酷すぎる。
— 四代目JSB,Y.N. (@Y_N_PP_47) February 3, 2025
ディーラーもプレイヤーも。
ディーラーも人間やし聞こえてなかったかもしれないけど働かせてもらってる意識を持ってゲームを進行しようよ。
そしてプレイヤーさんも正直に言おうよ。 pic.twitter.com/rFzbrwEVNO
2025/2/1、SHIBUYA POKER FESにて起きた1つのプレー動画が波紋を呼び、大きく炎上しました。
一体何があったのでしょうか?出来事を解説していきます。
出来事の流れ
- 3AKKKのボードのリバーで、プレイヤー①がオールイン
- プレイヤー②が「頼むよまじでコルコルコル、頼むよコルコルコル」と言いATを見せる
- プレイヤー①がKTを見せ、本来であればオールイン額含めプレイヤー①にポットが渡される
- しかし「コルコルコル」の声が小さかったのか、ディーラーが「プレイヤー②がコールと言わずにATを見せてるのでコール扱いにならない」と伝える
- フロア・TDが呼ばれ状況説明の後、「2人ともハンドを開いたままプレイヤー②のアクションとなる」と伝える
- プレイヤー②はフォールド
結果的に、プレイヤー②はリバーのオールインにコールと言った後にフォールドし、オールインにチップを払わずにこのハンドが終了となりました。
何が炎上する要因だったのか?
炎上する要因となったのは主に下記です。
炎上要因①
コールと言ったのに裁定の流れにつけ込みフォールドした
ディーラーが「コールと言っていない」と話していたとき、「コールと言いました」と一言伝えるだけで今回の件は何も起こらず収まりました。
ですがプレイヤー②目線、(コールって言ったけど勘違いしてくれてるから何も言わなければフォールドできるのでは?)という思いがあったのか、コールと言ったことは一度も伝えずにフォールドを成功させました。
炎上要因②
コールと言ったか聞かれた際に「ノーコメントで」と返答
フロアが呼ばれ、フロアから「本人は発声されたつもりだった?」と聞かれていますが、「ノーコメントで」と返答しています。
正直に話せる場面があったにも関わらず本当のことを話さなかったため、「それはマナーが悪すぎる」という理由で批判されています。
炎上要因③
該当プレイヤーは大会企画で生配信していたマサキング氏だった
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— SHIBUYA POKER FES (@shibuyapokerfes) January 27, 2025
📢 ポーカーYouTuber マサキング が参戦🔥🔥
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なんと… #SHIBUYAPOKERFES に マサキング (@masaki_poker) さんが登場!!
さらに、その様子を マサキングチャンネル にて
『72時間耐久生配信』 決定!!🔥🔥
👊 マサキングの激闘を見逃すな 👊
▼YouTubeチャンネルはこちら
🔗… pic.twitter.com/xp0CTWCvlj
コールした後にフォールドしたプレイヤーは、SHIBUYA POKER FES公式の企画である「72時間耐久生配信」を実施しているマサキング氏で、生配信中にこの事件が起きたのです。
チャンネル登録者数も約5万人と影響力があり、大会を盛り上げる側としても参加していて、生配信にコールと言った証拠が残るのにも関わらず今回のような一件を起こしたことが炎上要因となりました。
ATのプレイヤー以外の落ち度は?
大前提ATが最も罰せられるべきなのは当然として、居合わせた全ての方に落ち度、反省点があります。
自分がそれぞれの立場ならどうするべきか?を考えてお読みいただきたいです。
※本内容に批判の意図はありません
■KTの立場
反省点:アクションを明確に確認せずショーした
「コールと言っていたのでショーしました」等の発言がないことから、相手のコールを確認せずショーした可能性が高いです。
戒めのために強めの言葉で言うと、「紛らわしいアクションに確認も取らず自己判断で進めてしまった」ためにリバーで大きな損をしました。
コールの確認をすれば損を防げたのにコールをもらえなかったのは一部自分の落ち度です。“自分のため”にもアクションを明確化してから進めるのは非常に大切です。
■ディーラーの立場
反省点:聞き取りをせず主観で進めてしまった
「コールと言う前にショーした」と決めつけるのではなく、「ATの方これはコールですか?」「コールと聞こえた方はいますか?」など“客観的事実”の聞き取りをするべきでした。
ディーラーはあくまでゲームの進行を補助する立場です。例えばオールインのカウント要求してディーラーに5万と伝えられ、コールしたら実は15万だったとしても額の確認を怠ったプレイヤーの落ち度になるほどディーラーの進行に強制力はありません。
しかし主観で「コールと言う前にショーした」と決定づけてしまったがためにKT側に損をさせる結果となるため、たとえコールと聞こえなかったとしても”客観的事実”からゲーム進行することが大切です。
■フロアの立場
反省点:聞き取りをもっとすべきだった
もう少し“客観的事実”を聞き取りをするべきでした。
「本人は発声されたつもりだった?」と聞いて「ノーコメントで」と言われてるため、そこを深掘るか周りのプレイヤーに聞くことで正しい裁定に近づけたと思います。
■降りてるプレイヤーの立場
反省点:証言すべきだった
コールと聞こえた、もしくは聞こえた気がする方がいたのであれば証言するべきでした。
もちろん聞こえづらい環境だった可能性は高いですが、この証言が”客観的事実”の1つとなります。
今回の場合は正直落ち度は非常に低いですが、何か証言できることがあれば正しい裁定に近づけるために臆せず証言しましょう。
マナーを守ろう
つい1ヶ月前に起きた「袖にAを隠す」という事件は”明確なルール違反”でしたが、今回は”人としてのマナー”も問われる事件でした。
- コールと言ったのにコールと言ってない扱いになりフォールドできそう
- トーナメントスタート時に渡されたチップ額が多い
- 隣の人がレイズと言っていたのに聞き取られるコール扱いにされそうになってる
上記のように、自分の意図せず正しくないゲーム進行になった際は、正しく正直なことをしっかりと伝えましょう。
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