JOPT 2023 Tokyoも終了し、次のメインイベント1億円の2大イベントへ闘志を燃やしているポーカープレーヤーの皆様のために、気になる2大イベントJOPTとWPTについて徹底比較してみました!
是非今後のサテライトやDay1に向けてご活用ください!
メインイベント徹底比較!!
それぞれの項目についてまとめてみました!
概要 | WPT | JOPT |
---|---|---|
公式ページ | https://wptevent.jp/ | https://japanopenpoker.com/ |
賞金総額 | 1億円 | 1億円 |
大会日程 | 2023/11/23-26 | 2024/01/04-08 |
場所 | 東京新宿三角広場 | 東京新宿三角広場 |
スポンサー | 不明(明記・公表なし) | GGPoker |
ポーカーサイト | WPTGlobal参加者全員義務付け(用途不明) | エントリーにgameid登録が必要 |
メイン参加条件 | サテライトを通過した者のみ ①オンライン 参加チケット1枚でオンラインDay1に参加可能。 アドオンなし。 ②・オンラインで獲得したチケット1枚 →20,000点の初期スタック ・お店で獲得したチケット →2枚で1権利分20,000点 アドオンあり 4枚なら→35,000点、6枚なら→50,000点(最大) オンラインチケットと店舗チケットの併用はできない。 | ダイレクトバイイン(DBI)あり! ①オンラインDBIは$550 JOPTチケット3枚を使っての参加も可能 ②ライブDBIは10万円 JOPTチケット3枚を使っての参加も可能 オンライン・ライブ共にアドオンは無し!リエントリーは各3回まで可能 |
メインDay1開催日程 | ①オンライン 10/15,10/22,11/12,11/19 ②三角広場でのライブDay1 11/23,24 ③各アミューズスポットでのDay1も随時開催 | ①オンライン 12月各土曜日開催 ②三角広場でのライブDay1 1/5,6に計3回開催 ③地方Day1 12/9,17 大阪 |
Day 1通過 | 上位15% | 通過はDay1終了まで生き残ること |
賞金振り分け | 優勝3,000万円、2位1,500万円、3位750万円、 …9位100万円…100位10万円 | 未発表 |
詳しく項目ごとに見ていきましょう!
JOPTはダイレクトバイインの開始!アドオンの廃止!
JOPTは1月開催からついに参加費を直接払えば権利がなくても参加できるダイレクトバイイン(DBI)をスタート!サテライトにいって権利を集める時間がない方や、近くのスポットで予選を行っていないなどの事情があっても誰でも参加できるようになりました!
また、アドオンの廃止で全員が5万点というディープスタックをもち平等な条件でポーカーで戦える環境に変わります!これは多くのプレーヤーに好意的に受け止められそうですね!
気になるダイレクトバイイン額はおいくら?
ライブ10万円・オンライン$550です。
プライズを考えるとこの金額設定はかなり良心的ではないでしょうか?
また、私としては忙しい時期が重なってJOPTの権利が獲得できず、メインイベントに参加できなかった過去があるのでダイレクトバイインが採用されたのは非常にありがたいです。
もちろん余裕のある時には店舗のサテライトに参加してポーカーを楽しみたいですが、大会が近いのに権利が無いと楽しむ心より焦る心が勝っちゃいますよね(笑)
また、チケットで参加する場合は、ライブDay1・オンラインDay1どちらもチケット3枚で参加可能となっており、システムのわかりやすさはJOPTのほうが良心的ですね。
またJOPTの場合は余ったチケットをサイドイベントに使う以外にも、次回に取っておくこともできる(有効期間は取得から1年)のでチケットの取り方にも迷うことが少ないでしょう。
ポーカーアプリを必須としているWPT
WPT Tokyoはポーカーアプリ WPT Globalのインストールを必須としています。
WPT Globalはごく最近日本でも利用者が増え始めたアプリで、「勝ちやすい」などと話題になったこともありましたが、だんだんそのようなトピックも下火になってきました。
オンカジの常習賭博罪で逮捕者が出たニュースなど、オンラインを敬遠している人も少ない中で、ポーカーアプリのインストールを必須としているところに反発する声も少なくありません。
また、賞金は銀行振込で行われるとのことで、「では何のためのアプリの強制なのか?」という疑問も上がっています。
オンラインポーカーはインストールするだけでは罪にはなりませんが、それでも抵抗があるという方は、この点を前もって注意しておきましょう。
WPT はDay1システムが複雑なので注意!
上記の比較表にもある通り、WPTは、オンラインで獲得したチケットと、ライブで獲得したチケットを併用することはできません。チケットをどのように獲得するかしっかり予定を立てたうえでその通りに獲得できないと無駄になるチケットが生まれてしまうリスクがあります。
WPTのアミューズで獲れるチケットは2枚で1権利
ここで注意はアミューズで獲得したチケット1枚だけではメインイベントに参加できない、ということです。
チケット2枚→20,000点、4枚→35,000点、6枚→50,000点
と、メインイベントでは偶数枚ずつしか使えません。
三角広場で行われる2回のDay1にフルスタックでそれぞれ1回づつ参加したい場合はチケットが12枚必要となります。かなりの回数サテライトに参加しなければならないと考えるとオンラインでチケットを獲得していたっ方がよいと思います。
どちらにせよ、WPT情報解禁が遅くサテライト期間が短いのが非常に残念に思えます。
年明けのJOPTに標準を合わせて、余裕をもって権利を集め始める方が現実的かなと思っています。
他にも気になる点が…
世界三大タイトル?
WPTといえばWSOPやEPTにならぶ世界三大タイトルのひとつといわれています。
ただし、この対象となるのはWPTはメインツアーのメインイベント優勝者のみです。
2022年までWPT TokyoはWPT Special Event として開催されていました。公式の大会ではあるがメインツアーではないといった立ち位置で開催され、WPT Tokyoは世界三大タイトル対象外でした。
運営が変わった今年、WPT Tokyo 2023 はWPTの公式ホームページのイベント案内のどこにも掲載されていないようです。つまりWPTのブランドは借りているがWPT公式大会と言えるかは疑問といった状態のようです。
大きな大会に出る時には、賞金ももちろん楽しみの一つですが、そこで得られる名誉もまた、プライズ以上に期待できるものです。
ただ、公式ページにも大会自体が載ってないとなると、公式に記録が残ることもないかもしれません。
なぜかスポンサーを明かさないWPT
賞金が出る場合、そのスポンサーがどこなのかは皆さん気になるところだと思いますが、WPTは頑なにそれを明かそうとしません。法的に問題はないのか、などの声もX(旧Twitter)では度々話題に上がっています。
JOPTの賞金ストラクチャーはどうなる?
WPTは優勝3,000万と超トップヘビーな賞金を発表し話題になりました。
こちらは税金を納める必要があるため、実質2,000万円ほどの優勝賞金と捉えられそうです。
9位で100万円と、ファイナルテーブル進出者の中でも1位と9位では2,900万円も差がついてしまう賞金配分になっています。
JOPTの賞金ストラクチャは未発表ですが、直近2回の開催では、【FTメンバーには賞金を大きく・傾斜はなだらかに】なるように組まれていたのが印象的です。
そのことを踏まえると同じ賞金総額1億円でも、かなり両者個性の出る作りになると予想されます。
まとめ
いかがでしたか。賞金総額1億円のメインイベントが国内で開催されるのは日本のポーカー史はじめてのことであり、業界の成熟度やポーカー人気を直に体感できるイベントになりそうで、WPTもJOPTもどちらも楽しみですね!
私としてはアドオンの無いシステムを採用したJOPTの方が、必要チケット枚数などや通過率を考えても狙い目のトーナメントになるかと思います。
皆さんご自身のお時間がある時期に是非店舗サテライトで権利獲得をして会場でお会いしましょう!
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