1/10~13に福岡・博多で開催されていたFUKUOKA SUPER TOURNAMENTで不正を行ったプレイヤーが現れ、その場で取り押さえられ退場となったようです。
大型大会でポーカーの不正(すり替え)の現行犯逮捕なんて初めてなのでは!!???
— くりくり (@kurikuri27_27) January 12, 2025
袖にトランプ仕込むのはやばすぎww
— りょうちゃん (@gucci_ryoooo) January 12, 2025
そのリスク犯すオッズ計算できてない。
ポーカーの大会でイカサマがあったの?😳
— 全賭りょう@ポーカー系VTuber (@RyoAllin) January 12, 2025
袖にトランプ隠しててすり替えたとか??😳
悪い人が居るもんだわねぇ😳
不正が発覚したことでポーカー界隈のTwitterで話題となりました。
一体何が起きたのか、現場に居合わせた方に取材して詳細を伺いました。
不正発覚からその後の流れ
現場に居合わせた方によると、下記のような流れだったようです。
- 同卓プレイヤーが袖の中に隠しているトランプ”A”に気がつき手を押さえる。
- その際不正プレイヤーが暴れ、”ドン”と大きな音がなる。
- フロアが呼ばれテーブルストップ。間もなくして通常スケジュール通りのブレイクに入る。
- 責任者等も集まりテーブルで審議。「カメラチェックも行う」等も言っていた様子。
- しばらくして当該不正プレイヤーは退場
その後運営から「不正があったこと」「当該プレイヤーは既に離席したこと」「保有チップはチップ放棄として画面表示」としたことの会場アナウンスがあったようです。
どう裁定されたかまでは不明ですが、まさかこのような不正を行う人が現れるとは驚きです。
不正以前には同イベントで既に2回入賞も
不正を行ったプレイヤーは不正発覚の前日までに2回入賞したようですが、不正を行っていた可能性もゼロではないでしょう。
この2回の入賞がどのような裁定をされるかは不明です。2回分の入賞は有効となるのか無効となるのか、無効になった場合繰り上げはあるのかは気になるところでしょう。
同卓した方から寄せられた情報
不正したプレイヤーと同卓した複数の方から多くの情報が寄せられたのでまとめます。
- プレイから30分ほど経ったタイミングで「足の半月板が悪いため広く使える9番シートがいい」と言い、元々の7番シートから9番シートに移動した。テーブル上に財布も置いていたので、死角を作っていたのだと思う。
- 同卓した2時間にショーされたハンドだけで「AAが2回、KKが2回、QQが1回、AKが3回」入っていた
- 「俺今日運が良すぎ、死ぬのかな」という発言があった
- 飲酒してて机に突っ伏してたときもあった。袖を隠すためだったのでは?
どのように不正したのか?
袖に”A”を仕込んでいたようですが、そもそもどうやって”A”を仕込んだのでしょうか?
同じデックを入手することは難しいですし、もし入手できたとしても全く同一スートのカードが出る(例:スペードのAが2枚デックに入る)ため、早いタイミングでバレてしまうでしょう。
あくまで推測ですが、「自分にA2oなどが配られた際にAを袖に仕込んで2だけをフォールドし、以降A5oなどが配られた際5を袖に仕込んでAAにする」としたのではないかと筆者は推測します。
そして袖に入れた5は後で弱いハンドがきた際に3枚まとめてフォールドしたのでしょう。これだと同じスートのカードは出ませんからね。
しかし不正するリスクは非常に大きい
ですが今回不正が発覚して退場となったように、不正するリスクは圧倒的に大きいです。
- “不正をした人”と認識される
- 今後国内全ての大会で出禁
- 結果的にポーカーを辞めざるを得ない
などのリスクがありますし、何より「不正してポーカーで勝つことはとにかくダサい」です。
ポーカープレイヤーであれば短期的な目線(不正による勝利)ではなく、長期的な目線(最強プレイヤーとなって勝利する)で見ましょう。
FUKUOKA SUPER TOURNAMENTとは?
FUKUOKA SUPER TOURNAMENT(FST)とは、福岡・博多で開催する大型大会。2024年8月に第一回が開催され、1/10~13の開催が二回目となった。
日本初のエントリーキャップ制(1トナメの合計エントリー数上限)を導入したり、今回のメインイベントは合計696エントリーに上るなど、福岡のポーカーを盛り上げている。
サイドイベントもエントリー数が多く人気のイベントなので、九州近辺に在住の方はぜひチェックください!
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