドワン
画像:PokerNews

ここでは、ドワンを語る上で押さえておきたい代表的なエピソードを紹介します。

50ドル入金から高額卓へ

ドワンのキャリアの原点は、17歳で父親からもらった50ドルをオンラインポーカーに入金したこととされています。

そこから数年のうちにハイステークスのオンラインシーンに登場し、Full Tilt Pokerの高額ヘッズアップ卓でトッププロたちと対戦しました。
この急成長のストーリーから、オンラインポーカー全盛期の最強格として語り継がれています。

durrrr Challengeと
Daniel Catesとの長い因縁

ドワンは2009年、特定の条件で5万ハンドをヘッズアップで戦う「durrrr Challenge」という企画を始めました。
ダニエル・ケイツ(Daniel Cates)との対戦は、Black Fridayなどの影響もあって途中で停止し、未完のまま長年ポーカー界の話題となっていました。

Black Fridayとは?

Black Fridayは、2011年にアメリカ当局がオンラインポーカーサイトを摘発し、Full Tilt Pokerが閉鎖に追い込まれた事件です。
オンライン高額卓やdurrrr Challengeにも大きな影響を与えました。

しかし2025年には、GTO Wizardの動画企画で二人が対談し、長年の対立を和らげたことがPokerNewsなどで報じられました。

GTO Wizardの対談動画はこちら
Tom DwanとJunglemanがdurrrr Challengeを振り返るGTO Wizardの対談
動画:GTO Wizard公式YouTube

フィル・アイビーとの約1.7億円ポット

2009年に放送された「Full Tilt Poker Million Dollar Cash Game」において、ドワンはアイビーと対戦し、約1.7億円を超える巨大なポットを獲得しました。
このハンドは、テレビポーカー史上最大のポットとしてギネス世界記録のページでも紹介されています。

アイビーとはテレビ番組や高額キャッシュゲームで幾度と同卓しており、アイビーの有名な睨み「Ivey Glare(アイビー・グレア)」についてドワンが語ったエピソードもあります。

Ivey Glareに関する話題は、以下の記事でも確認できます。

日本のポーカーシーンとの関わり

GTO Wizard Lounge東京オープニングに参加したトム・ドワン
GTO Wizard Lounge東京オープニングに参加したトム・ドワン
画像:GTO Wizard Blog

ドワンと日本の接点として押さえておきたいのが、2024年のGTO Wizard Lounge東京グランドオープニングへの出席です。

東京・赤坂で行われたこのイベントにゲストとして来日し、日本のポーカーファンを沸かせました。
また、世界のヨコサワ(横澤真人)も、海外メディアのインタビューでドワンやアイビーらとプレイした経験について語っています。

来日イベントGTO Wizard Lounge東京
グランドオープニング
開催時期2024年
世界の
ヨコサワ
海外インタビューで同卓経験に言及
参照:GTO Wizard Blog / Poker.org

まとめ

WSOPプレイするトムドワン
Triton Pokerでプレイするトム・ドワン 画像:PokerNews

ドワンは「durrrr」として名を馳せ、ハイステークスシーンを象徴する代表的なプレイヤーの一人です。

一方で、2026年5月時点でもWSOPブレスレットはまだ獲得していません
したがって、2026年WSOPでは、ドワンがトーナメントの舞台でどこまで存在感を見せるのかが注目点になります。

本人の発信を追う成績・実績を確認する
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PokerNews記事は
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この記事を書いた人

"ポーカープレイヤー兼ディーラー。
ライブトーナメントやアミューズメントポーカーの現場経験をもとに、初心者向けのルール解説、大会情報、店舗紹介、プレイヤー目線の戦略記事などを担当しています。
プレイヤーとしての視点だけでなく、ディーラーとしてテーブルを見てきた経験も活かし、ポーカーをこれから始める人にも分かりやすい記事作りを意識しています。"

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