【ポーカー大会で不正】現行犯で取り押さえられ退場に

1/10~13に福岡・博多で開催されていたFUKUOKA SUPER TOURNAMENTで不正を行ったプレイヤーが現れ、その場で取り押さえられ退場となったようです。

不正が発覚したことでポーカー界隈のTwitterで話題となりました。

一体何が起きたのか、現場に居合わせた方に取材して詳細を伺いました。

目次

不正発覚からその後の流れ

現場に居合わせた方によると、下記のような流れだったようです。

  • 同卓プレイヤーが袖の中に隠しているトランプ”A”に気がつき手を押さえる。
  • その際不正プレイヤーが暴れ、”ドン”と大きな音がなる。
  • フロアが呼ばれテーブルストップ。間もなくして通常スケジュール通りのブレイクに入る。
  • 責任者等も集まりテーブルで審議。「カメラチェックも行う」等も言っていた様子。
  • しばらくして当該不正プレイヤーは退場

その後運営から「不正があったこと」「当該プレイヤーは既に離席したこと」「保有チップはチップ放棄として画面表示」としたことの会場アナウンスがあったようです。

どう裁定されたかまでは不明ですが、まさかこのような不正を行う人が現れるとは驚きです。

不正以前には同イベントで既に2回入賞も

不正を行ったプレイヤーは不正発覚の前日までに2回入賞したようですが、不正を行っていた可能性もゼロではないでしょう。

この2回の入賞がどのような裁定をされるかは不明です。2回分の入賞は有効となるのか無効となるのか、無効になった場合繰り上げはあるのかは気になるところでしょう。

同卓した方から寄せられた情報

不正したプレイヤーと同卓した複数の方から多くの情報が寄せられたのでまとめます。

  • プレイから30分ほど経ったタイミングで「足の半月板が悪いため広く使える9番シートがいい」と言い、元々の7番シートから9番シートに移動した。テーブル上に財布も置いていたので、死角を作っていたのだと思う。
  • 同卓した2時間にショーされたハンドだけで「AAが2回、KKが2回、QQが1回、AKが3回」入っていた
  • 「俺今日運が良すぎ、死ぬのかな」という発言があった
  • 飲酒してて机に突っ伏してたときもあった。袖を隠すためだったのでは?

どのように不正したのか?

袖に”A”を仕込んでいたようですが、そもそもどうやって”A”を仕込んだのでしょうか?

同じデックを入手することは難しいですし、もし入手できたとしても全く同一スートのカードが出る(例:スペードのAが2枚デックに入る)ため、早いタイミングでバレてしまうでしょう。

あくまで推測ですが、「自分にA2oなどが配られた際にAを袖に仕込んで2だけをフォールドし、以降A5oなどが配られた際5を袖に仕込んでAAにする」としたのではないかと筆者は推測します。

そして袖に入れた5は後で弱いハンドがきた際に3枚まとめてフォールドしたのでしょう。これだと同じスートのカードは出ませんからね。

しかし不正するリスクは非常に大きい

ですが今回不正が発覚して退場となったように、不正するリスクは圧倒的に大きいです。

  • “不正をした人”と認識される
  • 今後国内全ての大会で出禁
  • 結果的にポーカーを辞めざるを得ない

などのリスクがありますし、何より「不正してポーカーで勝つことはとにかくダサい」です。

ポーカープレイヤーであれば短期的な目線(不正による勝利)ではなく、長期的な目線(最強プレイヤーとなって勝利する)で見ましょう。

FUKUOKA SUPER TOURNAMENTとは?

FUKUOKA SUPER TOURNAMENT(FST)とは、福岡・博多で開催する大型大会。2024年8月に第一回が開催され、1/10~13の開催が二回目となった。

日本初のエントリーキャップ制(1トナメの合計エントリー数上限)を導入したり、今回のメインイベントは合計696エントリーに上るなど、福岡のポーカーを盛り上げている。

サイドイベントもエントリー数が多く人気のイベントなので、九州近辺に在住の方はぜひチェックください!

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この記事を書いた人

ポーカー歴6年、週3日以上は都内のアミューズメントポーカー店舗に行くほどのポーカー狂。JOPTなどの大会にはほとんど参加しており、海外大会でも優勝し200万円ほどの賞金獲得経験あり。

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