ポーカーYouTuberであり、人気を誇るりゅうたろうさんが、WSOPのNine Game Mixトーナメントで優勝しました!
WSOPでは、優勝者に記念のブレスレットが贈呈されます。これまでに、以下の6人がこのブレスレットを手に入れています。
・木原直哉さん
・中井孝浩さん
・池内一樹さん
・石川翔麻さん
・岡村元義さん
・Shota Nakanishiさん
堂々の日本人7人目のブレスレットホルダーに輝いたのは、りゅうたろうさんです!
りゅうたろうさんとは
りゅうたろうさんは京都大学中、ポーカーYouTuberとして活躍しはじめました。現在チャンネル登録者は16,000人を超えています。
りゅうたろうさんは大学在籍中の2021年にGGポーカーで開催された WSOPC の リングイベント PLOSSUS にて、優勝され、記念リングを獲得しました。
彼の優勝過程は、りゅうたろうさん自身のYouTubeチャンネルで生配信され、多くのポーカーファンを魅了しました。
今年の春、大学を卒業したばかりの22歳。リング獲得からたった2年で快挙を成し遂げました!
Nine Game Mixとは?
1. No Limit Hold’em
2. Seven Card Stud
3. Omaha Hi-Lo 8 or Better
4. Razz
5. Pot-Limit Omaha
6. Limit Hold’em
7. No-Limit 2-7 Lowball Draw
8. Seven Card Stud Hi-Lo 8 or Better
9. 2-7 Lowball Triple Draw
の9種競技です。
お馴染みのホールデムや、りゅうたろうさんがWSOPCで優勝したオマハの他、ドロー系ゲームも盛りだくさん。
全てのゲームの総合力を競うイベントといえます。
中村多聞さんと共に最終Day3へ進出。
Event #36: $3,000 Nine Game Mixは、361エントリーで行われました。
最終日となるDay3に進出したのは22名で残り3テーブルという状態からスタートしました。
ブレスレットホルダーの Philip Long , Jean Gaspard, Justin Liberto, Allan Le といった強豪たちもDay3へ進出し、注目を集めていましたが、りゅうたろうさんは強豪たちの中どんどんチップを増やし、チップリードした状態でいよいよファイナルテーブルに進みます!中村多聞さんも彼とともにファイナルテーブルに進みました。
ファイナルテーブル進出時には、ブレスレットホルダーはショートスタックのJustin Libertoだけという展開となりました。これはブレスレットを手に入れる絶好のチャンスになりそうだと、期待が高まります。
ディナーブレーク中のりゅうたろうさんは自身のチャンネルで生配信しました。
配信からは緊張と興奮が伝わってきます。「めっちゃ楽しい。」、「2位はありえないんだ!」と、優勝を目指して高揚している様子です。
最後のブレスレットホルダーを倒したのは中村多聞さん
FT突入後すぐに多聞さんがJustin Libertoを撃破しました。
この時点で、ファイナルテーブルに残る7人中、日本の選手が2人残るという状況に、ブレスレット獲得の夢が現実味を帯び、ポーカーシーンは興奮に包まれました。
こちらのトーナメントはPokerGOによる配信がなく、りゅうたろうさんのチャンネルから生実況がおこなわれました。ハンドなどはわからないものの、応援に多くの視聴者が駆けつけました。
残り4人、多聞さんがチップを大きく減らす
残り4人になり、りゅうたろうさんと多聞さんが直接対決になりました。
リミットホールデム
BTN りゅうたろうさん. レイズ
SB. 多聞さん. コール
SBから多聞さんがフロップ/ターンとベットし、りゅうたろうさんがレイズを返し、多聞さんはわずか14万点をのこし、フォルドしました。
この時の4人のアベレージは300万点ほどですので、多聞さんはここで超ショートスタックになってしまいました。
ベストを尽くす!
超ショートになってしまった多聞さんですが諦めません。
リミットホールデムにて、
カードが配られる前に、”Quadruple up!“(4倍アップ!)と叫んだ多聞さんはKToでオールイン!
残る3人にコールされ、5TJ/Q/K
KとTの2ペアでまさに4倍アップ!90万点にまで回復します。
このあと最大で220万点まで回復し、快進撃をみせた多聞さんですが…
最後はりゅうたろうさんとRazzでぶつかり、4位終了となってしまいます。
🇯🇵中村多聞さん 4位入賞 $64,320獲得
残るはJason PedigoとWalter Chambers。
勢いをつけたりゅうたろうさんは多聞さんを飛ばしたすぐ後に
Jason Pedigo をとばし、このときチップは1,200万点までに膨らみます。
最後に残るWalter Chambersの所持チップは240万点で、りゅうたろうさんが圧倒的にチップをリードした状態でのヘッズアップは一瞬で決着がつきました。
最後のハンドはポットリミットオマハ
りゅうたろうさんがリングを獲得した種目でもあります。
プリフロップ
りゅうたろう AAK3 POT
Walter Chambers. KQT7スペード2枚 call
フロップ
9J3 スペード2枚
Walter Chambers. check/raise ALL-IN
りゅうたろう. bet/call
フロップは相手がオープンエンド&フラッシュドローでA,K,Q,Tとスペードがアウツというドローの中ではものすごく強い状態。
しかし、ターン/リバーは 5c/7hと、相手のドローは、ドローのままで終わり、りゅうたろうさんが優勝をきめました!!
🇯🇵りゅうたろうさん 優勝 $221,124+ゴールドブレスレット獲得!
喜びの声・みんなの反応
優勝後、ポーカーをやってて本当によかったと語ったりゅうたろうさんのツイートにはたくさんの反応が寄せられました。
人生で2度目の「俺が世界一やぁ!」(ぜひ動画をご覧ください。)
ヨコサワさんとひろきさんは、具体的な文章こそあげませんでしたが、絵文字でお祝い🎉
仲間からも祝われ最高の1日となりましたね!
Twitterはりゅうたろうさんを祝うコメントで大賑わい。
一時期トレンドには「りゅうたろう」「多聞さん」が並び、日本ポーカー史に残る1日になりました。
りゅうたろうさん、あらためておめでとうございます。
多聞さん、ナイスランです!
今後のトーナメントでの活躍にも期待してます!